【合格体験記】ながら・通勤・スキマ時間の効率学習法で一発合格!Sakuさん

どうも、Tomatsuです。

さて本日の合格体験記第1弾はSakuさんです。 Sakuさんは子育てパパ世代ながらも「ながら」「通勤」「スキマ時間」をモットーに効率的な学習手法で合格を勝ち取られました。

「将来、生まれ故郷に戻った際に地元の発展に貢献できるようになっておきたい」、という診断士を目指した高い志には頭があがりません。

それでは、どうぞ!

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(0)受験生情報

HN:Saku・年齢:32歳

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

仕事も家事もこなしつつ、「ながら・通勤・隙間時間」で効率的に、1発合格を狙う

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

  • 30歳を過ぎたものの、衰退産業でその専門職(今の業界でしかほぼ通用しない専門スキル)に従事する自らの転職市場価値の低さに危機感や閉塞感を覚えたため
  • 直接的に目の前の人の役に立つ仕事に携わりたかったのと、就職活動時に迷っていたコンサル業への未練、興味があったため
  • 社内研修で受けたビジネススクールの「経営戦略」「マーケティング」講座で、これらにとても興味を惹かれたため。
  • いつか生まれ故郷に戻った時に、地元の繁栄に貢献できるような資格や実績を作っておきたかったため。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

  • 学習開始時の知識:書籍や研修で知った「経営戦略」「マーケティング」のフレームワークに加え、業務の関係で、生産管理や特許制度を少しだけ知っている程度。その他は全て知識無し。
  • 保有資格:無し
  • 得意科目:運営管理(技術職ゆえ、生産管理は理解しやすかったです)
  • 不得意科目:財務会計、経営法務

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

一次:通信(独学)、 二次:独学

①メリット

  • 自分や家庭の都合に応じて、勉強するタイミングを任意で決められること
    (我が家は共働きで、家事・育児はほぼ分担制でしたので、本資格に着手する段階で、「家事・育児に支障が無いように勉強時間は留意すること」を、妻と約束(ほぼ暗黙の了解?)しました)
  • 一次の動画講座は「ながら勉強」に最適で、効率的に知識をインプットできたこと。

②デメリット

  • 情報収集に手間がかかり、勉強法等で非効率な部分が生じること
  • 二次試験では自分の解答を見てくれる人がおらず、客観的な自己の修正点を見出せないこと
    (二次試験予備校の最大のメリットはここにあるのではと思っています、自分は来年再受験するとしたら、この点を補強する為に通信で予備校を利用しようと思ってました)
  • 二次試験では現在の受験生間での相対評価ができず、自分の立ち位置が分からず、とにかく不安なこと。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

① 学習開始時期と受験回数:2019年9月より開始、一次二次ともに1回

② 1次学習時間:800時間(内600時間程度が、「通勤時間」・「隙間時間」・「ながら時間」)

③ 2次学習時間:350時間(内150時間程度が、「通勤時間」・「隙間時間」・「ながら時間」)

(6)合格までの学習法

①1次:診断士ゼミナールのみ

  • インプット:子供(1歳児)の世話や家事をしながら「診断士ゼミナールの動画講座」を2倍速で複数回視聴。単純なインプットは、テキストをほとんど使わず、動画を用いて「ながら」のタイミングで行いました。理解が不十分な部分はWeb検索でまかないました。
  • アウトプット(問題集):通勤時間や机に向かえない30分未満の細切れの隙間時間は、TACのスピード問題集に取り組みました。解説もしっかり読み込みながら、全体を2周&間違えた問題は直前期含め3~5回は復習しました。(スピ門での勉強量(範囲)はやや過剰であったと自分でも思いましたが、確実に合格したかったので、安全圏の点数を取るつもりでやり込みました。)
  • アウトプット(過去問):しっかり1時間以上時間が取れるタイミングでは、過去問(診断士ゼミナールに付いてきた過去6年分)に本番形式で臨み、実戦感(タイムマネジメント含む)を養いました。復習はスピ門同様、通勤時や隙間時間に実施しました

②2次筆記

  • 単語帳アプリやEBA100字訓練メソッド(直前1か月のみ加入)を活用し、「ながら」のタイミングで二次筆記試験に必要な知識のインプットおよびアウトプットを繰り返しました。
  • 過去問演習は、基本的に1日1事例(初見問題は復習を手厚くしたので2日で1事例)とし、子供が寝た後の集中できて誰にも邪魔されない、まとまった時間(60~80分)で行いました。1次と違って2次はまとまった時間で過去問に取り組むプロセスが必須と考え、3か月は頑張る!という気概で、睡眠時間を削り時間を捻出しました。
    過去問は直近7年分程度を2回ずつ取り組みました(8、9年前の過去問はセルフ模試で1回実施)。
    復習は「ふぞろい10年データブック」を買ったもののほとんど使用せず、「ふぞろいな答案分析2~5」と「まとめシート流解法実況」を使用して、「何(キーワード)を書いたか」だけを確認するのではなく、「なぜ、そのキーワードを合格者は書いたか(自分は書けなかったか)」を、解説ページを読み込む事で、腹落ちするまで時間をかけても良いので何度も反芻することを意識しました。反省点はエクセルにまとめていき、反省シートとして隙間時間に何度も見直すとともに、試験当日のファイナルペーパーにもなりました。
  • 事例Ⅳは「30日特訓」、「事例Ⅳ全知全ノウ」、「TAC集中特訓計算問題集」を2周、間違った問題は3,4回取組み、回答プロセスの定着と知識の補充に努めました。リビングの机に常に事例Ⅳ問題集と電卓は置いておき、細切れ時間は事例Ⅳをひたすらやってました

③再現答案の作成有無

事例Ⅲ、Ⅳでぺースを崩したり、たくさんミスをして当日は激しく落胆したのと、単純な疲労感で数日は作る気になれませんでした。

とはいえ、各種予備校の無料採点サービスが気になった(少しでも希望を持ちたかった)のと、お世話になった「ふぞろい」に感謝を込めて投稿したいと思い、試験3日後に作成しました。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

<学習時・受験時のエピソード>

自分のキャリアや今の仕事への閉塞感に苛まれて資格取得を志したので、「絶対1発で合格する!」という気概で自らに強くプレッシャーをかけたのが結果的に良かったのだと思います(とはいえ、二次筆記の手応えは全然なく、「また1年間閉塞感に苛まれるのか、、、」と試験直後は精神状態がズタボロでした)。

正直、1次の勉強量はやや過剰だったと自覚していましたが、絶対に受かりたかったので、割り切って試験日まで全力で走り切りました(ギリギリ合格を狙うならスピ門は不要かなぁと思います。ただ、スピ門をやりこんだおかげで、1次試験は余裕をもって通過できました)。

2次は対照的に、どれだけやっても合格の確固たる自信は生まれてこなかったので(1年目の人は皆そうだと思いますが。。。)、とにかく必死に、睡眠時間を削りながらも、なんとか走り切りました。
(ただ、こちらもギリギリ合格を狙うならの事例Ⅳで複数の問題集は不要かなぁと思いますが、おかげで令和2年度の様な、初見論点多めの問題もうまく対応できた気がします)

<これから合格を目指す方へのアドバイス>

忙しい社会人にとって難関資格合格のポイントは時間の使い方だと思います。

そのためには、隙間時間や通勤時間をいかに無駄に過ごさずに、効率的に勉強時間に充てられるかが肝だと思います。

自分の体験記はあくまで一例ですが、仕事や家庭・育児で忙しい中でも「絶対合格したい!」方の参考になれば幸いです。

========ここまで========

いかがでしたでしょうか。

Sakuさんは子育てパパ世代というご自身でコントロールできる範囲が少ない難しい環境にも関わらず、奥様とうまく家事・育児を分担し、見事に合格を勝ち取られました。

しかも1,150時間中750時間もの勉強時間を「ながら」「通勤」「スキマ時間」で捻出された、とのことでその効率マシーンたるや半端ないですね(65%以上!!)。

「勉強時間が全く確保できない。。。」と悩まれている方は、ぜひSakuさんの合格体験記を参考に「ながら」「通勤」「スキマ時間」が可能な学習環境を整えてみてはいかがでしょうか。

改めましてSakuさん、合格おめでとうございます!ご寄稿どうもありがとうございました。

以上、Tomatsuでした。


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