女性診断士のリアル

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口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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事例Ⅵ(@大阪)
11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
※お申し込み受付は修了しました。

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どうも~、がんばるあなたの応援団☆かわともです!

 

先月、道場の女性メンバーだけで集まって「道場女子会」をやりました。

すっっっごく楽しかった!!

いつも少数派の女性診断士ばかりが集まっているのが単純に面白かったし、あるある系の話やぶっちゃけトークで盛り上がりました!

大人9人+お子さん3人の会でしたが、独立している人が3人で、企業内診断士が6人。企業に勤める傍ら個人事業主として活躍している人もいたりして、皆さん本当にアクティブ。

あわよくばブログネタにしようと臨みましたが、純粋に楽しんでしまった(というか、とてもブログに書けるような内容ではなかった。。)
楽しすぎて記憶が一部飛んでおります(汗)

 

ということで今回は、「女性と中小企業診断士」というテーマで書いてみたいと思います。

 

*   *   *   *

 

診断士は女性が圧倒的に少ない
中小企業診断士は圧倒的に男性が多い資格です。2次試験の申込者数・合格者数の男女別人数の推移はこちら。(以下、図はクリックすると拡大します)

直近H30年度の女性のシェアは、申込者・合格者ともに6%。100人に6人しか女性がいないということです。

 

他の士業の女性比率はどうでしょうか。
弁護士19%(H30)、税理士14%(H26)、弁理士15%(H27)、公認会計士15%(H30)。
他の士業も10%台と少ないですが、中小企業診断士が1ケタ台と際立っています。

 

これほど女性が少ないのは、なぜ?

 

仮説として考えられるのは、

〇中小企業診断士は社会人になってから受験する人が多数派だが、他の士業は大学生のときに受験することが多い。(弁理士は違うかも)
〇なかでも30代が受験者のボリュームゾーンだが、ちょうど女性はライフイベントが多い時期(就労のM字カーブの谷の部分)と重なっている。

 

1次試験に関する年齢別のデータはこちら。30代が多数派です。

 

 

そして、診断士の受験動機として最も多いのが

「経営全般の勉強など自己啓発、スキルアップを図ることができるから」

というものなのだとか。
多忙を極める時期に「ガチ」で勉強してスキルアップを目指すことが、ハードルが高いと考えられているのかもしれません。

 

 

女性合格者数は横ばい
女性合格者数は、15年スパンだとやや増加傾向ですが、直近5年は逆に減少傾向です。トータルで見ると横ばい。
女子会では3代目ひめさん、4代目まっきーさんが

「女性診断士が増えてきたように感じる」
「中でも、子育てしながら試験に合格する人が増えてきた」

という感想を口にしていましたが、H26,H27の急に増加した年の印象が強いのかもしれません。女性診断士はもともと母数が少ないので、増えたときに目立って感じられるのでしょう。
子育て中の合格者の増加については、統計データからはわからないのですが、私の身近には多くいます。

 

 

女性診断士ならではの活躍の仕方とは
このように、合格しただけでニッチな女性診断士。性別によるメリットはあるのでしょうか?
先輩方から聞いたことがあるのは、以下のようなもの。

 

1.結局結果が出せるかどうか。その点では性別は関係ない。
2.女性診断士には、親身に寄り添ってくれ、聞き上手な人が多いため、企業の相談窓口業務などで歓迎されやすい
3.合格1年目、研究会や団体に誘ってもらいやすい

 

今のところ私が実感しているのは「3」です。道場の10代目でも、12人中3人が女性(25%)と、合格者全体の女性シェア6%を大きく上回っています。ダイバーシティを重視したチーム作りをすると、さまざまな属性の受験生に対しても、多面的にアドバイスができますからね。企業経営理論でも学んだとおり、組織の活性化も期待できます。

合格した暁には、このメリットを生かしていろいろな集まりに積極的に参加してみると良いと思います。もちろん合格前からセミナーや懇親会でネットワークを広げておくのもおすすめです。私としても、道場やふぞろいの活動で女性の受験生の方とお会いするのがとても嬉しいです

 

 

子育てしながらの診断士活動
子育てと診断士活動の両立、どうすれば?とお悩みの方もいらっしゃることでしょう。子育てと仕事との両立は、本来性別を問わない課題であるはずですが、現実を見ると女性のほうがより切実に感じるケースが多いように感じます。

私もまだまだ試行錯誤ですが、どうやって過ごしているかを書きますね。

 

★かわともの場合(企業内診断士)
活動日・・・日曜日が中心。土曜祝日は仕事があるので、外せない予定は有休取得。
作業時間・・・通勤電車、会社の昼休み、平日夜。
活動内容・・・基本的に「自宅作業」か「家の周り」でできることに絞っている。

 

例えば、雑誌の記事執筆だと、取材日を除けば自宅で完結できます。道場のブログ執筆も同様です。また、チームで仕事を進める場合、会議はskypeやzoomでオンライン会議をすることが多くてありがたいです。
診断士協会も、自宅に近い千葉県協会に所属しています。自転車をこいで研究会の会場まで行ける身軽さがポイントです。

 

大前提として、子供を託すことのできる環境・協力体制は必要不可欠です。私の場合は、保育所の存在や、夫・両親の理解と協力に助けられています。行政のサービスを活用するのも良い方法です。
夫とは「日曜の午後は出かけるけど、代わりに午前中は私が子供と遊ぶね」といったような分担もします。

 

ただ、夫とこの間話したところ、彼の真意は「1か月に1回でもいいので、家族全員で過ごす日を設定したほうがいいのでは」と考えていることがわかったため、落ち着いたら実行しようと思います。

 

子供や家族との時間、社会貢献、自分の成長や将来のビジョン・・・。大切にしたいことはたくさんあるでしょうし、忙しくて目が回りそうなこともあると思います。落ち着いて、その時々の優先順位をつけて、メリハリをつけながら取り組むと良いと思います。悩んだら我々や周りの先輩方に相談してくださいね

 

そうそう、子供を連れていける雰囲気の集まりであれば、子連れで参加するのも良いと思います。10代目の集まりでは子連れ率高いですし、初代JCさん、10代目かもよも参加している「気仙沼バル」では、子連れで現地のボランティアができるようで、みんな楽しそうに活動しています。私も仲間うちの集まりや試験応援など、子連れで参加しています。

 

 

女性診断士に関する記事まとめ

先代の皆さんも、女性診断士に関する記事を残してくれています。

まずは、7代目碧さんによる名記事を。
女性診断士の素顔がわかる!?ともこ部座談会(前編)
女性診断士の素顔がわかる!?ともこ部座談会(後編)
一発合格道場って、なぜか「ともこ」という名前が多いんですよ。(私もです)

ちょうど3年前、3代目ひめ・6代目おはとも・6代目tomo・7代目碧 さんが集まって本音トーク。仕事のことからプライベートのことまで、かなりぶっちゃけてます!必見!

 

妊娠・子育てと受験 ママパパに向けた両立ポイント(桃ちゃん)
9代目桃ちゃんの記事。

完璧な人はいません。

手を抜いていいんです。

誰かを頼っていいんです。

お金で解決していいんです。

・・・悩みを相談できる相手として桃ちゃんのような方がいると思うと、とっても心強いですよね。

 

【先代投稿】診断士になってからの4年間をふりかえってみた
3代目ひめさんの記事。

企業内診断士でありながら、オリジナルのコンテンツ製作販売、コーチング業、講師業と、マルチに大活躍の素敵な先輩。

ライフイベントも交えた活躍の軌跡は必見です。

 

以上、かわともでした!

今日も明日も、皆さんにとって素敵な1日となりますように!

 

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