女性診断士の素顔がわかる!?ともこ部座談会(後編)
こんにちは、碧です。
毎日寒い日が続きますね。
気づけば1月も、もうすぐ終わり。2本の原稿を抱えて過ごしたお正月。
支援先の事業計画書に追われたここ数週間。
1ヶ月が本当に早かったです。
皆様はいかがでしたか。
さて、本日は気色を変えて「ともこ部座談会(後編)」をお届けします。
(ともこ部前編はこちら)
一発合格道場の執筆陣で名前が「ともこ」である女性5人が一同に会し、
女性診断士についての赤裸々トークが繰り広げられました。
道場メンバーの素顔もわかる?座談会となりました。
では、禁断のともこ部の世界へ、いざ
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1月某日、3代目ひめの自宅に、一発合格道場の「ともこ」達が集結した・・・
(前編からの続きです。)
4.診断士は女性が少ないからこそメリットがある!?
たきも:昨日ネットで調べたら、各士業の女性の割合は弁護士さんが18.1%、公認会計士さんが15%で、社労士さんがちょっと多くて28%、税理士さんが14.2%、診断士の合格者の中の女性の割合は7~8%でした。
女性が少ないからこそこんな仕事をしたとか、メリットがあるとか何かあればお願いします。
碧:県の職員さんと一緒に仕事をさせていただいてるのですが、ちょうどその方も女性なんです。男性の診断士さんもいいのですが、女性の診断士さんの方が経営者に寄り添う力が高いということで、その県の職員さんを通していろいろな企業の支援をさせていただいてます。
おはとも:その話はよく聞きますね。年配の男性の診断士が行くとどうしても経営者さんも心を開きにくい、本音を言いづらいということは聞きますね。
たきも:とある案件で、コサージュ(※)の製作会社に対して、女性4人で経営診断をしました。最初その案件を受けた診断士の先生(男性)から、「胸にコサージュを付ける女性の気持ちは、女性のほうがよりわかるだろう」ということで、女性診断士が招集されたわけです。「この商品かわいい!」などワイワイやりながら、今後どんな商品を開発すればいよいか、みんなで考えました。
先生からは「僕には『かわいい』という気持ちがなかなか分からないから、君たち(女性診断士)がいて良かったよ」と言われ感謝されました
※コサージュ:パーティや成人式などで、服や頭につける花の飾り。
ひめ:家計の手綱は女性が握っていることも多いので(笑)、その方が良いと思いますね。
碧:あと、マーケティング戦略の立案をチームで行うときに、男性ばかりより、女性が入った方が雰囲気が良くなると言うことで呼ばれたりしますね。
ひめ:多様性というのもありますね。男女バランス良く。あと、チームの雰囲気が柔らかくなるとかね。
tomo:実務補習も男女比を考えてますよね。
たきも:実務補習も班で女性が一人でした。
おはとも:もっと女性が診断士資格を取ったら良いのにと思いますね。
たきも:今年の合格者の女性比率は7.7%
一同:少ない!
tomo:確かに女性が少ないですよね。でも女性の立場からすると覚えてもらいやすいし、得なことが多い。
おはとも:女性診断士というだけでブランディングになっているというか。
ひめ:診断士会は女性だからといって、軽く見られることはないですよね。女性診断士が少ないため、希少性という意味では価値が上がるので良いですよね。
最後は実力ではあるんですが、最初の入り口の部分、ドアノックの部分では女性はいいなぁと思います
ただ、女性より男性のほうが体力面では有利ですよね。女性は一ヶ月の中でも体調の変化がありますし、それが勉強や(診断士)活動にどう影響するのかということもあります
例えば私は診断士試験を受験する2年目の時は、ベストな状態で試験を受けたかったので、体調が悪いときと重ならないようにコントロールしました。
5.女性なら共感!?受験生時代のエピソードとは
tomo:体力もそうですが、女性って色々と時間が掛かりますよね。メイクとか・・・。仕事の合間を縫ってカツカツで時間を捻出して勉強していたので、メイクの時間もムダと思えました
髪型を変えてセットの時間を短くしたり・・・。
一同:なるほどね~。
tomo:メイクとかセットで1時間は損しているなって思います。
たきも:髪の毛は短いほうが短時間でまとまりますので、私はずっと短いままです。
ひめ:時間を作るって重要ですよね。勉強しているときは自炊率がグンと下がりました。
一同:そうそう!
tomo:全外食になりました。お金がかかって仕方なかったのですが。
おはとも:そういえば、受験生時代にお昼ご飯を両手で食べたことがなくて、だいたいお昼休みは片手でサンドイッチやおにぎりを持って、片手でペンを持って勉強していたんですよ。試験が終わってやっとお昼ご飯の時に「両手が空いてる~」って久しぶりに思いましたね。
tomo:子育てしながらだから、もう本当に大変でしたよね。
おはとも:お箸をずっと持っていなかった気がする。
一同:えー!すごい!
碧:私は娘が家に一日中居る夏休みや冬休みは、なかなか勉強できなくて、スーパーの買い物とかの時に受験校の講義の音声を聞いてたりしてましたね。
あと他のエピソードとしては、PTAの仕事が当っても「資格の勉強をしてる」ということは他のママ達に内緒にしていました。のんびりした地域に住んでいるので、(士業の)資格を取ろうと思っているということを言うとビックリされそうで。
おはとも:そういえば、女性にオススメの資格といって宣伝されているものだと医療事務とかが多いけど・・・(苦笑)それより診断士を取るほうがいいのに!って思います。
6.未来へ羽ばたく!?「ともこ部」メンバーの各人のビジョン
ひめ:みんな10年後や20年後にどうしたいという希望はありますか。
おはとも:将来のビジョンですね。
碧:まだ決まっていないんですよね。経営者さんのサポートをしていて、そのままそれをやりたいって思うかもしれないし、自分で起業したいと思うかもしれないし。目の前のことでいっぱいいっぱいですね。
tomo:私の場合、診断士を取った理由が「自分で絶対に女社長になりたい!」という想いがあったんですね。コンサルは仲間にお願いして、事業は自分でやりたいですね。将来、今の自分の会社に恩返しが出来るようなことをやっていきたいです。そんな計画を今あたためているところです。
まずは社内コンペで提案した新事業の企画が最終審査に残ったので、それを軌道に乗せていきたいですね。
一同:かっこいい!
おはとも:私もどちらかというと、人にアドバイスと言うより、自分で事業をやりたいという気持ちの方が強いんですよね。今は組織開発の分野を勉強しようと思っているんですよね。
でも、どうしよう~。
どんな事業をやるかはまだハッキリとはしていないですが会社を作って、実務は他の方にお任せして、自分は経営者をやりたいですね。もしくは、今の会社の中で役員や取締役を目指すか。
一同:お~!
ひめ:私も会社は好きなので、離れる意識はないんだけど。
tomo:リストラのあと、会社は今はどうですか。
ひめ:もうここ数期は業績が回復してきて。
一同:よかった~。
ひめ:会社の株価も上がってきています。リーマンショックのあとも色々あったんですが、今は2020年のオリンピックに向けて、エンタメ業界も盛り上がっていきそうなので、仕事を通して楽しみたいなと思いますね。10年後も残るならスーパーCFOですよ!
一同:おおお~!
ひめ:そう、スーパーCFOを目指したいなと。まあ、ちょっと冗談ぽくね。
おはとも:私も会社に残ることも考えていて、自分で会社を興しても、事業規模が小さめのビジネスになってしまう可能性が高いですよね。事業基盤がしっかりしている会社の中で役員になれば、その大きいシステムやインフラを使って仕事ができる、やりたいことをやれるのではと思います。
自分が中小企業だったら取引出来ないようなところと取引できるなあと。大きい組織を持っていないと出来ない事業が出来たりする可能性があるなあと。その中で子会社を作ってもいいし。
ひめ:リソースが潤沢にある分、大きいところでしか出来ないこともあるなあと。
たきも:私も今後どうしようかまだ決めていないんですけど。
新人の時に、家族経営の企業さんを担当していたのですが、そういう会社って、経営のことを相談できる人(=診断士)がいるということも知らないし、私も診断士の存在を知らなかった。診断士の存在をまだ知らない企業さんの力になれるようなことが出来たら良いなと思います。
診断士を取ったときはいつか独立出来たら良いなあと思っていたんですが、診断士の知名度はまだそこまで高くないので、今は企業と診断士の「橋渡しをする」、そんなこともいいなあと思っています。
もっと診断士を知ってもらいたいという気持ちですね。
7.【余談】何と名乗るのがいいのか迷う・・・
碧:診断士は一般的な知名度が低いじゃないですか。自己紹介の時に何て言おうかちょっと困るんですよね。知っていそうな方には「診断士です」と言っても話は通じるんですが、知らない人からすると「何それ?」という感じで。
ただ、経営コンサルタントというと、人によってはうさんくさい印象に思われるんじゃないかと・・・。
ひめ:私は診断士として活動する場しかないから「診断士」と言うんですが、基本は「サラリーマンです」という紹介になりますね。
ただ、困りますよね。「経営コンサルタント」というと“尖ってる”印象が出ますよね。
碧:私のキャラ的にちょっと違うかなと
一同:(笑)
ひめ:うちの旦那(独立診断士)は、こないだ「仕事は?」て聞かれて「いわゆる経営コンサルタント」と名乗ってました。
碧:なるほど。「いわゆる」ですね。
「経営コンサルタントの国家資格の診断士です」ってちゃんとお伝えすると堅い人みたいでどうなのかなと思って。経営者さんとか経営者さんの卵のかたにこう言っちゃうと、心理的な壁になるなぁと思って。毎回悩みますね。
ひめ:向こうがひかないくらいのね。
碧:はい。あまりにも相手と一緒のレベルだとそれも仕事上良くないので、レベル感が難しいですよね。
ひめ:私の場合は名刺の下の方に「診断士」って書いているので、分かる人には「診断士」なんですねって反応があるんですけどね。もっと診断士の知名度が上がるといいですよね。
一同:ほんとほんと~。
たきも:トークもたけなわではございますが、今日はこの辺でお開きにしたいと思います。みなさん、今日はありがとうございました。
(この後、ブログでは書けない女子会トークとなりました 笑)
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いかがでしたか。
まさに、女性ならではのトーク!
泣く泣くカットした部分もあるのですが、本当に内容の濃い座談会となりました。
そして、今回「ともこ部」座談会を実施して思ったことは、「ともこ」部員全員充実しているなぁと思ったことです。
今、この記事を読んで下さっている「ともこ」な、そこのあなた!
次回は一緒に部活やりませんか?笑
明日は細川泰志が登場。
どんな記事が出てくるのか楽しみですね♫
それでは
今日も良い1日を!
碧でした。