祝10周年!帰ってきた先代達【8代目たっしー】

*:*二次筆記試験対策勉強会2019@東京 開催!!*:*

2019年9月14日(土)9:30~

@雑司が谷地域文化創造館 第1会議室A

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おはようございます、8代目のたっしーです。

先日、1次試験の合格発表がありましたね。自己採点である程度合否は把握しているとはいえ、改めて合格したことを確認でき嬉しく思ったことを懐かしく思い返します。

思い返せば1年半ぶりに、道場で執筆させて頂くことになりました。キッカケは大阪の診断協会で新入会員の方に向けて、今までの経験やこれからへのアドバイスなどを「診断士の歩き方」としてお話しさせて頂く機会があり、その内容を大阪春セミナーでも披露したことに端を発します

診断士の活動はなかなか見え辛いため、どんな活動が出来るのか?どんな活動をしているのか?診断士は儲かるのか?やりたいことはできるのか?など、不安や疑問が出ることもあると思います。

そこで、2次試験に向かう方も来年の1次試験を目指す方にも、診断士活動に楽しさを感じて頂ける、そんな記事にしていきたいと思いますので、宜しくお願いします。

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さて本題に。

皆さんは夢を語れますか?

私は・・・もう久しく出来ていないように感じます。
小さい頃の夢は、スポーツ選手とパン屋さんだったと記憶していますが、素直に夢を語れた時代もあったのだと、なつかしく思います。

とはいえ最近では、夢ほどではないですが「こうなりたい」と話ができるようになりました。小さい頃の夢よりも少し現実的な内容なのは、成長なのか老化なのか悩むところです。

そんな私が、今どんな思いでやっているのか、その背景にはどんな考え方があるのか、これからどうしていくのかなどを赤裸々にまとめていきます。

・背景と現状

私の背景を簡単に紹介すると、企業に勤めながら診断士資格を取得し、そのまま独立することなく活動を続けています。資格取得後に転職と個人開業をし、兼業診断士として活動を行っています。

・私にとっての診断士資格

私が診断士資格を取得した理由は、表向きは「エンプロイヤビリティの向上」としていますが、本当は「伸びきった上司の鼻をへし折るため」です。つまり、合格して鼻をへし折った時点で一回目標は達成されていますし、資格を取ったから転職、兼業を行っているわけではありません

では、私にとっての診断士資格とは何か?

元々やりたいことがあって、その幅や可能性を広げてくれるかもしれない、一つのキッカケとして捉えています。つまり私にとっては「運転免許」と同じ感覚で考えています。

・診断士になってからの活動

そんな私は、合格して目標を達成した私は、恩返しと自己研鑽のために道場の執筆メンバーとなったわけですが、ここでJCさんの「診断士として活躍し続けるための3つのポイント」のお話を聞いて、診断士の活動方針が決まりましたので、まずは紹介しておきます。

  • 自分の居場所を見つけて中心に立つ
  • 自ら動くことをためらわない
  • 常にポジティブに考えること

今から振り返っても「なるほど」と思えるいい言葉ですが、これを受けて私の1年目のモットーは「何でもやってみる」に決めました。頂いたお話はすべて「YES」で返し、なんでも経験してみるということです。

そんな1年目の活動は「2017年:診断士体験記(企業内)」で書いているので割愛しますが、感想としては「そんなに甘くない」と思いました。診断士の資格を取ったからといって、正直なにも変わりませんし、協会に入っても名刺やFacebookの友達が増えても、それだけで何かが大きく変わることはありませんでした。

・今の活動

そんな私でも、3年目となると何となく進みたい方向が見えてきました。診断士の資格と関係ある/ない混ざっていますが、今現在の活動内容をマッピングしてみました。

内容を簡単に紹介すると、有償/無償の軸と、主体的/能動的かで分かれています。それぞれの色分けは以下の意味を持っています。

赤色:勤め先での仕事
青色:兼業での仕事
緑色:協会での活動
黒色:協会以外での診断士関連
紫色:協会/診断士以外
青枠:年に1~数回の活動

見て頂くと気づくと思いますが、全体的にバランスよく振り分けられています。これは意図的にやっていて、主体的/能動的は活動時間に制約があるので、自分の手間を調整しています。有償/無償はお金を頂く「仕事」と、自己研鑽としての「投資」とのバランスをとっています。

・私の活動方針

1年目のモットーは「何でもやってみる」でしたが、2年目のモットーは「好きなことをすすんでやる」ことにし、3年目(今年)のモットーは「楽しむ」ことにしました。

私はサラリーマンをやっているので、嫌いな仕事もしますが、目先のお金に窮することはありません。ですので、兼業らしく自分の楽しいと思えること、つまり好きだと思えること、新しいこと、未経験のことに集中しようと考えています。
兼業では時間的な制約が大きなネックになるので、私はやりたいことと、出来るだけやらないことをある程度線引きしています。

<やりたいこと>

  • 「IT」と「営業」と「ミャンマー」に関連すること
  • 自分の可能性を広げられる活動
  • 前例がないこと/新しい取り組み
  • 人前で話す仕事

<出来るだけやらないこと>

  • 孫請け的な補助金申請
  • 収益のためだけの仕事(業務)
  • 会社様の顔が見えない仕事
  • 既存の枠組みのトレース

色々混ざっていますが、基準は私が「楽しい」と思えるかどうかになっています。理由を細かく書くと、ここだけでも1記事書けそうなのですが、私の過去の経験や知見を得意分野としつつも、それに縛られることなく、自分の可能性を広げられる活動を好んでいます。また常に変化が得られるようにもしています。

・仕事のもらい方

このようなお話しすると「どのように仕事をもらっているのか?」と聞かれることが多くあります。私自身、本業は営業マンなのですが、実際あまり営業活動を行っていません。

営業してお仕事を頂いても請けきれないという理由もありますが、特段前のめりで営業しなくても、嬉しいことにお話を頂く機会は多くあります。
私が意識していることは以下の2点です。

  • 狭くても深い関係性を作る
  • 頂いた仕事はキッチリやり切る

診断士になると、名刺交換をする機会がとても増えますが、時間が経つとお会いしない方、または忘れてしまう方が多くなります。ですので、私の人となりをしっかりと理解してくれる人との深い関係性を、意識的に作っています。これがJCさんの「居場所」に近いイメージです。

また頂いた仕事をキッチリこなしていけば、だんだんと口コミで評判が広がるので、無理に営業をかけなくてもお話を頂く機会が増えて行っているように思います。

・診断士にとって必要な能力

診断士になると必ずといっていい程、人脈、専門性、経験、知識が必要と言われます。これ自体を否定しませんし、あるに越したことは無いです。しかし診断士になっていきなりでは、なかなか難しい部分もあります。

私はそれよりも前に、是非とも意識して欲しい大事なことが2つあると思っています。

1つ目は、「誠実であること」

これは診断士になると理解できると思いますが、正直、誠実さに欠ける行動や言動をされる方が一定数いるように思います。また企業様からの評判や診断士同士での評判でも、実力が足りていなくて・・・という話はほとんど聞くことがなく、むしろ誠意のない行動で評判を落としている話がほとんどです。

つまり、企業様や一緒に仕事をする仲間、お話を頂いた先輩などへ誠意を尽くして行動をしていれば、自ずと評価は上がっているように感じていますし、実際、評判のいい診断士の方は誠実さを持たれています。

2つ目は、「意志を持つこと」

現在活躍されている診断士の方々が、ご自身の考えや思いをもって行動されているのはもちろんのこと、診断士の世界は「こんなことをやりたい」と言っていると、どこかで誰かが聞いて手を差し伸べてくれる、そんなことが多くあります。

また時にに困難な時でも、自分はこうありたいという意思があれば、乗り越えることができます。

・これからの診断士へ

私は診断士資格のことを「運転免許」と同じ感覚だとお伝えしました。この資格のことを色々と例えられていますが、免許を有効に使わなければ身分証明書程度にしかならなく、逆に有効に利用すればどこへでも行けて何でもできる可能性を秘めている点で、この例えが一番しっくりしています。

診断士も「診断士資格を保有している」旨を伝えることは許されていて、それ以外の独占業務などは与えられていません。しかし逆を言えば何も制限を受けていませんので、自分で意思をもって活動をしていけば、無限の可能性を秘めていると思います。

意志あるところに道は開ける

これはリンカーンの言葉で、原文では「Where there’s a will, there’s a way.」となります。私がとても好きな言葉で、道を開くのに重要なのは「意思」だと語った、強い言葉です。

意思があったから必ず道が開けるほど簡単ではないでしょうが、逆に言うと意思がなければ道が開けないとい意味でとらえています。皆さんにとって、今は試験合格が目先の目標になっていると思いますが、その先のやりたいことも見据えて、強い意志をもって試験勉強を頑張ってください。

一緒に楽しい診断士ライフを送れることを、お待ちしております。

たっしー

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祝10周年!帰ってきた先代達【8代目たっしー】”へ2件のコメント

  1. はち より:

    お久しぶりです。

    お恥ずかしながら、まだ科目合格のみで、一次で停滞しております。
    諦めてはいません。

    以前、はるばる東京までいらしていただき、お会いできたことを懐かしく、また嬉しく思っております。

    企業勤務と兼業で開業診断士とは、バワフルですね

    ちょっと興味深い点が
    なぜ、ミャンマーに注目されてるのですか?

    1. たっしー より:

      はちさん

      お久しぶりです。お元気そうで何よりです(^^♪

      ミャンマーは注目しているというか・・・パートナー企業がミャンマーで事業を行っていることから縁を頂きました。
      私自身、英語も苦手で海外は畑違いでしたが、魅力や可能性に惹かれて、現地に訪問もしています。

      今でも、可能性を広げてくれる活動として、もがきながらパートナー企業と共に活動を行っています。

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