【1次公開模試】効果的な模試の復習法について

こんにちは、ますけんです。

昨日のロックの記事を見てわかるように、7月1日(土)・2(日)にTAC1次公開模試が実施されます。全国最多の受験人数を誇る公開模試であること、本試験1か月前ということで実力を図るには最適なタイミングであることから、必ず受験したいところです!まだお申し込みされていない方はTACホームページよりお申し込みください。(但し、首都圏の場合はほとんどの会場が定員のため埋まっています。)

さて、昨日のロックの記事(以前のたっしーの記事)では、模試を受験する意義や受験するにあたっての心構えについて触れました。

本日の記事では、模試復習のポイントについて触れていきたいと思います。1次公開模試まであと9日ですが、是非是非参考にしてください^^

 

<ついつい陥りがちな復習のミス>

模試も1次試験同様に全問マーク問題。模試終了後に解答が配られるので、それを使ってすぐに自己採点を行いましょう!

ここで、自己採点を行う際に気をつけなければならないことがあります。それは、「結果」にとらわれてしまい「感情」が振り回されることです。本試験まで残り1か月ともなると、点数ばかりに目が行きがちです。合計420点を超えたのか超えなかったのか、各教科60点を超えたのか超えなかったのか、または40点を下回ったのか上回ったのか。そうした各教科の点数や合計点ばかりに執着してしまい、丸つけしていても一喜一憂するばかりです。

結果的に感情に振り回されて、復習の効果は下がるばかりです。(そもそも模擬の試験なので今回合格点を取っても受かる保証はないですし、取れなくても本試験で合格点を超えた人は沢山います。)

模試は模試。本番への試金石なので、「冷静」になって見直しのプロセスを実行してこそ、合格への近道です。では、どのようにそのプロセスを実行するのでしょうか?

 

<復習のコツ① 〜設問ごとに「記号」を振る〜 >

ここでいう「冷静」になるとは、「分析的」になるということと同義として考えてください。どのような問題で点数をとるべきなのか、どういう問題はスルーしていいのか等を冷静かつ論理的に考えていく姿勢が重要です。

ただ、急に分析的に復習をしよう!と思ってもそう簡単にはできませんよね!?そこで、誰でも簡単にすぐに取り入れることができるオススメの復習方法は、「記号」を用いた方法です。これは試験中に設問ごとに問題用紙に◎、○、△、×を振り、それぞれの記号に合わせて復習の強弱を変えるやり方です下記の写真のように行います。

これらの記号は問題を解いた時点での各設問への「自信度」を表します。なので、以下のようなイメージで割り振りしましょう。

 

◎・・・まず間違えない、100%合っている自信がある

○・・・たぶん合っていると思う、80〜90%ぐらいの自信がある

△・・・2択でちょっと迷っている、50〜70%ぐらいの自信度

×・・・全然わからなかった、自信はほぼない

 

大事なことは試験中に記号を割り振ることです。科目によっては時間に追われますが、○とか×とか書くのは一瞬でできます。これをやっておくことで、後々使える復習の材料ができるのです!

 

<復習のコツ② 〜正解不正解と記号を照らし合わせる〜 >

自己採点後、正解の問題/不正解の問題にどの記号が振られていたのかを確認し、振り返ります。以下の図に、正解不正解ごとに記号を照らし合わせた際の状況をまとめましたので参照ください。


特に気をつけなければいけないのは、「正解の問題で△・×」、「不正解の問題で◎・○」です。

「正解の問題で△・×」の場合、解答根拠なく適当に選んだら当たったと言えます。これが多い人は実力よりも点数が高く出ているので、注意が必要です。一方、「不正解の問題で◎・○」の場合は、解答根拠を曖昧に覚えている可能性が高いです。早急に知識の整理をした方が良いでしょう。

 

<復習のコツ③ 〜△・×への対処法〜 >

正解であっても不正解であっても、△や×に記号をつけた設問については丁寧に分析をする必要があります。学習が追いつかず「取るべきなのに取れていない」問題なのか、初見であったりかなりひねっていたりして「対応すべきでない」問題なのかの見極めが肝心です。

基本的にテキストやスピテキに書いてある問題や正答率が高い問題に関しては「覚える!」、そうでない問題は「スルー」が理想です。

※正答率に関しては後日WEBにアップされる「統計資料」をみると分かります。

 

いかがでしたでしょうか、模試復習のポイントについて。途中に書きましたが、模試はあくまで「模擬」の試験です。点数が悪かったとしても、残り1ヶ月「やるべきことをやる」ことでひっくり返せる可能性は十分にあります!

模試がうまくいかずクヨクヨしそうなアナタ、ぜひこの記事を思い出して復習に励んで頂いたら幸いです。

ますけんでした。

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