【渾身】運営管理:販売流通情報システム
みなさん、こんちには。ITOです。
昨日のたっしーの記事にもありましたが、試験勉強のし過ぎで新聞やニュースから離れてしまっていませんか?
2017年4月18日、「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を策定しました、という記事が経済産業省から出されています。
2018年を目途に、該当コンビニは、特定の地域で、取り扱い商品に電子タグを貼付け、商品の個別管理を実現するための実験を開始する。
(経済産業省:http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170418005/20170418005.html 一部抜粋)
2018年というと、来年じゃないですか!診断士の資格は、実際の企業の支援でもありますので、新聞やニュースで時事問題、新技術の動向、流行などをしっかりキャッチアップしておきましょう。
ということで、渾身シリーズとして、運営管理の販売流通情報システムを取り上げたいと思います。
大別すると、
1.POS(バーコード)
2.RFID
3.EDI
4.CRM
となりますが、「EDI」は、いろいろありますが、「XML」のみ覚えておけばよいかと。
(XMLについては、経営情報システムでも勉強してますよね?)
「CRM」はあまり頻出でもないので、「POS」と「RFID」に選択と集中。
1.POS(Point Of Sales)
みなさんご存知のPOSレジ。コンビニとかスーパーでピッ、あれ。
導入のメリットは、レジ業務の効率化と店内業務の効率化。
参考書にはいろいろ書いてありますが、ITO的には利用方法を抑えておくべし。
B.販促<コーザルデータ(価格以外の要因。天気、気温など)との関係性から品揃え、価格をコントロール>
C.PI値(Purchase Incidence):購入率。レジ通過客(1000人あたり)の購入金額、点数。
D.陳列管理
E.プロモーションへの活用
陳列管理はさらにブレイクダウンして
・プラノグラム(棚割り)Plan on Diagram
⇒ 覚えにくいときは、短縮前の言葉に戻るのが基本。プラノ=Plan=計画⇒棚割り計画か、と連想。
・ショッピングバスケット分析:あまりにも有名な「おむつとビール」
プロモーションもブレイクダウンして
・FSP(Frequent Shoppers program):Frequent=頻度、高頻度購買の優良顧客むけプログラム
・RFM(Recency Frequency Monetary):最終購買日、頻度、金額で優良顧客を見分ける
POSレジといえば、やはりバーコード。
バーコードで覚えておくべきは、最初の2桁(プレフィックス)。
・インストアーマーキング(自店内で印刷) 02,20~29
・JANコード(国際的共通商品コード) 日本は 49,45
原産国ではなく、供給業者の国コードであることだけ要注意!
2.RFID(Radio Frequecy IDentification)
またまた省略横文字。でも慌てない。RF/ID とわけて覚える。要は無線(=ラジオ)でIDを見分けてる。
見分ける方法はICタグ。無線ICタグ、RFIDタグ、電子タグなど表現はいろいろ。診断士試験では紛らわしく表現するのが多いから、まとめて全部ICタグと記憶すべし。
○メリット:小型、軽量、低コスト、読み書き可能、遠隔・非接触、同時に大量に読み書き可能
⇒ 冒頭の「コンビニ電子タグ」を思いだそう。バーコードに代わるものとして電子タグ。
このメリットを活かした活用方法としては「トレーサビリティ」。
狂牛病の問題が出たときに、全頭検査、トレーサビリティが注目されたことを思い出そう。
原料や製品等の取り扱い記録を残すことで、製造元から販売先まで追跡(=トレース)できる。
さて、どうでしたでしょうか?
これだけしっかり覚えておくだけで、毎年平均4~5問はとれると思います。
選択と集中。限りあるリソース(時間・記憶)を有効に活用し、1次試験を乗り越えましょう。
以上、ITOでした。
ではでは。