学習計画の再確認ツールとしての目次学習

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

早いもので今年も3月3日、今日はひな祭りです。

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カレンダーを確認すると、一次試験まで約5ヶ月
昨年度の試験日程からすると、最終の合格発表は今年の1月5日でしたので、まだまだ2ヶ月程度しか経っていませんが、一次試験終了から考えると早7ヶ月。正に光陰矢の如しです。ボヤボヤしているとあっという間に最初の関門です。


さて、本日はそんな状況下で有効なツールとなりうる「目次学習」についてお話ししたいと思います。
目次学習については色々な考え方があると思いますが、私なりの解釈は以下の通りです。

インプットとしての目次学習

  • テキスト等の目次を見ることで学ぶべきことを知り、全体像を掴む。

アウトプットとしての目次学習

  • テキスト等の目次を見ることで何が記載されていたか、何がポイントかを思い出し、記憶の定着を確認する。

私が目次学習について知ったのは今から20年近く前です。会社生活にあまり馴染んでいなかった私はある資格に挑戦するため通信教育を受けていました。会社の独身寮の自室TVで録画された講義を見ていた時に、講師の先生が何度も繰り返し仰っていたのが目次学習でした。

正直、最初はあまりピンと来ていませんでした。特にインプットでは直ちに効果を感じることはありませんでした。しかし、学ぶべきことが徐々に増え、頭の整理が必要になる中、アウトプットの場である答練を受けると、全く学んだことが出てこない自分に直面しました。結局のところ、学習したつもりでも、必要な時に必要な情報を出せないため、効果的な学習になっていませんでした。

結果的に私はこの資格取得を途中で断念してしまいましたが、この時の経験が診断士の勉強では役に立ちました。

ご存じの通り、診断士試験は一次試験が7科目、二次試験が4科目あります。特に一次試験は二次試験に比べると満遍なく知識を問われるので、学習範囲が広がります。一方で、仕事や家庭のある中での学習なので、取り組める時間は限られています。

こうした中、効率的に学習し、効果を出すためにどうしたら良いかと考えた時、当時TV画面で繰り返し話されていた先生の姿を思い出しました。

私の具体的な使い方は以下の通りです。

一次試験

  • 通勤講座を利用し、まずは問題演習を行う。
  • 間違えたところ、全く分からなかったところはTACのスピードテキストに戻り、その単元を学習。目次を確認し、モレやムラが無いかを確認する。

一次試験対策として新たに必要な勉強時間は学習を開始するまでの人生経験で皆違います。加えて、学習範囲が広いので、先に問題を解き、その上で自分の知識レベルの確認を行った方が、効率的だと考えたからです。

また、今となっては反省点ですが、2年目も正直受験するかどうかを決めかね、グズグズしていました。4月から学習を再開したので、試験日から逆算すると物理的に時間がなかったからです。(結局、3月に学習していたのは昨年だけです。)

なお、スピードテキストの各単元の重要性については初代ふうじんさんが過去投稿されてます。私がお世話になったのは昨年の二次試験学習時ですが、一次試験学習時に確認出来ていればと悔やまれます。ふうじんさんは私の通勤時間中の師でした。因みに、今はこちらで引き続き投稿されてます。私は今も読者です。

二次試験

  • 利用すべき一次知識を思い出すために、全知識の目次をチェックする。
  • 重要なキーワードが思い出せない場合、その項目を再確認する。

二次試験でも一次試験の知識が必要です。加えて、一次試験と異なり、事例文や問題文をヒントに即座に知識を思い出せるか、適切に使えているかが勝負の分かれ目になります。ただ、一次試験と異なり、スピードテキストの全ての知識が必要なわけではありません。従い、二次試験ではスピードテキストではなく、重要なキーワードを纏めた全知識を利用し、思い出せる知識とそうでない知識を確認しました。

私はTACの二次本科に通学していたので、TACの二次用テキストを持っていましたが、知識の確認には全知識を利用しました。テキストには好みがあると思いますので、ご自分に最も適したテキストを選んで頂ければと思います。

さて、繰り返しますが、一次試験まで残り5ヶ月。

ご自分の知識のモレやムラを確認するため、普段は開かない目次を一度眺めてみる。その上で、学習計画を見直してみてもいいかと思います。

以上、TOMでした。

 

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