2017年度合格目標 プロジェクト管理
逃げるは恥だが、馬は勝つ
おはようございます。こばです。
二次試験を受けた方は発表までの間、しばしオフ期間。
この秋は注目ドラマが目白押し。受験勉強を少し休み、ドラマを見ている人も多いのではないでしょうか。
視聴率が右肩上がりなドラマがある『逃げ恥』。
逃げるは恥となっていますが、受験勉強においては先行逃げ切りが最重要。
2017年度の合格を目指す人は、診断士受験という壮大なプロジェクト管理を行うことになる。
しかし、プロジェクト管理はよく失敗する。特にシステム開発においては約7割が失敗すると言われている。
では、そんなにも多くのプロジェクトが失敗に終わってしまうのか。
失敗の要因を確認し、診断士受験を成功に導くために必要なことを考えてみたい。
■プロジェクト管理、失敗の要因とは
一般的に、プロジェクト管理が失敗する要因は下記になる。
1.検証不足
2.着手の遅れ
3.目的や要件・仕様が固まっていない
4.開発者に丸投げして管理しない
5.過小見積もりによるスケジュール遅延や工数オーバー
6.クライアントとの認識の差異が発生
7.問題を先延ばしにする
■診断士受験に当てはめると
1.検証不足
⇒合格基準・合格体験記を鵜呑みにする。
420点合格、こんな私でも合格などネットの情報が自分にも当てはまると勘違い。
2.着手の遅れ
⇒過去問への着手遅れ。過去問を実力測定に使用する。
3.目的や要件・仕様が固まっていない
⇒合格をするために必要な実力がわかっていない。
答練や模試などで点数が出るたびに勉強方法を変更する。
4.開発者に丸投げして管理しない
⇒大手予備校に通えば受かると勘違い。
5.過小見積もりによるスケジュール遅延や工数オーバー
⇒脱落を防ぐ甘い言葉、『まだ間に合います。』を信じてしまう。
6.クライアントとの認識の差異が発生
⇒診断士に求められているものを誤解する。
7.問題を先延ばしにする
⇒最後まであきらめない。420点取れば良いんです。
一次公開模試を本番として受けない。
こんな感じでしょうか。意外としっくりきますね。
では、成功するために必要なこととは何でしょうか。
■プロジェクト管理のポイントとは
QCDを管理しないプロジェクトは存在しないと思われるが、
受験勉強においてはコスト(勉強時間)は度外視できるものとする。
その条件で、最重要となるポイントが
遅れることが問題である。コストをかけ放題であれば、前倒しで計画を実行すれば良い。
先行逃げ切りを前提とし下記の内容を100%実行すること。
- 学習計画の立案
- タスク内容・完成度の明確化
- 成果で進捗確認
- 余力管理
- 予実差異分析 計画と実際の差異をチェック
淡々と実行できるかが勝負の分かれ目。
どんなに詳細な計画も実行できなければ意味がない。
では、今回はここでまとめ。
・多くのプロジェクトが失敗する。
・プロジェクト成功の最重要ポイントは先行逃げ切り。
・勝負の分かれ目は、タスクを淡々と100%実行できるか。
byこば
今年情報と法務を受験して玉砕されました。独学受験三年目でなんとかしたかったのですが来年出直しです。改めて試験の難しさと、今後求められる知識の深さを実感しています。
言いかえれば本当にまぐれはないと実感しています。挑戦しがいはそこから来るのかもしれません。来年は再度全ての教科を勉強して受験します。現在の実感としては手探りですが以前より理解力は高いと実感しています。多分ですが、今後求められる技量は事業継承して新しい価値創造するサポートが求められるのではないかと思っています。目標は遥か先ですが、諦めずに取り組みます。
怪獣の父親様
以前からコメントして頂き、ありがとうございます。
この試験でまぐれで合格はあまりないと思います。
一次試験では7科目もの膨大な試験範囲が最大の障壁になります。
この壁を乗り越えるためには、それ相応の準備が必要です。
試験に合格することが目的ではありませんので、この学習期間を次のステップへ行くための準備期間として取り組まれると合格後の過ごし方が変わるのではないでしょうか。