事例Ⅳを苦手としている受験生のために
道場ブログの読者の皆様。3か月ぶりの登場です。6代目のおとです。
今日は8月14日(日)、1次試験からすでに1週間が過ぎました。自己採点はされましたでしょうか?
結果が芳しくなかった方へ
気持ちはそろそろ落ち着きましたでしょうか?「あんなに勉強したのに、なんで合格点に到達しなかったんだろう」。「ここの論点はわかっていたのに、なんであんなケアレスミスをしてしまったんだろう」。いろいろと思うところがあるかと思います。
「来年の試験に向けてもう一回がんばろう」とは、言いません。まずは、受験するにあたって助けてくれた家族や友人に感謝して、これまで勉強のために我慢してきたことを好きなだけやってください。そのうえで、「もう一回受験しようかぁ・・・」という気持ちが沸き起こってきたら、この道場に戻ってきてください。道場は、いつでも頑張る受験生を応援しています。
2次試験に進める見込みの方へ
おめでとうございます。まずは、第一関門をクリアーです。でも、まだ最大のラストボスである、2次試験が待っています。しかも、2次試験の本番まであと70日しかありません。この70日間で事例Ⅰ~事例Ⅳのすべての事例で、合格レベルの解答を制限時間内に書き上げる力を付け、合格率約20%の戦いを勝ち抜く必要があります。
そんな厳しい戦いを勝ち抜きたいと思っている方の役に立てるように、2次試験の事例Ⅳに特化した対策本を執筆しましたので、僭越ながら紹介させてください。
中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ
この本は「受験生が短期間で合格レベルに到達できるように、過去問を『テーマ別×重要度』に分類し、効率的な学習を可能とすること」という方針で執筆しました。
また、以下の頻出テーマについて、知識(インプット)と過去問(アウトプット)をわかりやすく編集し、これ1冊で事例Ⅳの対策をとれる構成になっています。
第2章 損益分岐点分析(CVP)
第3章 意思決定会計
第4章 セールスミックス
第5章 オプション・為替予約
第6章 キャッシュフロー計算書
第7章 その他計算問題
この事例Ⅳ対策本は、過去の「二次試験合格者の頭の中にあった全知識」と「二次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」の執筆者で執筆しました。なお、第4章のセールスミックスと、第5章のオプション・為替予約が私の担当した部分です。
今後、毎週日曜日に、3回に分けて、私以外の執筆メンバーが、この2次試験事例Ⅳに関する事項について、当ブログで紹介する予定です。
それでは、2次試験まであと70日、夏バテせずに、2次試験まで一緒に頑張っていきましょう。
おと
事例4対策記事(全4回)
第1回
事例Ⅳを苦手としている受験生のために
https://rmc-oden.com/blog/archives/94419
第2回
事例Ⅳの経営指標をはやくマスターするコツ
https://rmc-oden.com/blog/archives/94644
h様
全知全ノウ事例Ⅳプロジェクトチームです。ご質問に回答します。
・貸借対照表(B/S)に減価償却累計額を示す方法には、大きく2種類あります。一つはB/Sの表内に示す方法(①)で、もう一つはB/Sの表外に注記する方法(②)です。該当する固定資産の科目に表記する額は、①の場合は【取得価額】、②の場合は【帳簿価額】(取得価額から減価償却累計額を控除した額)となります。
・p.60(B/Sはp.55)は前記①です。そこで、有形固定資産回転率の算出にあたり、分母を「取得価額(B/S上の値)−減価償却累計額(B/S上の値)」とします。
・p.67(B/Sはp.62)は前記②です。そこで、有形固定資産回転率の算出にあたり、分母を「帳簿価額(B/S上の値)」とします(この額はすでに減価償却累計額が控除済みであるため、さらに差し引くことはしません)。
以上です。
全知全ノウ事例Ⅳプロジェクトチーム 様
ご回答いただき有難うございます。たいへんよくわかりました。とても助かりました。著者の方から直接回答をいただける参考書ってすごいですね。また不明点等があればぜひともよろしくお願いします。
hさん
ご質問ありがとうございます。
経営分析を担当したものから、別途回答いたしますので、しばらくお待ち頂くようお願いします。
質問はこちらでよろしいでしょうか?
書籍の内容について質問です。
有形固定資産回転率の計算で、p60では減価償却累計額を控除して経営指標の計算がなされていますが、p67では累計額は控除されずに計算されています。TACさんの模範解答も同様ですので、自分の基礎的な理解不足なのだと思うのですが、理由をご教示いただけますでしょうか?
よろしくお願いします。
匿名様
ご購入を検討して頂きありがとうございます。
興味があるので購入しようと思います。