【ゲスト寄稿】『巨人の肩にのる』2次必勝法〜マックスさん〜(前編)

こんにちは、noriです。本日はゲスト寄稿。平成27年度の試験に一発合格したマックスさんの登場です。マックスさんはnoriの実務補習仲間。15日間コースで一緒でした。診断士試験に合格するとスゴイ人にたくさん会えます。マックスさんもそんな一人です。

どこがスゴイのか!?是非、ご自身の目でお確かめください。

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はじめまして。平成27年度試験で診断士試験に合格したマックスです。ペンネームの由来は「マックス・ベイザーマン」です。ご興味あるかたは是非ググってみてください。。。

 

さて今回は僕が幸運にもH27年度に1次・2次ストレート合格を果たした際の、特に2次試験対策で心がけたポイントについてご紹介します。題して「『巨人の肩にのる』」2次必勝法」です。

 

さっそく参りましょう。要点は以下の3点です。

 

①『巨人の肩に乗る』とは?

②事例Ⅱを中心に事例Ⅰ~ⅢをMECEに捉える

③事例Ⅳが苦手な人向けの対策法

 

①『巨人の肩に乗る』とは?

とある受験校の1次試験対策で無事に1次試験をパスしたマックスですが、初挑戦ゆえに1次試験終了時点で十分な2次試験対策が出来ているはずもありません(受験校の2次基礎講座と事例Ⅳ対策のみ)。正直にいって、過去問のどの問題をみても、一つの事例を演習しようとすると解答欄をきちんと埋めるだけで半日から1日程度かかりそうな状況でした。

 

これではいきなり演習を始めると時間がいくらあっても不足しますので、立てた作戦は、過去問の演習を本格的に始める前に、知識の補充と過去問写経・分析を完了させ、演習に取り組める状況まで基礎能力を高める、ということでした。

 

まず1次試験直後のお盆期間については、受験校のベーシック講座の内容を読み返し始めましたが、実践的な内容でまとまっているため理論面での解説不足は正直否めませんでした。そこで思い出したのが、大学院時代に指導教官から学んだ『巨人の肩に乗る』という教えです。『巨人の肩に乗る』とは、いきなり独自性に走るのではなく知の巨人達である先達の教えをまずは素直に受け入れなさい、という指導教官特有の言い回しです。そこで、インターネット等で評判の良い以下の経営学系・コンサル系の書籍を入手し、お盆期間は受験校のテキストと並べながら内容を読み込みました。

 

伊丹敬之(2014).『経営戦略の論理〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム』日本経済新聞出版社.

守島基博(2004).『人材マネジメント入門』日経文庫.

和田充夫, 恩蔵直人, 三浦俊彦(2012).『マーケティング戦略 第4版』有斐閣アルマ.

松林光男, 渡部弘(2004).『<イラスト図解>工場のしくみ』日本実業出版社.

 

それぞれ大変な名著ですが、ここでは特に僕が感銘をうけた2冊について紹介します。

 

第1に、伊丹(2014)は、無く子も黙る日本の経営戦略・組織論の名著です。経営戦略といえばポーターの競争戦略とバーニーのRBV(リソースベースドビュー)の2つが特に有名ですが、組織論で扱う経営戦略はRBVです(VRIOのOはOrganization、すなわち組織)。そしてRBVといえば、バーニー等に10年先行して無形資源の重要性(「見えざる資産」)を提唱した伊丹先生、というのが日本の組織論界隈における暗黙の共通認識です。有形の経営資源(ヒト・モノ・カネ)に限りのある中小企業向けの戦略提言において、RBVの見方や伊丹先生の教え(無形資源の活用)は事例Ⅰを中心に全事例で有効といえます。

 

第2に、和田・恩蔵他(2012)は、マーケティングの教科書としてベストセラーですが、個人的にはここで紹介した4冊の中で一番のお奨めです。最初に読み込んだときに、まじめに脳内にビカビカと稲妻が走りました。事例Ⅱ対策として必要十分な情報がまとまっており、事例Ⅱ過去問(H26~H13)は本書の目次に沿って与件と併せて情報をまとめるだけで全て満点取れると断言できます。トラディショナルな4Pマーケティング(市場適合・競争適合)について丁寧に触れられたあとに、関係性マーケティングなど最近のトレンドもしっかりと押えられていて、まさに鉄板中の鉄板といえます。1つ予言ですが、この本を読み込むと、これまでまだ出ていない事例Ⅱのパターンまでいくつかうっすらと見えてきますよ。。。

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いかがでしたでしょうか?

マックスさんの『巨人の肩にのる』2次必勝法(後編)では「事例Ⅱを中心に事例Ⅰ~ⅢをMECEに捉える」「事例Ⅳが苦手な人向けの対策法」を来週6月5日(日)にご紹介します!

お楽しみに!

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