勉強疲れにちょいとブレイク~診断士試験に役に立つであろう実務的な書籍の御紹介
おはようございます。
6代目、牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。
今日は5月18日ということで、一次試験まで3ヶ月を切りましたね。
まだまだ時間はありますので、どうぞ諦めないでください。
この間の道場春セミナーに参加して、2年前の自分を思い出しました。
ほんと、何もできてなかったというか、まだスタートラインに立てていなかった。
FBで一昨年の5月18日あたりの投稿を見て振り返ってみたのですが、
ちょうどTACの完成答練の2回目あたりで、運営管理が52点、経済学が20点でした。
経済学なんて、GDPとかあたりまでしか勉強できてませんでしたからね(笑)
今日は、試験突破を目指してガリガリ頑張っている受験生の方々に向けて、
ちょっと疲れてきたなぁ、でも勉強しないといけないなぁ、時間がもったいない、
どうしよう、気がのらないなぁと思ったときにオススメの書籍を
御紹介いたします~!!
ちょっと前置きね。
受験勉強をしていると、企業経営理論であるとかで、よく概念的なものが出てきますよね。
マーケティングの4Pだとか、戦略論の3Cとか、マイケルポーターの3つの基本戦略とか、その他諸々。。。
勉強の際は、なんとなくそうだよなってことで覚えますよね。
で、一応、ほ~、そういう意味か、で理解は基本的に止まりますよね。
いや、それでいいんだと思います。受験勉強では。
だって、実務を問われるわけじゃないんだし。
当職も、かつて司法試験の受験のときに、民事訴訟法や刑事訴訟法ってものを勉強しました。
これらの法律は、裁判の手続きのルールを基本的に定めたものですが、
とりあえず、こんなもんかと思って、暗記してました。
受験生のときに裁判の傍聴なんて行ったことなかったし。
まぁ、単なる知識で終わっていたんですね。
でも、それで受かったし、特に問題はないかと。
司法試験に受かると、司法修習で実際に裁判を傍聴したりするわけです。
法廷で、あるときに、裁判長が、右陪席裁判官と左陪席裁判官と小声で話をしたことがあって、
あっ、今のって、刑訴法何条で書かれているあれか~、なるほど~
みたいな感じで、実際に実務ついてみると、覚えていた知識や条文の意味するところが理解できる、実務的にはこれか~!!
みたいな感じで定着するわけです。
おそらく、それは診断士でも同じではないでしょうか。
実務補習に行っていないので、まだわからないのですが、おそらく、
実務補習で試験勉強のときに覚えたやつが、なるほど、そういうことかと
気づく機会がたくさんあるのだろうと。
来年2月のには参加したいと思いますので、
一緒の班になった方々、くれぐれも当職に優しくしてください
知識がない、分かってないでしょ?とか
いぢめないでくださいね、どうぞよろしくお願いします。
で、本論ですが、勉強疲れて、ちょっと気乗りがしないけど、遊ぶのは気が引けるときにお勧めの書籍。
「小さな会社の幹部社員の教科書」(井東昌樹著・日経BP社)
紹介のURLはこちら⇒http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/247180.html
これは、昨年末くらいに本屋さんに行ったときに何気なく買った書籍です。
読んでみると、中小企業の幹部社員として、どうやって中小企業を盛り上げて行くのか、
そのあたりの実務が書かれています。
この書籍を読んでいて、あ~、そういえばマーケティングで、こんなこと勉強したよな~とか、
企業経営理論で、なんとか戦略とかあったなぁ~とか、思い出して、
あれって、こうやって実務で使うんだ!って
気づきをいただきました。
氏は冒頭で、中小企業の幹部社員に必要なスキルは、
①戦略的視点
②マネジメント力
③数字力
であると言います。
そして、それぞれについて、診断士試験で勉強したような概念等を紹介しながら、
実務に落としていく。
診断士受験生であれば、①乃至③をみて、すぐに気づきますよね。
①は事例Ⅱ
②は事例Ⅰ
③は事例Ⅳ
事例Ⅲだけ抜けてますね(笑)
勉強に疲れたなと思ったときには、是非お手に取ってみてください(ちなみに、当職、著者の方とは面識はありません)。
当職個人的には、極めて良書だと思います。
では、また!
小野田鶴様
コメントありがとうございます。
担当編集者様でしたか~
ほんと、良書だと思いました。今後とも、よりよい書籍を世にたくさん出してくださいませ。
必要があれば(ないとは思いますが)、お手伝いいたします(笑)
ご紹介ありがとうございます! 担当編集者です。診断士の試験問題との関係は驚きで、大変勉強になりました。鋭い視点に深謝です。
井東様
コメントいただきありがとうございます。
著者の方からコメントいただけるとはとてもビックリ致しました。
とてもためになる書籍で、とても感動いたしました。
法律事務所もいわば中小企業ですので、自分の役割等を考えるのにも大変役に立ちました。
ありがとうございました。
拙著を紹介頂きまして、ありがとうございます。多くの方に読んで頂ければ幸いです。
井東昌樹