~試験勉強にまつわるエトセトラ~

おはようございます。フェイマオです
今日からゴールデンウイークの後半を迎えますが、1次試験突破を目指される方にとっては『試験前にまとまった休みが取れる最後の期間』となる方も多いかと思います。

もともと今回も財務ネタを書く予定でおりましたが、先日の春セミナー(詳細な内容はこちらの記事をご覧ください)にご参加頂いた方の中で独学で勉強されている方が多く、色々とご質問を頂きました

当ブログをご覧頂いている皆さまの中にも、独学で学ばれている方も多くいらっしゃるかと思い、今回は先日のセミナーで私が受けた質問をもとに、記事を書かせて頂こうと思いました


■ゴールデンウイーク期間は何を優先すべきか?

“まとまった休み期間中に何から手を付けたらいいか?”とのご相談を頂きました。
私個人の意見では『苦手科目と向き合う』か、まだ過去問へ取り組んでいない方は『7科目全ての過去問を解いてみる』事をお勧めします。
以下に、それぞれについて補足説明をさせて頂きます。

【1】苦手科目の克服に向けて

1次試験突破に向けて、『苦手科目を作らない』事も大切な要素です。
G.W.のようにまとまってとれる時間があるからこそ、敢えて苦手科目と向き合って苦手意識を払拭する絶好の機会だと思います。先日のセミナーでもご相談を頂きましたが、経済や財務などを苦手とされている方は、この時期に苦手科目にじっくりと向き合って、“理解を深めて”頂き、苦手科目の克服に充てて頂ければと思います。

以下に、比較的ご質問を頂くことの多かった『経済』と『財務』について、この時期に抑えたるべき箇所を私の見解で記載致しますので、ご参考になさってください。

【経済学・経済政策】編

<マクロ経済学>
IS曲線→LM曲線→IS‐LM曲線→マンデルフレミングモデル(固定相場制・変動相場制)までを1連の流れで再度復習をする。

■マクロ経済学の分野では、IS曲線~AD-AS分析までは知識の積上型の学習が必要になります。経済学が苦手な方はAD-AS分析までは手を広げる必要はないと思いますので、何とかマンデルフレミングまでは理解して頂きたいと思います。
■経済学が苦手な方の場合、テキストを読んで分かったつもりになっている方もいらっしゃるかと思いますので、ここはご自身の手を動かしてグラフを書くことをお勧めします。

<ミクロ経済学>

余剰分析(生産者‐消費者)→貿易政策(輸入関税・輸出補助金)の復習

■ミクロ経済学はマクロ経済学のような“積上型の学習”というよりも単元毎に理解する“ブツ切り学習”で対応できます。ただ、上記余剰分析なども“グラフの理解”が求められますので、まとまった時間に復習された方が宜しいかと思います。

 

【財務・会計】編

苦手な方の優先順位は、ファイナンス>アカウンティングで復習

■毎年、1次試験では25問中10問程度はファイナンスの問題が出題されます。しかも、問題もさほど捻らず平易な問題(A・Bランク)が中心ですので、ここを確実にとる事が財務足切回避の鉄則です。

【2】過去問を最低各科目1年分を解いてみる
まだ、過去問に全く手を付けていない方にこそチャレンジして欲しい事ですが、各科目を1年分だけで良いので、まずは解いてみる事をお勧めします。
その際に大切なのは『点数を取る事』でなく『本試験のレベルを知る事』です。
今の時期にできなくても構いませんので、8月の本試験で“戦う相手のレベル”を早めに知っておくことで、今後の勉強の指針を立てる上でも非常に大切です

 


■模試をどれくらい受けた方が良いのか?

独学をされている方からは“模試の活用”についてのご質問を頂きました。
ちなみに、今年度に実施予定されている受験予備校の1次模試がこちらになります。
1次模試スケジュール(改)

※ユーキャンとTBCは会場受験が無く、自宅受験のみとなります。
詳細な日程については、念のため各受験機関のHPにてご確認下さいますようお願い致します。

ちなみに私の場合、通学していた学校とTAC模試の2つを受験しました。
受験した後の復習の事を考えると、2つで結構手一杯でしたので、複数受験を考えていらっしゃる方は『復習の時間』の事も考えて、受験してくださいね
通学生の方は、通学先の受験校で模試を受けられるかと思いますが、独学の方で会場受験が出来る方の場合は、できるだけ会場での受験をお勧めします。

本試験通りのスケジュールで実施されるため、試験当日の休憩時間の使い方を把握できることに加え、周囲に他の受験生がいるため普段とは違った緊張感のある中で、試験を受ける事も慣れて頂いた方が良いかと思います。

もちろん会場受験が難しい方も、模試はご自身の勉強の成果を図る一番いい判断材料だと思いますので、是非とも1回は模試の受験してみてください。

 

繰り返しになりますが、この時期にまとまった時間が取れる方にとっては、『どのように過ごすか』は非常に重要です。

当ブログをご覧の皆様が、有意義なG.W.を過ごせますように

 

To be continued・・・

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