あれから2年、レベル1からのスタート
こんにちは、5代目メンバーのフォルゴーレです
すっかりご無沙汰しております
今では道場の記事を書いていた頃が遠い昔の様に感じます。現にログイン方法がわからなくなり、使い方の確認からスタートしました 笑
さて、OB枠の投稿ということですが、診断士試験後の私のその後の2年間をお話ししようと思います。
実は半年前に10年間勤務した会社を退職して中小企業診断士として独立致しました。ですので、それまでの経緯や葛藤をお話し出来ればと思います
ざっくり説明すると、1年目は実務補習を受けて診断士登録を果たしました。2年目は研究会や診断士の研修講座を受けて自分のスキルアップをしていたところ、会社を辞めないと受けられない仕事の紹介があり、独立して約6ヶ月が経ったという感じです
独立して6ヶ月の間にどんな仕事をしたかと言うと、経営革新計画の策定支援及びセミナー講師、創業スクールの運営支援、飲食業・酒販店に対する専門家派遣、企業診断やJ-Net21、MUFGなどへの記事の執筆、経営発達計画の策定支援、事業DDの作成、3月からは補助金申請の支援を行なっております
うまくいった案件もあれば、失敗したこともあり、まだまだこれから先がどうなるかわかりませんが、どうにかこうにかやっている状況です
そもそも、私が診断士の勉強を始めたのにはいくつかきっかけがありました
社会人生活にも慣れて、業務がマンネリ化していたこと。その当時のクライアントのほぼ全員が社長だったこと。卸売業という差別化が難しい業種だった為、自分のスペシャリティを出す必要があったこと。その当時の上司が、、、笑
この話はこの辺にしてまぁ今となっては感謝しています、色々と成長するきっかけをもらったので
試験に合格後も実務補習やら研究会やら色々な活動に参加してきたわけですが、常に自分の実力不足を感じていました。まぁ、今もですが (笑) もちろん、土日を活用して色々な活動もしていたのですが、アウトプットの時間がどうしても足りない。
やっぱりレベル上げするならひたすらやるしかないな、そうだ、いつそのことダーマの神殿に行ってレベル1からやり直そう
的なことを薄っすらと思い始めていた時に、「こんな仕事があるけどやりますか?」と先輩の診断士に声をかけてもらい、その仕事を受ける為に退職して独立したという訳です
年収は半分以下になるし、いつまで仕事があるかわからないし、妻もよく賛成してくれたなぁと今でも思います本当にありがとう、ただただ感謝です
正直なところ、収入に関する不安はありますいつ仕事がなくなるかわからないですしねまだ30代前半ということもあり、ダメになっても再就職はできるかなぁという考えもありました。何より、別に死ぬ訳じゃないし、とにかくやってみながら考えようという気持ちが強かったというのが一番の本音です
常に新しいことの連続なので、その度にゼロから勉強して慣れていかないといけないので、その点での楽しみと苦労はあります。平日に企業や商工会へ訪問して、週末で事務作業と業務に関する勉強をしている様なイメージです
これからも頂いた仕事で依頼主に満足していただくしかないかと思っていますし、それは診断士だろうとなかろうと同じだと思います。前職においてももちろん精一杯やっていたつもりですが、私の場合は企業の中にいると自分の責任感がどこかで薄れていたような気がします。個人事業主になってからはその点における変化が一番あったのかもしれません
それと、独立したタイミングについてですが、私の年齢は32歳なので比較的、若くして独立した部類に入ると思います。
私が感じた年齢が若いことのメリットとしては
・目立つ
・色々と知らないことを聞きやすい
・若返りを図ろうとしている組織にとっては重宝される
・独立初年度の所得の差が少ない、住民税や所得税も(笑)
・チャレンジさせてもらえる
・体の無理がきく
デメリットとしては
・若いという事を不安に感じる人もいる(経営指導員の方に思われたことが一度ありました)
・経験が足りないと思うことがある
本当は他にもあるのかも知れないですが、若くして独立することのデメリットはあまり感じてないですどの組織に属するかにもよるかも知れませんが。
ちなみに診断士のフィーについても私が知る限りでお伝えしますね
ご存知の方も多い方も多いと思いますが、ミラサポという専門家派遣の場合だと5,000円/h、その他の専門家派遣だと金額はまちまちです。私が経験した中だと、安い案件で8,000円/hから高い案件で4万円/1回というものがありました。私はやっていないですが、窓口相談だと20,000円~25,000円/日が多い様です。商工会や商工会議所のセミナーは予算にもよるそうですが、80,000円~150,000円/3hが多い様です。もちろん、売れっ子になれば相場はあまり関係ないと思いますが
まぁ、フィーの高い安いは抜きにして、実際にやってみると、ありがたい事に色々な先輩方からお仕事の紹介を頂いております。あくまで今のところですが。独立する前に顔を出していた千葉県診断士協会や、昨年の4月に受講していた取材の学校、今の仕事を受注している会社、主にこれらのところから仕事を頂いております。
世の中の特徴としてはアベノミクスの影響もあり、補助金関連の案件も結構多いのが特徴ですね。補助金の仕事に依存しているわけではありませんが、今のうちに仕事を軌道に乗せる必要があるというのが私の経営環境です
どんな仕事にしろ診断士として独立を考えているかたがいらっしゃれば、独立する前に色々な所に顔を出しておいた方がスムースなスタートをきれると思いますよ。あと、これもやってみてわかったことですが、2月~3月は仕事の案件が結構出てくるようです。年度の変わり目ということが影響しているのでしょう。
最後に、この半年間で感じたことをお話しします。
私の場合、ギリギリできない様な仕事や経験したことが無い仕事が常にやってきます。でも私の場合はやるしかないので、なんとかやるようにしています。
重要なことはできるかどうかではなく、やるかどうか。本当にこれにつきると思います。
これからもやったことないことが無い案件も含めて、精一杯目の前の仕事に取り組む所存です。将来の自分への戒めを込めて。
これからも当道場を宜しくお願い致します
それではまた
裏読クラブ様
そうそう、他の士業資格を持ってらっしゃる方がおっしゃってましたが、診断士の間には一種の連帯感みたいなものを感じるそうです。診断士には独占業務がなく、お互い仕事では直接競合しにくいことも、その要因にあるのかも知れません。これから試験突破を目指す受験生の方々のためにも、この資格を取ってよかったと思ってもらえる活動をしていきたいですね。
読裏クラブ様
コメントありがとうございます!ご連絡が遅くなってしまいまいた、申し訳ございません。
実務補習もとても良い経験になったかと思います。私も日々勉強といったところです。追い込んでいるのか、追い込まれているのかわからなくなる時もあるかと思いますが(笑)
これからも宜しくお願い致します。
読裏クラブ様
おはようございます。7代目のイケメンこと細川でございます。いつも一発合格道場をご覧くださり有難うございます。
私も先週、魔の?15日実務補習を終えて4月に登録予定です。
これから診断士の活動をうまく軌道にのせていくには、スタートダッシュが肝心と私も先輩方に言われます。そして読裏クラブさんのおっしゃる通り、最初は来るもの拒まず、チャレンジしていく姿勢が重要ですよね。お互いに多忙な1年目になるかと思いますが、新たな世界を楽しんでいきましょう!
いつかどこかで診断士としてお会いできることを楽しみにしています。
これからも一発合格道場の応援宜しくお願いします。
細川様
こちらこそ宜しくお願いします。診断士仲間って独特ですよね?初対面なのにどこか昔からの知り合いのような雰囲気があって…。
やはり同じ戦場をかいくぐった同志感があるんでしょうね。
今月に実務補習を終えて、来月に診断士登録予定です。
非常に参考になりました。結局、自分を高めるためにどこまで自分を信頼して追い込めるか?ですよね。
僕も目の前の一つ一つの出来事を大事にしていきます。