【合格体験記】20年かけても合格するぞ ~やすたかさん~

なごです。

本日は、今年見事合格を果たした「やすたか」さんにご登場いただきます。やすたかさんは独学にもかかわらず、一次2回、二次1回で見事合格をされています。想いの強さ、客観的に自分を俯瞰する目など、成功要因が随所に示されています.

まずは体験記をご覧ください。

 

 

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H27年度の2次試験で合格したやすたかです。 勉強方法は独学です。

 

【受験の動機】

地元の活性化に貢献したいと思ったため。 合格してもすぐに独立は考えておらず、定年後に地元に戻って中小企業の支援をしたいと考え、合格まで20年かかってもよいと思っていた。

仕事は、売上0のベンチャー企業に入社後、営業・マーケティング・経理・経営企画などを経験。現在の売上は400億円弱。(仕事に関係する本はそれなりに読んでいた。) 合格しても中小企業診断士として活動するまで経営や経済の勉強は続けるつもりだったため、短期決戦は考えず勉強方法は独学を選択。 とりあえず、1次試験3年、2次試験2年を合格目標とする。

 

【モチベーション維持】

モチベーションに頼るとムラができるため、勉強のペースを大手予備校の1月開講コースに合わせて試験日までのスケジュールを作成し勉強をルーティン化した。

 

【受験歴】

H26 1次試験 4科目合格、総合点で10点ほど不足。

H27 1次試験 3科目合格 H27 2次試験 合格

 

学習開始した時期 H26年1月

一次対策期間 H26年1月~H26年8月

勉強時間700時間 H27年1月~H27年8月

勉強時間500時間

二次対策期間 H27年8月~H27年10月

勉強時間250時間

H26年11月~H27年8月の間は、注文住宅建築のため家作りの勉強を平行していました。 住宅関係の本30冊程、ハウスメーカーの資料20社程比較、ハウスメーカーの見学や打合せ10社程を経てH27年5月に土地購入、H27年8月に建築プラン完成、H28年1月家完成。といったイベントも重なり2年目の診断士勉強時間は少な目になっています。

 

【1次勉強方法】

H26 古本屋で1年~3年前のTACテキスト、問題集、過去問を購入。 経済学は石川秀樹氏のマクロ経済学・ミクロ経済学を購入。 2013年版中小企業白書購入 大手予備校の1月開講コースに学習スケジュールを合わせて、テキストと問題集中心に学習。 GW以降は問題集と過去問中心に、財務と中小企業政策の理解が弱かったため要点をノートにまとめながら学習。 1次試験4科目合格(経済学、運営管理、経営法務、中小企業) 独学で結果が出たため自分のやり方に自信が持てた。

TOTAL勉強時間700時間

 

H27 不合格だった企業経営理論の最新版のTACテキスト、問題集を購入。 有斐閣アルマの経営戦略、組織論を購入 経営情報システムは、図書館にあるインターネットの仕組みなどの本で学習。 財務は、日商簿記2級の商業簿記テキスト、診断士1次試験過去問・2次試験過去問の計算問題中心。 2次試験も視野に入れて運営管理も50時間ほど学習。

1次試験3科目合格

TOTAL勉強時間500時間

 

企業経営理論を2年間学習してよかったことは、戦略と組織は表裏一体で、同時に考えることが経営戦略だと思ったこと。

 

【2次勉強方法】

H27 2次試験対策 1次試験の帰りに全知識と全ノウハウを購入 8月末の「一発合格道場 夏セミナー」に参加。1次、2次通して独学以外の勉強はこの1回だけ。 このセミナーに参加したことで2次試験の勉強方法や解き方がわかったので本当に大きかった。

セミナーの帰りに「ふぞろいな答案分析2」購入。「ふぞろいな答案分析1」は1年ほど前に古本屋で購入していた。 事例Ⅳの計算問題確認用としてTAC2次過去問解説。 柱としたのは、「ふぞろいな答案分析」のA答案を組み合わせて一貫性のある解答を数パターンつくり、その中から事例企業の課題をすべて解決し、長期的に成長できる提案を模範解答にした。(模範解答は解くたびに更新したため、本試験までに何度も模範解答を変更した。)

その後は、ふぞろいの解説を見ながら自分なりに模範解答へのロジックを組み立て、過去問を繰り返し解いた。(事例企業の社長から100点だと言ってもらえるような解答を目指し、ロジックを固めていった。)

H19~H21 2回(ふぞろい分析)

H22~H24 5回(ふぞろい分析)

H25~H26 2回(全ノウハウ)

 

具体的には、 1回目、見開きノートの左側に模範解答を写経する。右側にロジックや気付いたことを記入する。 2回目以降、実際に問題を解き、左側に記述。右側にロジックや気付いたこと、間違えたことを記入し、前回のものと比較する。これの繰り返し。(時間がないときは頭の中で回答を考えてロジックだけ確認する。)

何回も解くことで今まで気付かなかったことに気付くようになり、ダミーの与件情報(自分ではそう思っていた)に振り回されず真の問題と課題を考えられた。 2次試験は国語の試験ではなく、論理力の試験(情報を整理・分析するパズル)だと考えた。

与件・設問の情報整理・分析後、戦略をイメージしてから設問を解くようにしたことで一貫性がブレることが少なくなった。(各事例の戦略を1行程度のコンセプトにまとめて、戦略に沿った回答を心掛けた。)

2次試験用のノートを見直してみたら、自分なりの仮説を20個ほど立てていた。仮設の内容は、ロジックや採点基準、採点方法、回答の切り口、答案のレベルアップ法などなど。 仮説の検証は出来ませんが、模試や勉強会にも参加せず独学で2次試験を1回で合格できたのでそれなりに正しいものがあったのだと思う。得点開示の結果が自分の予想通りだったら紹介しようと思います。

ちなみに事例Ⅳは計算間違いが多く、問3(3)は空白だったため、足切りだと思っていました。

]TOTAL勉強時間250時間

合格までのTOTAL勉強時間 約1,500時間

 

【今後】

今まで独学だったため、これからいろいろな方と交流して診断士としての能力を向上させたい。 また、自分の学びのためにも2次試験受験生の勉強会にも参加してみたい。 これからよろしくお願いします。

 

 

=======(寄稿はここまで)======

 

どうでしたか。自分に足りないものを判断し、行動する。特に独学の場合、自分で何をどう取り組めばよいか分からないと嘆くケースもあるのですが、実は通学生もそんなに条件として変わらないと私は思っています。例えば2次の話題をあげますと、単に与えられた問題を授業中に解いて、模範解答を聞いているだけでは前には進まない。それよりもやすたかさんのように、写経して形を理解し、自分で考え構築し、過去の自分と比較し違いを把握する、そんな段階を経ながら成長している姿が、二次一発合格につながっているのだと思います。

またさらっと書かれていますが、勉強時間の積み重ねも診断士に対する思いの強さが如実に表れていますね。それなりに脳の筋力トレーニングが必要なこの試験。頑張った証が、診断士合格として結果につながりました。これからはその努力を、多くの中小企業の皆さんのために活用してくださいね。今後に期待していますよ。

 

なごでした。

 

 

 

 

 

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