中小企業診断士は転職に有利か?

こんばんは!久々のアックルです。

本日は診断士を目指す多くの受験生が気になる(と思う)テーマ
「中小企業診断士は転職に有利か?」ですhappy01

私の同期合格者で、診断士取得後に転職活動を行った数名の友人から聞いた話なので私見が入っているし、正しいか分からないという点を先に断らせて頂きます。

■転職支援会社の意見■

まずは転職支援会社(リクルートエージェントやDODA)の話です。
私の友人がエージェントから聞いた話によると、
・資格はあまり関係ない 。
・専門性の高い資格ならまだしも、診断士のようなゼネラリスト系の資格は職務経歴書でアピールしても、それほど注目されない。
・簿記1級の方が遥かに評価される。
・ただし、面接官によれば「努力ができる人間」 や「能力が認められる」こともあるそうです。
・特にストレート合格は潜在能力の高さが評価されることもあるそうです。ただし、あくまで面接官が診断士という資格をよく知っているかどうかですが・・・。

■実際の面接ではどうだったか?■

次に履歴書や職務経歴書に「中小企業診断士」と書いた場合、面接で注目されたかどうかについてのお話です。

実はかなりの確率で診断士のことを聞かれたそうです。具体的には、

「凄いね!こんな難しい資格を!!」

「努力家なんだね。」

「勉強好きなんだね。」

などですhappy02

また、人事部長から「診断士!凄いね!工業?情報?どっちを取ったの?」と聞かれたこともあるそうです・・・。昔の試験制度のことですね、はいsad
やはり最近の不況で中小企業診断士人気が高まったことから知名度が上昇しているのかもしれません。これは、良い傾向ですね。
30代辺りの採用担当者からは、「私も興味あるんですよ。どうやって勉強したんですか?いや~凄いです。羨ましいです。」と聞かれたこともあるそうです。
ですが悲しいかな、採用担当者から評価されても 合否にはほとんど影響しないですねshock

■面接で診断士資格が注目される方法■

もし診断士資格を面接や書類選考でアピールしたいなら、以下の方法がお勧めです。

・趣味欄に「中小企業診断士活動」と書く。
普通は、「読書」 とか「映画鑑賞」、「スポーツ観戦」とか書く人が多いと思いますが、そんな中、「中小企業診断士活動」と書いていたのを採用担当者が見れば、多少は興味が湧くと思います。書類選考通過率が上がるかもしれないし、面接でも聞かれるかも。

・これまでの職務や経験(自己PR)に診断士活動を織り交ぜて話す。
例えば、
「役員らにプレゼンテーションを行っています。」
と言うのはありふれています。しかし、
「役員らにプレゼンテーションを行っています。また、診断士活動で受験生を集めたセミナーを行いました。しかも、USTREAMで全世界に配信しました。」
などと言うと説得力が増す。
実際に自分がセミナーで話す様子をWEBで見てもらえば、口で説明するより、その人の能力が分かってもらえる。
余談ですが、 アメリカでは人事が面接した後に、その人の名前をネットで検索して評判や実績等を調べることが流行しているそうです。
http://blogs.bizmakoto.jp/kengoyoshida/entry/1370.html

セミナーのUSTREAM配信や、執筆等でWEBに自分の名前が載ったことがある人は、そういうこともアピールすると効果的かもしれません。

■で、結局、診断士は有利なのか?

結論から言うと、「作戦次第では若干の+αになると思われる。」です。
つまり面接で診断士のことをアピールすることで、注目され印象に残ることで若干はプラスになるかもしれないということです。
結局は中途に求められるのは、①即戦力になるか(経験)、②専門性があるか の2点だと思います。
資格に頼り過ぎてはいけないんですね。

そりゃそうだ、例えば私が面接官で、経営企画部の要員に次のうちのどれか一人を採用することになった場合、

①診断士を持っているけど、経営企画部で予算しかやった経験がないAさん

②診断士は持ってないけど、M&Aや事業再編等の経験が豊富なBさん

迷わずBさんを採用すると思います、やっぱり。

ですが、先ほども言ったとおり、潜在能力や努力家である点、つまり能力の裏付けが評価されて採用に至るケースもあると思います。

こちらのサイトも、診断士は転職に有利かどうか書かれた記事です。是非、ご覧ください。

それでは本日はここまで。

BY  アックル

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