【直前期詰め込み】日本経済新聞は絶好の中小企業診断士1次試験の変化球問題への参考書である。

ちーっす。和尚です。
暑いですね。

独断専行のこの和尚、今回ばかりはうみのリーダーに
「和尚、道場ではこの2週間『直前期詰め込み学習Week』と題してやるんだから、読者に反感を買うような内容は当然ながら、得意技の隅つつきなんかの変化球禁止! 受験生に即効で役に立つ記事をお願いしますよ、そうそう、きり記事、なご記事みたいな直球勝負でお願いしますね!」
との、忠告をいただき、下書きをしたためました。

が。。。。
こんなの和尚じゃねえ!

というのばかり量産して、自己嫌悪に陥ってしまいました。

で、考えたのが、和尚が実際にやってた勉強法をご紹介しようかと思った次第。

題して。
「日本経済新聞は絶好の中小企業診断士1次試験の変化球問題への絶好の参考書である。」
です。
変化球問題への王道の対処法は明日のなご記事を読んでいただくとして(あれ?これ前回も同じようなことをのべたような・・・)

今回は、和尚なりの独特の、それでいて相応に役に立つと思う対処法の紹介です。

まずはどのように利用するか、ですが、
「テクニカルタームの確認」

「連想して思い浮かべられる語句、基礎の考え方はどうか」
の主に2つの点検に使っておりました。

紙面をなめるように読んで、どっかで勉強してきたような語句が出てきたらそれをチェックし、どのようなことだったか頭のなかで反芻、かつこれに基づくチェックはどうかを考える、ことをしておりました。

多彩な語句が紙面を飾っておりますので、
そこは自分のセンスとチェック力、アンテナ力を試す絶好の機会、

とともに

初見の語句が出てもびびらない精神力

の鍛練に使っておりました。
当然、初見の語句が出たら調べることは調べるのですが前後の文脈からそれがなにを意味しているのかを推測する力も出てきますよ。

それでは実践。
教材は2015年7月15日の朝刊を利用します。

1面【財務】東芝社長、9月辞任 不適切会計
いきなりむっちゃ難しい財務の話をするのですが、6ー8行目
「 田中社長らがインフラ部門で損失計上を先送りするよう実質的に指示し・・・」
はい、これです。結局粉飾(とまではいかないが)、この損失計上を先送りする具体的なやり方、わかるでしょうか。アカウンティングの問題ですね。

答え:インフラ=有形固定資産のうち費用計上するべきもの、例えば陳腐化した資産をそのまま資産に乗せ続けるよう指示したのではないでしょうか。
費用→資産という粉飾は古典的な手法です。

3面【経済】来年度実質1.7%成長 政府見通し同じく5面【経済】海外経済を点検 日銀決定会合
という記事では、きちんと成長率の数値とか抑えておくべき。最初の問題でいったいどのような数値がベーシックな数値となるかわかってないと結論がぶれることになります。
この記事では2016年度前半にかけて物価上昇率が2%程度に加速するという見通しをしていることと、でもギリシャ問題もあるから点検中というところか。
15年度の実質成長率は1.5%というところをおさえておきたいところです。

5面【経済】【法務】TPPカナダ出遅れ
カナダはどうでもよいけれど、和尚はTPPに2年もヤマかけて一回も出なかったという体たらく。でもでも、各国の主張とかはおもろい。
農産物:保護カナダ、開放アメリカ。
乳製品:開放NZ、開放反対日本&アメリカ&カナダ。
薬のデータ(知的財産):保護10年以上アメリカ、5年未満豪州、アジア(アメリカは開発国、豪州アジアはジェネリックを生産してるから)
なーんて、いうことも覚えておいても損はないか。
それよりか、TPPとはなんぞや、ということは一度ぐぐっておいてもいいと思われる。

9面【情報】【経営】中国、半導体「脱外資」狙う
こういうベタ記事を読み飛ばすのは野暮というものだ、というのが日経から派遣される「日経の読み方」の先生が口を揃えておっしゃる言葉。
タイトルだけみて読む可否を決めるのでは、その取り上げた事項の背景がまったくわからんでしょ?ということを熱弁されるが、中小企業診断士試験も同じ。
DRAM、フラッシュメモリーなどの語句が出た場合、その背景にあるものを捉える。
またここでは半導体の世界最大手は「ファブレス企業」の米クアルコム、と書いてある。ファブレス企業とかテクニカルタームが出てきたら、
記憶の強化に努めるべし!

11面【経営】新ブランド展開 三陽商会背水
三陽商会はバーバリーブランドのライセンス契約が切れるために、新ブランドの育成に躍起になっている、というお話。
詳細はここには全部書けないが、こういう記事を読んでブランドについての知識の整理に思いをはせるのが日経のうまい読み方。
この記事戦略論にも言及していて2次試験にも応用は利く(2次試験対応も記事作成計画あるので待っててくださいまし)

12面【経営】【情報】ネット家電開発手助け 日本IBM、月内にも
IBMがインターネットにつながる家電の開発支援サービスを開始する、という話。
テクニカルタームでIoTというのが出てきている。これなんか数年前のテキストなんかには載ってないような気がする・・・。
ビッグデータ解析、などの手法もさらりと抑えておきたいところ。

16面【財務】(金利)10年債、0.455%に上昇
「(前略)国債利回りは上昇した。前日比0.010%高い(価格は安い)0.455%・・・」
はい、財務苦手な方、ここ注目です。利回り(利率)は上昇すると、債券価格は低下することが「(価格は安い)」とわざわざ注記していただいております。
マーケット面は数字ばかり並んでいてヤダ!という方もおられますが、次項の記事とか読んでて面白いです

17面【財務】【法務】(大機小機)トヨタ種類株とガバナンス
これ、匿名のコラムですが、気がつくだけで試験に出そうなタームがどんどん出てくる。
新株予約権つき社債(CB)、普通株、有利発行、種類株、配当利回り、譲渡制限、全体の時価総額・・・。
ここでは単語しか抽出しなかったけれど、このコラム、きちんと文脈の中で上記の単語を理解できるようになったら本物、だと思って精進するとよいと思います。

26面【経済】経済教室 客観的評価の反映 不可欠
全要素生産性(TFP)のグラフが出ています。去年でましたかね? この経済教室、非常に難しいですが、これ結構経済で出ます。

26面【法務】ゼミナール 迫るマイナンバー
マイナンバーについても、かるーく押さえておいたほうがよいかもです。深入りは禁物。

ととと、和尚が気づいただけでピックアップしただけでこれだけ出てきました。今回運営、中小については抽出できませんでしたが、よく読めば出てくるのかもしれません。

最後に何が言いたいか、を述べて、この和尚らしくない記事をおしまいとしましょう。

試験では変化球問題が必ず出る。それに対応するために「ちょっとした知識」が非常に身を助けることがある。
ゆえに試験までの短い時間、新聞だけではなくテレビ、電車の広告、インターネット、知人との会話などなどにアンテナを張り、
ちょっとした知識の連想ゲームを楽しんで、記憶の強化、知識の確認を心がけよう!

てなわけで、和尚でした。

合掌。

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