【直前期対策】企業経営理論

こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

さぁ、ほんとに一次試験が迫ってきました。残り1か月を切りましたね。

私からは、直前期対策として、企業経営理論について述べさせていただきますが、この時期は、どちらかというと、理解が問われる科目よりは、暗記科目に注力したほうが総合点数をアップしやすいのかなと思っています。

あと、この時期、新しいことをやりたくなるのが受験生の心情ではありますが、絶対に止めたほうが良いと思います。今から新しいことをやるのは厳禁。これまでやったことの復習に注力すべきです。これまでの自分を信じて、浮気をしない。

では、本題である企業経営理論について、この時期何をやるか、私なりの考えを。

1 他の科目と同様、暗記に注力する

企業経営理論は、論理的な思考力を試す試験ともいえますが、感覚としては、半分程度は暗記で何とかなるのかなと思っています。

企業経営理論でもいろんな言葉が出てきますよね。その言葉の意味がわからなかったら、回答できないですよね。

僕は、TACのスピードテキストを独学で使っていたので、ひたすらそれにマーカー引きながら読んでました。塗って塗って塗りたくる(笑)

このときのポイントは、考えながら読むってことです。論理的なつながりを意識して、●●だから●●のベクトルになるわけだね~、みたいな感じで。

ちなみに、私のテキストは、こんな感じです。ほんと、この時期はもう、読んで読んで読みまくる、これだけで良いのではないかと思うくらいです。

 

 

2 試験にあたって留意すべき点を意識しておく

次に、企業経営理論は、経済、財務・会計が終わって昼休み後にありますが、間違いなく、途中で頭が疲れて思考がストップあるいは鈍くなります。

その上に、企業経営理論特有の肢の意味がよくわからないものが多くあり、その結果、混乱し、更に、解答速度が落ちて、時間がなくなる。

こんな負のループが懸念されます。ということで、どうするか。

僕はまず、問題をパラパラとめくり、できそうだなぁという問題を探し、それをまず解く、そして、また、パラパラとめくって、できそうなやつをどんどんやっていくということを司法試験の択一試験のときからやっていました。

司法試験でも中小企業診断士試験でもほぼ同じなのが、だいたい1問目に難しい問題を配置しているっていう点ですね。なので、自分は1問目からは解かない。できそうな問題からやっていく。

時間が足りないといわれる企業経営理論において、一番よくないのが、全く問題を検討することがなく、当てずっぽうで回答してしまった問題が発生することです。もしかしたら、検討できなかった問題がとても簡単だったかもしれない、そうだと目も当てられません。みんなが取っているのに、自分だけとれなかったってことになりますからね。

あと、途中で難しいな、わからないと思ったら、勇気をもってペンディングにして先に進む。肢の1つや2つはキレたけど、ほかのどれかわからないという事態は結構あると思います。その場合には、そのまま、先に進む(絶対に答えではないという肢にはちゃんと印をつけておく)。とりあえず走りぬけて、全ての問題を検討できるようにするということを意識していました。そして余った時間で、戻って解き直す。このときにはもちろん、キレた肢はもうみない。

あとですね、精神的にも、難しい問題は後回しにして、簡単な問題からやって解答していくと、気持ちが落ち着いてきて平常心で臨めるんですよね。難しい問題で悩み始めると、時間もない、どうしようと思ってパニックになってしまいます。パニックになったら、平常心の世界に戻ってくるのは容易ではありません。常に先手必勝、最初から難しい問題は回避。とりあえず最後まで突撃して、その後に戻る。それが本番で効率よく点数を取る秘訣だと思います。

1年に1回しかない試験。試験が終わった後に、後悔が残ることだけは避けましょう。

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