2014年度二次試験感想と2015年度二次試験一発合格目指す方へ

こんにちは、まさや~んです

二次試験本当にお疲れ様でした。
この一週間で大手各社の模範解答が出揃い、一喜一憂になってるかと思います。
自分も去年は事例Ⅳでポエム(根拠なくただ思うままに解答を書くこと)を書いたこともあり、「やれることはやった」→「でもみんなできてるんでは?」→「いやあの問題は解ける人が少ないはず」→「だから大丈夫(最初にもどる」の精神状態を合格発表くらいまで4回転くらいしましたw
ですので、「終わったことだからあまり気にしないで大丈夫だよ」などと格好良くは言えませんが、この時期だからできることを思う存分楽しんでリフレッシュしてください。

関東在住の方はもちろん関東在住以外の方も道場のイベントに来られて色々な情報収集するのも手ですよ。
土曜日の飲み会前のプチセミナーも3215さんが関東在住以外の方が来られた時に飲み会だけというのも寂しいからと発案してくださったんです、そしてプチセミナーも開催が決まりましたよ!(これリークしても大丈夫かな(;^ω^))私も聞きたい内容で先代の方々がプレゼンしてくれるようです(*´▽`*)
さて、今日は二次受験組向けと二次未受験組(2015年目標スト生含む)の2部構成です。

☆二次受験組向け☆

知っての通り一発合格道場では口述試験対策セミナーと称しまして模擬面接を行います。
その過程で口述試験想定問題を作成する必要があり、今年度の事例を解いてみました。
今回の事例は根拠が薄いので何を解答として想定しているのか掴み辛く大変疲れる事例でしたね。
そして事例Ⅳ、、これは難易度は易化してますが大変怖いですね。
計算ミスを犯すと転げ落ちてしまいそうですが、練習や疲れた状態での処理を多く積んできた人が報われるという意味では本来あるべき試験の姿なのかもですね。

==以下は、個人的な感想です==

【事例Ⅰ】
根拠が薄く何を正解と想定しているか難しかったです、各設問で0点にならないように積み上げていくのがいいのかなぁと思いました。

【事例Ⅱ】
問3は数字を絡ませれば何とでも結論付けはできると思うので、各社模擬解答と違っても気にする必要ないと思います。あと個人的に気になったのはいつも通りのプロモーション戦略ではなく、コミュニケーション戦略と問うてきたところ。あと周りとも話しましたが岩崎先生の出題ではなくなったんですかね、、、

【事例Ⅲ】
なんといっても160字の連荘はきつい。。しかも問3-2は自分が苦手な分野の出題であり上手く文章で表現できなかったです。あと与件で拾えてないところを無理やり繋ぎ合わせて問4を解答したけど、下手したら全く違う想定解答になってるかも。怖い事例ですね

【事例Ⅳ】
難易度は易化してます、ただ事例Ⅰ~Ⅲをこなして疲労した頭でどこまで正確に解けるかがポイントですね。いたるところで引っ掛けみたいなのが盛り込まれてましたので。でも問1と問4が出来て、問2or問3ができてれば平均以上ではないかと思います。

自分が解いてみた解答は↓になります。
まさや~ん2014二次試験解答_20141028
※word用いてますので70分制限、コピペ禁止でやりました。事例Ⅰ~Ⅲは続けて、事例Ⅳは本来やる予定ではなかったので後日追加で解いた感じとなります。
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☆二次未受験組向け☆

2015年目標のストレート生の方は、そろそろ企業経営理論の講義が終了するころでしょうか?
企業経営理論のあとは財務ですが、是非とも時間をつくって二次試験の過去問(事例Ⅰ、Ⅱ)にふれてみてください。財務がおわったら事例Ⅳもできますし、運営管理が終わったら事例Ⅲもできます。
中小企業診断士試験は一次試験を合格しても診断士を名乗ることはできず、二次試験を通過して診断士試験合格となります(養成課程は除く)。

この2ヵ月間の道場の記事をみればわかりますが、二次試験は一次合格者からさらに、いち早く事例を解くコツを掴んで、20%弱に入らないと合格できない試験です。しかも「いち早く事例を解くコツを掴んで」というのが肝なのですが、全ての人が一次試験終了後から二次試験までに掴めるかという微妙なところです、しかも掴んだから合格というわけではなく掴んでからが本当のスタートという側面があります。

つまり何が言いたいかというと、
「二次経験者組と対等に勝負できるように二次試験の勉強を今のうちから始めちゃおうよ!」
ということです。

この時期(もうちょい後かな年末くらい?)から春先までは、レアな問題集や参考書も夏場に比べると安く手に入りやすいです。
ですので、直近のふぞろい(総集編の方が安く手に入るかも)とかは価格を見ながら入手してください、どうせ二次試験受験する際には間違いなく使用するはずです。ふぞろいって何?って方はコチラを参照ください。

この時期はまだ今年度のオフシーズンですので各勉強会も動いてませんが、年明けくらいから勉強会が動き始めますのでこの時期から色々ネットなどで情報収集して興味あればコンタクトとっておくのもいいかもですよ。勉強会は二次試験のディスカッションをすることで色々な気づきを得ることができると思います。

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もし試験ノウハウなど情報を得たいという方はどしどしオフ会に参加してくださいませ。
二次結果待ちの方はもちろん2015年合格目標の方もウエルカムです(*´▽`*)

私が絡んでいる診断士試験支援有志でやってる11月のオフ会
・11/8(土) プチセミナー+道場オフ会
・11/18(火) 道場オフ会
・11/22(土) タキプロ大交流会

ではでは、今日はこの辺まで

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2014年度二次試験感想と2015年度二次試験一発合格目指す方へ”へ4件のコメント

  1. まさや~ん より:

    すたー様

    ですと、いきなり全部やろうとせず問題だけみて、大まかに何が聞かれてるのかを把握するところから始めた方がいいかもですね。(例えば、強み、理由、要因など大まかに何を解答にかけばいいのかを把握する練習)幸い時間はまだありますのでご自分でやるべきことを明確にして頑張ってください!

    ではでは

  2. すた~ より:

    まさや~ん様

    アドバイスありがとうございました。
    「設問で要求されていることを読み取れたか」が1番難しいと感じています。

    頂いたアドバイスに基づき、やはり二次中心に頑張ってみようと思います。

    ありがとうございました。

    すた~

  3. まさや~ん より:

    すた~様

    コメントありがとうございます、まさや~んです。
    私なりの見解を下記のようにお答えします。
    ※すごい長文です、もっとコンパクトに伝えればいいのですが申し訳ないです。

    ・すぐに止まってしまう件について

    これは具体的に言うと「どの段階で」止まってしまうのでしょうか?
    私が二次を解くプロセスで考えると
    1.設問解釈時点
    2.与件読解時点
    3.解答記入時点
    の大きく3つあると思います。
    更に分解すると
    1-1.求められていることを把握
    1-2.制限事項を把握
    1-3.想定する帰結(ゴール)の考察
    2-1.根拠とする部分の把握
    3-1.解答骨子の考案
    3-2.解答記入
    ですかね?もっとあるかも。

    すた~様の例を用いるなら
    1-1.であれば
    求められていることは「A社の強み」、「形成要因」
    1-2.であれば
    制限事項としては「A社のこれまでの事業展開を踏まえて」、「まとめて」
    1-3.であれば
    今回であれば「~して築きあげた○○力が強みである」など
    2-1以降は与件がないとできないので省略。
    となります。

    まずご自分がどの段階で止まっているのかを把握するところから始めた方がよろしいかと思います。

    >■すぐ浮かばないのは、知識が不足しているからだ
    >■もっと企業経営理論の知識を入れなくちゃとか、
    >■まだ二次試験の勉強は早いのでは?

    二次試験で使われる一次知識は限られています。
    もし不足しているのだとすると「二次の解法知識」であるような気がします。
    ですが、二次のやる気がわかないようでしたらまずは一次に注力するのもありではあるとは思います。
    個人的には推奨したくはありませんが。。。

    ・事例Ⅳについて

    事例Ⅳも極論すれば先述のとおりです、
    1-1.何を求められているかの把握
    1-2.使用する制限(数値)の把握
    1-3.使用する公式の類推
    などなど、という感じです。

    で、これもまた一次の内容が不要だとはいいませんが、一次試験の財務と二次試験の事例Ⅳでは色合いが異なります。もし一次試験の財務はわかるけど二次試験の事例Ⅳは解けないとなると、長文になった場合の計算問題が苦手ということになります。その場合は一次試験の財務をやるよりかは、事例Ⅳの問題を解いていった方が効果的かと思います。

    ・予備校の解答・解説について

    すた~様がどのレベルまでいっているのかわかりませんので勘違いされると大変怖いですが、それを覚悟でいえば、解答は「作問者が想定した答えであり」、解説は「解答が正しいことを説明している文章」となります。予備校も過去問も同じですが、目指すべきは「80分でたどり着ける大多数が書ける答え」です。もし予備校の答えと違っていても大多数と同じなら、その問題については特段落ち込む必要はないかと思います。

    ・勉強方法について

    先日行われたプチセミナーで同じような質問がありました、そのときの解答を張り付けておきます

    ☆点数アップのために効果的な振り返り方

    合格すべき到達地点を上記の
    『80分で大多数が辿り着く解答を、全ての事例設問で安定して書けるようになること。』
    と仮定して書くならば

    ・勉強仲間がいない、独学・通信の方向け
    1.設問で要求されていることを読み取れたか確認
       主に解説だったり、過去問なら趣旨をみて判断
    2.根拠とする与件は見つけることができたかの確認
       根拠とする箇所が違ってた場合なぜ違うとこを根拠にしたかを考察
    3.自分の解答と模範解答の方向性を確認
       方向性と中身がある程度あっているなら基本的にはOK
       言葉尻は重要でないので方向性や与件から漏れたワードがないかを重視して確認
    4.改めて自分の解答を確認して伝わりやすい文章かを確認
       主語・述語・目的・理由などが書かれており、
       設問を見なくても何が問われているかわかる解答が理想的
    5.ある程度事例をこなし、自分の弱点が上記1.~4.のどこなのかを把握する
    6.弱いところを修正するプランを練る

    ・勉強仲間がいる方向け
    1.設問で要求されていることを読み取れたか確認
       主に解説だったり、過去問なら趣旨をみて判断
    2.根拠とする与件は見つけることができたかの確認
       根拠とする箇所が違ってた場合なぜ違うとこを根拠にしたかを考察
    3.他の参加者と解答を比較して同じようなことを書いているかを確認
       乖離がある場合、なぜ違ってしまったかを質問する。
       ただし、解答根拠が不明確なら質問して参考にする必要はない。
    (4.他参加者の使えそうなフレーズ、言い回しなどをストックする。)
    5.80分で書けるレベルを把握して、それに近づける

    以上です。

  4. すた~ より:

    諸先輩方

    いつも参考にさせて頂いております。
    二次試験の勉強方法で質問(相談?)があります。

    二次試験用の演習問題に手をつけていると、

    「(例)A社のこれまでの事業展開を踏まえて、A社の強みとその形成要因をまとめよ」

    のような問題でも、すぐに止まってしまいます。
    ■すぐ浮かばないのは、知識が不足しているからだ
    ■もっと企業経営理論の知識を入れなくちゃ
    とか、
    ■まだ二次試験の勉強は早いのでは?
    などを思ってしまいます。

    事例Ⅳも同様に、解法が浮かばなかったりすると
    同じように思って、一次用の計算問題に取り掛かったりしてしまいます。

    諦めて?前向きに?
    解答・解説を見ても、答えが違ったり思いもよらない内容だったりして、途端に萎えてしまいます。

    当方、まだ一次試験科目が残っています。
    ただ、その数科目だけを集中してやるのは
    勿体ないと思い、二次まで手を伸ばしているのですが、
    明らかに自身の力不足を毎回感じ、
    二次試験演習問題が中途半端な形になってしまっています。

    地道に1問ずつ解いては解説を見ながら、
    一次のテキストなりでおさらいする。
    みたいな勉強方法しか思い浮かびません。

    どなたかアドバイスを下さると大変うれしく思います。
    よろしくお願い申し上げます。

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