【模試活用】現状の課題を洗い出しましょう。

こんにちは、ハーンです。

6月も下旬に入りました。ぐずついた天気の日もありますが、真夏と比べると朝晩は涼しいですね。

昨年の1次試験の頃は、暑くてなかなか寝られなかった記憶があります。

これから、暑さが厳しくなってくると体調を崩すことも考えられます。とにかく体調第一です。留意しながら頑張りましょう。

 

さて、今日のテーマは「模試の活用」です。

今週末にはTACの公開模試があります。

 

昨日のふうじんの記事ポイントは書かれています。(私の思想も、ここにある60点モデルに限りなく近いものでした)

本来、最低でも420点を模試で取るというのがあるべき姿だと思いますが、「そうでない方」もみえると思います。

 

ということで、昨年の私のように「そうでない方」に対して、私なりの経験を踏まえて、模試の活用方法について記そうと思います。

まさに競馬で言うと「後方からの追い込み馬」といった状況。

ただし、一言だけ付け加えますと、追い込みは必ず決まるというわけではありません。不利な状況は変わりません。よって、こうしたら追い込みが決まったということでご認識ください。

 

◆TAC1次公開模試◆

実は私はTACの公開模試を受験していません。TAC生でなかったというのもありますが、正しく言うと、受験できる状況にありませんでした。

なにせ、昨年の今日の時点を思い起こしますと、中小企業経営・政策、経済学はようやく1回転目がもう少しで終わりそうというレベル。運営管理に至っては、生産管理はほぼ手つかずという状況でした。他科目も1回転がかろうじて終わったという程度。

この状況下でTACの模試は受験する勇気がありませんでした。

 

早く現状の置かれた状況を把握したいという気持ちはありましたが、せめてあと1週間はほしいということで、1週間後の大原の模試を受験しました。

 

◆本番の状況を知る◆

7月1週目の土日、大原の会場で模試を受験しました。通信生の私にとっては、初めて診断士受験生との接点でした。とはいえ、どなたとも会話することもなく淡々と試験を受験しました。

ここで体験したのは

・ダメ元で受験している雰囲気の方が少なかったこと

 (とはいえ2次試験の模試ほどではありませんが)

・予想以上に体力を消耗すること

・昼一番の試験は眠くなること

・経済学は思った以上に時間が足らなかったこと

・企業経営理論も時間に余裕がなく、集中力を持続するのが難しいと感じたこと

といったことでした。

 

このように、緊張感や雰囲気、体力の消耗度や科目毎の時間の余り加減など、本番と同じような環境だからこそという部分が多分にあり、本試験に向けて大きな財産になりました。

もし自宅受験だったなら、私の場合、これだけの経験は積めなかったと感じています。

地方在住の方などハードルがあるかもしれませんが、私としてはこうしたことから、会場受験をぜひお勧めします。

 

◆結果を踏まえて◆

ということで結果です。

 

 1次模試の良いのは平均点や順位は後日としても、得点は自己採点すればすぐに分かるところです。

 

自分がこの結果をみて思ったのは、

・苦手の経済と中小は率直に言って健闘。

・財務は予定通り得点源に。正直言うとラッキーパンチもあり。

・比較的得意な経営、法務は及第点に到達。

情報は思った以上に得点できず。

苦手の運営は生産がほぼ手つかずのため、足切も当然

 

ということで、科目毎なら3科目合格。合計390点で合計30点の不足でした。

 

◆今後の方針を決める◆

この結果を受けて、今年は科目合格を狙って来年1次と2次を一気に合格目指すか、手つかずの生産管理を勉強して、あくまで1次ストレート合格を狙うか、非常に迷いました。

仮にうまく1次ストレート合格しても2次試験対策は全くゼロの状況。今年2次がダメなら翌年は背水の陣になってしまう怖さがあったからです。

 

とはいえ、迷う時間もなく、仮に運営管理が60点取れれば、残り不足は5点あと1ヶ月あれば届く可能性があると判断し、あくまで前に進む、すなわち1次ストレート合格を目指すことにしました。

みなさんは、こうしたことで迷われることはないかもしれませんが、私にとってこの模試は、岐路を選ぶという点でも非常に重要でした。この模試を受験しなかったら、私の一発ストレート合格はありえませんでした。

 

◆課題の洗い出し◆

この模試の結果を踏まえて設定した課題ですが、限られた期間なのでたくさん挙げてもやりきれません。よって、大きくは二つくらいに絞りました。

生産管理の勉強をとにかく進めること。目標は運営管理で60点。

・点が取れていない情報システムは、問題集で間違ったところ等を見直す

 

とりあえず、試験1週間前までは他の科目は目もくれず、上記だけを行うことにしました。

他の科目が劣化していくリスクはありますが、それは最後の1週間でヘッジしようと考えました。これについては、また機会がありましたら述べたいと思います。

 

◆最も大切なことは◆

最後に、最も大切なこと。それはあきらめないことです。これが意外と難しいことかもしれません。

残り1ヶ月。模試の結果を踏まえて、これはムリだと思うか、こうしたらひょっとすると、と思うか。前者であれば勝負はそこで終わりかと思います。ここで言う「こうしたら」を探し出して学習を進めるのが大事だと思います。

 

◆今日の要旨◆

・最重要事項は、最後まであきらめないこと。

・模試の活用は大きく二つ。一つは本試験に近い体験をすること、もう一つは課題の洗い出し。

・模試は会場で受けるのを強く勧める。本試験に近い状況を体験できるからこそ雰囲気や時間配分等、見えるものがある。

・課題の洗い出しを踏まえて、残り1ヶ月で何を優先してやるかを決めたら良いのでは。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。ハーンでした。

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