現場で使ってこそ
こんにちは、マイスターです。
さて、二次試験を受験された方々は合格発表までは一旦時間に余裕ができる時期です。
脱力感満載になるこの時期ですが「この時期だからこそやっておきたいこと」というテーマで、私自身の経験や思ったことを元にいくつかアドバイスをさせて頂きたいと思います。かなり「ゆるわだ」系の、主に今年の二次受験生に向けてのメッセージになりますが、もちろん来年の試験を受験する方にも共通部分してイメージ頂ける内容もたくさんありますので、ご参考にください。
1, 我慢してたことを全部やる、仕事に全力で復帰する
もう既にスタートされているかと思いますが、かなり長期間、精神的に抑圧された中で戦ってこられていると思います。ぜひ「これでもか!」というぐらい、我慢していたことを全部やって開放されてください。読書、運動、グルメ、家族と旅行などなんでも結構です。「まだ合格してないので・・・」なんていうモヤモヤした気持ちもあるかも知れませんが、とりあえず今週末から全力でリフレッシュしましょう。
そして、しばらく仕事に100%集中できていなかった方も多いかと思いますので、本業がある方は全力で仕事に復帰しましょう。
※もちろん、再現答案を作成してからにしましょう。再現答案は口述試験対策としてもあった方が便利ですし、後々の活用余地がとても大きいので作っておくことをお勧めします。
2, 二次合格発表までやるべきことを整理する。
まずは口述試験対策までのスケジュール(各種受験校や道場などのイベントを含めて)を確認しておきましょう。2次試験をパスした場合、年明けからは実務補習が始まったりと、意外とスケジュールが詰まってきます。仮に再度受験となって場合も学習方法の再検討等を進められる方が多いと思いますし、弱点補強などのため並行して他の資格を勉強するなど今のうちから検討しておくべき選択肢もあるかと思います。
3,普段の仕事(生活)で使えそうなネタを整理する
多くの受験生の方が本業の傍ら、勉強を頑張ってきていると思います。その勉強で蓄えてきた知識を仕事などへどんどんインストールしていくのがこの時期だと思います。恐らく今までの学習の過程の中でも「あ、これ使える」と思ったものは仕事で活用されていると思います。この2次試験が終わったタイミングでは1次で使った知識、2次で使ったメソッド等を再度棚卸して整理をしておくとよいと思います。
まず一次試験・二次試験を通して学んできたことは「今の仕事でスグ使えるもの」と「今後、使える可能性があるもの」に分類することができるはずです。この作業はやっておくと後々効果的です。
「試験対策としてインプットすること」と「仕事で応用を加えてアウトプットすること」は異なります。情報の捉え方にも「自分の仕事内容との関連付け」が必要ですし、違う頭の使い方が求められます。そういう視点でテキストや過去問を見ると、新たな発見があるはずです。 せっかく勉強してきたのですから、例えば以下のような整理を参考にして仕事でフル活用できるように視点を変えて棚卸ししてみてはいかがでしょうか?
そしてその棚卸しした情報はExcelやパワポで整理しておくと効果的です。もし2次試験を通過するとテキストの置き場所に困るようになり、箪笥の奥に眠るようになります そして、勉強した記憶もテキストの存在も少しずつ忘れていくはずです。。。(既に私は家の外の物置に入っており、たまに引っ張り出してますが)
そのため、自分にとって活用余地の大きい情報は、早めに振り返りをして、すぐに引き出せるように整理をしておくといいかと思います。(みなさんもご経験があるかと思いますが、「自分で整理してまとめたもの」は長期記憶として残りやすいです)
正直言って合格発表までの1か月半は落ち着かない日々が続くはずです。私も昨年「受かったらどうしよう」とか「落ちたらどうしよう」とか悶々と考えて時間が過ぎていってしまいました。そういう期間も必要だと思いますが、どうせ悶々とするのであればいろいろと手を動かして、今まで学んできたことの活用を進めてみてはいかがでしょうか?
それでは、今日も1日コツコツと。マイスターでした。