【二次試験】ヒトナミが一番

まいど、ひろいんです

いよいよ明日が一次試験の合格発表ですね
すでにほとんどの方が自己採点で得点を確認していることだと思います。もし、合格ラインすれすれで合格を確信できないという人も、心穏やかに結果を待ち、合格していれば、さらに加速をつけて二次試験へダッシュ、万一不合格の場合でも、次のステップへ向けて前に進んでいってくださいね

さて、9月に入り、学習も進んできていることかと思います。僕の場合、学習が進むにつれて分かってきたことがたくさんある反面、分からないこともどんどん増えていったという記憶があります

 

 

◆ベスト答案って?

二次試験って、正解が発表されないことは、皆さんご存知の通り。それで何が困るかっていうと、過去問を解いてみた時に、自分の答案は、果たして一体何点くらい取れているのか、よく分からないんですよね。これは困る
予備校の出している答案にもバラつきがあって、どれが正解(に近い)なのかよく分からないケースも散見されます。もちろん、それぞれの予備校の先生たちが、検討を重ねて出した模範解答ですから、まったくの的外れではないと思います

そういう点を考えると、過去問題集などの参考書や予備校の模範解答は、いくつかを入手して、比較してみることをおススメします。一つの問題に対して、いくつかの解答が考えられるのが、二次試験の特徴だと、僕は思っています。そのいくつかの選択肢の中から、最も適切だと考えられる解答を選び出す能力を試されているのだと思います。そういう意味で、何社かの模範解答を手に入れて勉強してみると、多面的な考え方をする訓練にもなるので、一石二鳥です

もちろん、各社が同じ解答の場合は、出題者の用意した正解と同じであると考えて良いでしょうね。

そうやって、自分なりのベスト答案を作成していく中で、そこに至るまでの思考の仕方を身に着けることができるのではないかな、と思っています。この思考の仕方が、多面的な考え方につながって、Aクラス入りへの近道となるんです。

◆ヒトナミの答案

各社の模範解答を比較検討して、自分で考えるベスト答案を作ったら、その過程で得られた考え方や思考方法を大事にして欲しいです。実際の二次試験本番では、80分間という限られた時間の中で、答案を作成しなければなりません。その時に大切なのは、できるだけ多面的に考えるということです。最初に思いついた考えに飛びついて、アイディア解答になってしまったり、間違った方向の解答になってしまったりで、二次試験では失敗する可能性が高くなると思います。これかな?と思っても、他の考え方はできないだろうかと、さらに考えてみることができないと、多面的に考えられたAクラス答案には、なかなかたどり着けないということになってしまいます。

予備校の先生方が考え抜いて出した模範解答でさえ、いくつかの考えに割れてしまう現実。80分の中で、受験生がたった一人で予備校模範解答レベルをアウトプットするのは至難の業です。
あくまでも、多面的に考えることができるようになる訓練のツールとして、模範解答を利用するのがベター。

では、本番では何をアウトプットすればよいのか。

人並みの答案が書ければ、十分に合格できるはず、です。

ヒトナミとは何か。他の受験生の解答と同じレベルを、すべての問題で解答すること、に尽きます。
ヒトナミの答案を作成するためには、ヒトナミがどの程度なのかを知らなければなりません。
予備校に通学している人であれば、事例演習の後で周りの人たちと、答案をコピーしてお互いに交換するのも良い手です。勉強会などに参加していれば、そこで答案の交換もできると思います。
また、受験生の優秀答案を公開している予備校もあるようですので、それらを見比べてみると、共通して答えている要素が見つかるはず。
AASでは、合格者の再現答案をサイト上で見ることができます。
予備校以外でも、「ふぞろい」「世界一やさしい答案作成術」などで、合格者の再現答案が集められます。

 

集めた答案と、自分の答案とを比較して、抜けている要素は何か、アイディア解答になってしまっているところはないか、などを確認。
もし、抜け漏れ、アイディア解答なんかが発見されれば、何を見落としていたのか、考え方のどこに誤りがあったのかといったことを、自分なりに分析して(ここ重要!)、他の受験生と同じレベルの解答を導き出すには、どうすればよいのか、徹底的に考えてみる。
僕の場合、そうすることで、ヒトナミの解答ができるよう訓練していました。

予備校の模範解答のように満点、あるいはそれに近いものでなくても、まったく問題なし

人並みレベルの解答ができれば、満点ではないかもしれないけれど、6割以上の得点は獲得できるハズ
この試験では、人より秀でることを目指すのではなく、ヒトナミの答案を、いかにして作り上げるのか、が肝心。

ヒトナミ目指して頑張りましょか。

ほな、また。

by ひろいん

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