結論はなんなんだ

こんにちは、を~です。

なんだか急に「過ぎ去り行く夏」を意識させられる週末だった関東地方でしたが、まだしばらくの間は平年よりも暑い日が多くなりそう、、、

 

なはずなのに、とんでもない雨
雨のおかげで気温は下がりますが・・・

 

あと1ヶ月を切った2次試験本番ですが、当日は過ごしやすい気候だといいですね。
ぼくが最初に受けた一昨年はけっこうな土砂降りで、試験後のいや~な思いを引きずりながら足取り重く帰宅したものでした
リベンジを果たした去年は、天気は良かったんですが、疲れ果ててやはり足取りは重かったです。
さて今年はどうなるでしょうか。

 

さてこのタイミング。
つまり1次試験終了から1ヵ月半の間に、みなさんは何事例くらい解きましたか?
数をこなせばいいってもんでもないですが、一方である程度は数を重ねないと、やるべきこと・気をつけるべきことがわからないというのも事実です。

去年の今頃(たぶん)、ぼくが解答例を見ては気をつけようと思い、にも関わらず次の答案でも忘れていて愕然として、、、を繰り返したものの一つが「結論への帰結」です。

ぼくは事例Ⅰ~Ⅲ全てで意識していたのですが、受験校では重視していないかもしれません。

 

■ 結論ってなんだ?
2次試験で伝えることが多い結論は、何かを実現する、達成する、獲得する、といった類いのものです。

結論を意識すると、解答は


「~~して○○を実現した」

もしくは


「○○のために~~を実施した」

という文章になります。
結論には、いくつかのパターンがあります。
まず設問文に結論があるパターン。


○○を実現するためになにをするか?

というような設問では、この部分がそのまま結論になりますね。

 

また、

××のような現象があった。この原因は何か?

という設問では、「××のような現象が発生した」ことが結論なので、


「~~の原因で××のような現象が発生した。」

という解答になります。

 

 

もう一つは、設問文に結論がないパターン。


△△をした狙いは何か?

というような設問では、結論そのものが問われているのがわかるでしょうか。
こちらは、与件文を読み解く必要が出てくるので対応がちょっと難しくなります。

 

ちょっと見方を変えると、

△△を行うメリットは何か?
 A社の強みは何か?

という設問も、

「△△を行うことによって●●が得られることがメリット」
「○○を持っているので××できることが強み」

という結論を問う問題だとも言えます。

 

■ よくある結論
過去問を解いていると(おそらく受験校の演習問題でも同様、かな)、よく見かける結論があります。
自分で気付けばより強く印象に残ると思うのですが、いくつか紹介すると、

 

「経営基盤を強化できる」
「顧客の信頼を獲得できる」
「差別化できる」
「顧客との関係性を強化できる」
「収益性が向上する」
「生産が安定する」
「品質が安定する」

 

こんなところが定番ですね。

 

 

■ 結論を意識すると?
いきなり脱力系ですが、結論を記述することによって得点が上がるかどうかは、残念ながらわかりません。
というのは、ぼくが独学だったので、この前後での得点の比較ができないから。

もちろん、結論が不要と思われる設問もあります。
もしかすると、結論を書いたから字数が足りなくなって、要因を一つ削ってしまって低得点というケースもあるかもしれません。

 

しかし、結論を意識することで、自分で作った答案の意味が通るか否かを判断しやすくなり、答案に対する納得度合いは大きく変わりました。
また、答案に入れたい「要因」がいくつもあってどれかを削るときに、「結論」から最も遠い「要因」を選ぶという使い方もできます。
答案を作るうえでぼくなりの軸として機能したのは間違いないです。

答案だけ読めば設問が無くても何について述べているのかわかるという面では、チマタで見かける、2次の答案を診断レポートと位置づける考え方(が良いかどうかはわかりませんが)にも通じる部分があるのかも。

ごくごく荒っぽい分解ですが、2次試験で問われる問題を下図のボックスのどこかブランクになっている部分のことだと考えるとしましょう。
アタマとオシリさえちゃんと抑えておけば、途中の経路のブレは一定の範囲内に収められるってもんです。

 

 

というわけで、

実際に答案で書かないにしても、解答の結論は決めときましょ

っていうのをこの記事の結論にしときましょうか。

 

 

以上、を~でした。

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