なぜ解法プロセスを確立する必要があるのか?
こんばんは、ZonEです。
2次対策を始めるにあたり、先輩合格者や予備校講師にアドバイスを求めた方も多いかと思います。
私も昨年、数人の先輩合格者や予備校講師に、勉強方法や購入すべき書籍、勉強会への参加の是非など色々なアドバイスをいただきました。
そして、どの方も
- 事例をユニーク数で最低40~48事例は解くべし
- 同じ事例を2~3回転させるべし
- 自分の解法プロセスを確立すべし
の3点に関しては、必ず言及していました。
皆さんも、同様なアドバイスを受けたのではないでしょうか?
つまり、ある一定数以上の事例を繰り返し解くことで解法プロセスを徐々に洗練させ、自分の解答プロセスを確立することが2次試験合格の秘訣のようです。
では、なぜ自分の解法プロセスを確立する必要があるのでしょうか?
2次試験をより難しくしている3つの制約
2次試験に合格するには、設問文と与件文から、ある程度模範解答に近い答案を作成すればOKです。しかし、話はそれほど単純ではなく、事例Ⅰ~Ⅲの各テーマに沿った答案でないと模範解答には近づかないし、作問者の意図を読み解くのは非常に困難です。
ただでさえ難しい2次試験をより難しくしているのが、
- 80分という時間的制約
- 文字数という表現的制約
- 年に1回という機会的制約
という3つの制約です。
1つの事例に2日も3日もかけられるならまだしも、2次試験では1事例につき80分で答案を作成しなければなりません。
また、答案にあれこれ盛り込んで部分点を稼ぎたくても、文字数制限があるのでそれも叶いません。
さらに、年に何度も受験できるならよいのですが、1年に1回しか受験できない試験なので、想いが強いほど緊張し平常心で考えることもできません。
つまり、上記3つの制約があるため、ただでさえ難しい2次試験を
- 素早く、メリハリをつけて
- 適切な内容を決められた文字数以内で
- 安定的かつコンスタントに
解答できるようになる必要があるわけです。
そのために自分のプロセス確立させる必要があるのだと思います。
プロセスを洗練させていく過程においても、上記3点の制約を意識し目的を明確化することで、無駄な遠回りをしなくて済むハズです。
引き続き、頑張って行きましょー。
by ZonE
ZonEさん、ブログへのコメントありがとうございました。返事が遅くなってすみませんでした。
また、リンクを張って頂いてありがとうございます。励みになります。
現状は2次の記事がメインにはなりますが、10月くらいに、受験経験者向けの来年の記事も書いて頂けるとうれしいです。現状の来年の記事は初学者向けのみなので。
2次のグループ学習は、みなであーでもないこーでもないと議論して、1事例で2時間弱くらい費やしました。周りのレベルが高いので、大変刺激になります。
9月末までは、2次メインでやって行って、10月からは序序に1次の振り返りもしていく予定です。
では、お暑いですが、体にお気を付けて。
記事の執筆、期待しております。