【チェック模試】現在地を確認する

みなさん、こんにちはうちあーのです。

もうすぐゴールデンウィーク。診断士試験の学習もこの大型連休を境にギアチェンジしていく時期になってきますね。

今回は、先週のアンドロメダに引き続き2次模試についてのエントリーです。

ご存知の通り、診断士の2次試験は1日で80分間の論述試験を4事例こなさなければならない過酷な試験
このような試験は大多数の人にとってあまり経験したことのない特異なものですよね。なので診断士2次試験攻略のカギは「試験慣れ」することであり、経験値を積めばその分だけ有利になるといえます。
その意味で、本試験と同じスケジュールで80分4本勝負を実施する“模擬”試験は試験対策上非常に貴重な場と言えます。

そこで、各受験校が実施する今年の2次模試を調べてみると下記の通り。


(※実施予定含む。変更等もあり得るので各受験校のHP等で各自ご確認願います。)

結構あるもんですね。スケジュール的に大別すると1次試験前に実施されるのが4つ、そして1次試験後に実施されるのが8つあります。
スト生をはじめ、1次試験が残っている受験生は「2次試験対策は1次試験が終わってから」と考えている方も多いでしょうが、「試験慣れ」しておく、或いは早期に課題を発見する、という効果が期待できるため1次試験前のこの時期にいずれかの模試を受けることは有効な手段と考えます。
どの模試を受けるかは各自のスケジュールや予算、利用している受験校などによるでしょう。私の場合は、1年目も2年目もTAC本科生だったこともあり、TACチェック模試を2回受けました。なので、ここからは私の体験を通じて、感じたこと、考えたことを書き出してみたいと思います。

 

◆スト生時代のチェック模試◆
スタートアップ演習で80分1本勝負の経験はあったものの、事例4連発はこの時が初めてで気力も体力も相当消耗しました。事例Ⅲの途中あたりからシャーペンを握る握力が抜けてきたのを今でも覚えています。
また、普段は一緒の教室になることがない複数年受験生が周りにいて、スタンド型ペンケース、七色の蛍光ペン、タイマーで独自の空間を築き、試験開始と同時にビリビリと問題用紙を破り、試験後にはデジカメで提出前の解答用紙を撮影する、、、といった一挙手一投足に驚きました。
そんなこんなで、疲労と驚愕の連続のうちに終わった初めてのチェック模試は自分にとってとても参考になりました。
因みにその時の私の成績を晒すとこんな感じ。

全てが平凡なC判定。「このままでは1次を通過しても2次は苦戦するな~」という危機感の一方、「これが素点であり、時間配分や解答作成のコツさえ掴めば勝負できる」という思いも同時に持ちました。いずれにせよ、その時点で自分がどのポジションにいるのかが分かったのが最大の収穫でした。

 

◆上級生時代のチェック模試◆
2次本科生として、1月からトコトン2次試験対策に集中して臨んだチェック模試。それまでに練習してきたプロセスを4事例通してきちんと実行できるか確認することをテーマとしました。
結果はこんな感じ。

うぉ~、伸びた伸びた
さほど出来た感があったわけではなかったけど予想を上回る結果に。ちょっとした点を積み重ねでかなり上にいけるんだという感覚を掴め、自信を持つことができたのが大きな収穫でした。
また、当面の2次試験対策をやり切ったことで気持ちよく1次対策に移行し、1次試験突破に向けての弾みがつきました。

 

◆まとめ◆
GW が終わると1次試験まで100日を切り、「1次試験直前期」と言われる時期に入ります。もう直前期?と思われるかもしれませんが、ここからの1次試験対策は過去問の傾向を踏まえて、完成答練・過去問・スピ問・模試などを使ったアウトプット学習で本番に向け猛然とブラッシュアップしていく期間となります。よって1次試験を控えた受験生は、基本的に2次試験対策からは離れることになります。その意味では、GW中にあるTACチェック模試、あるいはMMC第2回模試あたりが1次試験前2次模試のラストチャンスと考えてよいかと思います。

なお、同じ2次本科生クラスで1次試験免除組の人たちは当然ながらGW以降もひたすら2次試験対策を続けるわけですが、チェック模試以外に上記に挙げたようなありとあらゆる他社模試を受けまくり経験値を積み上げていました

スト生か上級生か、あるいは1次試験の有無により状況は異なりますが、この時期に2次模試は、

①試験慣れする
②早期に課題を発見する
③他の受験生(特に上級生)の行動を知る
④現時点での自分の現在地を確認する

といった効果が期待できるため、とても意義があることだと考えます。是非とも目的意識を持って取り組んでみてくださいね。

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本日4月23日は一発合格道場「もやもや発散セミナー」の開催日!一発合格道場メンバーの2次試験解法プロセスを余すことなくご覧頂きます
セミナーに参加される方々には、少なからず刺激を感じて頂ける内容をご提供致します。(と、自らハードルを上げてみる
お会いできるのを心待ちにしております

 

Ciao!
By うちあーの

 

 

 

 

 

 

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