【2次道場】事例Ⅳ個別計算問題のポカよけ術
こんにちは。くれよんです。
今年は桜の開花が例年よりも遅く、東京では先週~今週がお花見ピークですね。
私も先週末に目黒川の桜並木を見てきました。ちょっと、人が多すぎるので個人的にはもっと静かで風情を感じながら見たかったかな。(東京では贅沢か・・・)
そんなお花見スポットを知っていたら是非教えて下さい。
さて、今日の2次道場は前回の記事でアナウンスしていたとおり、事例Ⅳの個別問題対策。その名も「事例Ⅳ個別計算問題のポカよけ術」。
◆事例Ⅳ個別問題が持つ重要性
まずは質問。
①皆さん、事例Ⅳの個別計算問題はいつも解答していますか?
H21年度のレバレッジのような「オイオイ」という問題もあるので、毎回全ての問題を対応するのが必ずしも良策ではありませんが、2次本科生としては、「まずは捨てる」と言うのではなく、「吟味の上、皆も取れない問題は捨てる」というレベルでありたいところ。
続いてもう一つ質問。実はこちらが本命。
②解答した問題はきちんと得点できていますか?
当たり前だと殴られそうですが、事例Ⅳの個別問題には(原則)、部分点は無く、「満点」か「ゼロ点」かになります。
診断士2次試験において、事例Ⅳの個別問題が少し特殊なのは忘れがちですが、この点にあります。
以前にこの記事でも触れていますが、事例Ⅰ~Ⅲにおける「実力者集団 vs 当落線上集団」の戦いは10点満点中の7~8点 vs 3~4点 の戦いであるのに対し、事例Ⅳの勝負は10点 vs 0点というKO勝負になります。
すなわち、90%内容を理解している人も、全くわからずお手上げの人も同じ0点となってしまう点が恐ろしいところ。
本気で合格を目指す2次本科生であれば、「全くお手上げ」というよりは、ほとんどの場合「あ~、分かってたのに・・・」と後で臍を噛む思いをするというパターンではないでしょうか?
これではいかにももったいない
◆ポカよけ術
とは言っても、皆、そんなことは分かっていて、「気をつけよう」と意識はしているはず。
でも、既に経験されているとおり、本試験の緊張感溢れる会場の中で、いくら「気をつけよう。気をつけよう。」と意識していても難しい、ですよね。
そこで、私のオススメは、「ポカよけ術」として自分の解答手順に仕組みとして織り込んでしまう方法。
H22年度事例Ⅳの第3問をサンプルにイメージを作成してみました。
具体的なやり方は以下の通り。
①設問を読む際に、計算時の条件となる部分に下線&チェックBOXをつけていく。
②計算をしていく際に、当該条件を使ったらチェックBOXに印を付ける。
③計算完了時に、チェックBOXの項目に使い残しが無いことを確認する。
ポイントは、一番設問をしっかり読んでいる「設問を読む時点」でチェックBOXを作成しておくことです。後から一目で条件の使い残しが視覚的に分かるので、効果的なポカよけになりました。
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いかがでしたでしょうか?
繰り返しですが、事例Ⅳの個別計算問題は、 いくらやり方を理解していても一つのポカで「ゼロ点」になるリスクを負っているもの。よって、多少手間がかかっても自分が「解ける」と判断した問題はきちんと得点に繋げる手法を持っておくことは他者と差別化する「技」になると思います。
「あ~、分かってたのに・・・」に苦しんでいる方への一つのヒントとなれば幸いです
もちろん、私の手法以外でも色々と効果的な手法があると思いますので、自分に合ったやり方を探してみて下さい。ね
それでは。
by くれよん