スタイルを貫き通す

みなさんこんにちは!コニケンです
先週は主にこの資格にチャレンジした動機について書きましたが、今回はどのような意識で学習していたかにもう少しフォーカスして話してみます。
昨年から学習を開始されたみなさんはそろそろ半年が経つ頃だと思いますが、自分の「自分の学習スタイル」というものを持っていますか?「すでに持っている」という方も、このままあと半年間続けられそうですか?やはり、自分の中に一つ軸が通っていれば、単に学習効率が上がるだけでなく、苦しい時期が来たとしても、それに打ち勝つエネルギーが湧いてきますよね!もちろん、本番に臨む際の自信にもきっと繋がります。

私の場合は、シンプルに以下三つを一年間貫き通しました
・とにかく授業に全部出る!
・授業を受ける前に教科書に一度目を通す!
・受けた後はノートに自分の言葉でまとめ直す!
一見、「それって小学生のときから親や先生に言われてきたままじゃん!」と思われるかもしれませんが、改めてその重要性について考えてみたいと思います。

とにかく授業に全部出る!
いま学習されているみなさんの中には通学している方が多いと思います。私自身も毎週日曜に通っていました。言うまでもないですが、初学者にとってみたら、ただ自分で教科書を読んでいくのと、先生の話を直接聞くのだと、頭への入り方が全然違いますよね?それが授業の素晴らしいところであり、一回一回を大切にしなければいけない理由でもあります。私の場合、毎回のように成長が実感できて、とにかく楽しんでいました。

ただ、授業を全部出るために色々と犠牲にするものも多いと思います。私は、学生時代から続けているラクロスも、泣く泣く一年間チームから離れました。でも、やっぱりそれくらいの決心がないと受かりませんよね?睡眠時間ももちろん削ることになると思いますが、「今日は疲れているから授業を休んじゃおう」なんて妥協したら絶対にダメ!休んだ授業でたまたま説明されたことが試験で取り上げられて、その4点で一次に落ちたらどうします?後から悔やんでも悔やみきれませんよ!?

普段通学している日に、冠婚葬祭等どうしても外せない用事ができてしまったらどうするか?答えはシンプル。「今週は仕方ないか…」ではなく、何としてでも他の休日や平日の授業に振り替えるのです。実際、違う教室で違う先生に教わると、たとえ基本カリキュラムが一緒だったとしても、各先生の「個性」として新たな視点に触れられて、間違いなくプラスになります。

一次までまだあと半年もあります。忙しい中スケジュール調整も決して楽なものではありませんが、毎回の授業を楽しむ気持ちで、是非モチベーション高く受けてほしいです。

授業を受ける前に教科書に一度目を通す!
授業の理解度を深めるには、知らない用語(かつ頻出のもの)に関しては、事前に調べておく!仮に調べる時間がなかったとしても、その授業がどういう用語を扱うのかだけは事前に頭に入れておく。すでに実感されていると思いますが、授業で見たこともない用語が登場すると一気に集中力が飛びませんか?「このまま理解できなかったら本番どうしよう」と焦ってしまうと、その後入るものも入らなくなってしまいますよね。明らかに難しそうな回に関しては、ただ教科書を読むだけでなく、私は事前にweb動画を見て、あるレベルまで理解度を上げておくのも有効です。

今からGWまで主に学習する三科目:情報システム・経営法務・中小経営政策は特にそういうことが頻発します。情報システムに関しては、アルファベットの略語が押し寄せてきますし、経営法務は会社法で似たような用語(例えば合名会社・合資会社・合同会社)が頻出、中小経営政策も名前からは内容が全くできないような漢字だらけの政策が登場します。

そこで、もし概要だけでも知っていれば、だいぶ有利に立てますよね?授業が終わった後も、単に「この用語の意味ってなんだろ?」に留まるのではなく、「これをどのような場面で活かせるだろう?」言ったような一歩進んだ疑問に変わっていくはずです。ストレート合格を目指すのであれば、後々の二次を考えて、企業経営・財務会計・運営管理の重点三科目に時間を割くためにも、経済学以降の4科目はその場で重要論点の七~八割は定着させておきたいです

受けた後はノートに自分の言葉でまとめ直す!
さて、ここまでの二つはできている方もきっといると思います。大事なのは、この道場でも何度も登場しているように、インプットの後のアウトプットを行う、つまり単に受身で終わらないこと。試験である以上、出題形式に慣れるためにも、早速問題をガンガン解くことも必要。それに加えて、大事なのはやはり自分の言葉にして、人に説明できるくらいまで自分の中での理解レベルを上げること!将来、診断士としてクライアントに質問されたとき、その場で的確に分かりやすく説明できれば、相手から得られる信頼度も一気に上がりますよね?

私は一科目あたり、ちょうどノート一冊くらいに論点をまとめていました。自分しか見ないから、別に精緻可憐である必要はない。まとめ終わった後で随時読み返して赤ペンでマークしながら、足りない部分、新たに知識が増えた部分は日々書き加える。生じた疑問は次の週に先生に聞くなり、自分で文献を調べる。たしかに時間はそれなりにかかりますが、これを最後までやり切れば、すでに冒頭にも書いたような「自信」は間違いなく付くでしょう

以上三点、決して楽ではありませんでしたが、私は貫き通しました。単純に見えても、これが間違いなくストレート合格に繋がったと断言できます。

先日、母校の中学校で、中一を対象にちょっとした講演を行いました。そこで言ったのは、「「継続する」ということがいかに大事か。毎朝同じ時間に起きて、部活の朝練に行って、放課後また部活に行ってから、最後残された時間は予習・復習して、翌日に備えて同じ時間に寝る。一見簡単そうだけど、実際は本当に強い覚悟を持った人しか達成できない。それができた人が勝ち!」。私はこの意識で中高六年間無遅刻無欠席、部活も卒業まで六年間継続し、これがその後大学・社会で渡り歩く「自信」に繋がったのは事実です。それが今回の診断士取得時にも、支えとして自分の中に存在していましたし、さらにレベルアップできたと感じています。

学習を続けているみなさんは、働いている方、家族をお持ちの方がほとんどだと思います。そういう中で、周囲の理解ももらいながら、いかに「自分のスタイル」を貫き通すか。もう一度振り返って頂き、是非目標に向かって全力で突き進んでください!
Byコニケン

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