【サトシの書籍シリーズ】③サトシのコミュニケーション&メンタル

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みなさん、こんにちは。
今日もブログ定休日なので、私「サトシ」が「サトシの書籍シリーズ」をお送りします。
3回目の今回は「サトシのコミュニケーション&メンタル」を紹介したいと思います。
これは私が自画自賛で書いているわけではなく、主に私の知り合いから「サトシさんのコミュニケーションとメンタルの秘訣を書いてみたらどうですか?」というリクエストを直接いただいたために書いたものです。
自分で言うのも変ですが、私はよく人から「ネットワークモンスター」とか「コミュ力オバケ」と言われます。1人や2人から言われるならともかく、今まで10人以上には言われてきたので、おそらくそうなんだと思います。
さらに、私は出会った人になぜかよく覚えてもらいやすいのです。30人くらい参加のイベントで話した人でも私のことは記憶に残っていて、次に会ったときも「サトシさん、先日はありがとうございました。相変わらずあちこち飛び回っているのですか?」などと言ってもらえます。
よくコツを聞かれるので、私が行っているコツをいくつか紹介します。

で、今回の字数は?
40,000字あったものを25,000字くらいに押さえたぞ(笑)

- 1. 第1章:サトシのコミュニケーション法
- 1.1. 「相手のことを知りたい、この場を楽しみたい」と思いながら接する
- 1.2. こまめに挨拶と感謝の気持ちを伝える
- 1.3. 個別連絡をこまめにする
- 1.3.1. 定期的連絡をするためのコツ
- 1.4. ほめ達スキルを使い相手のモチベーションを上げる
- 1.5. 相手のローカルトークをする
- 1.6. フットワークの軽さを活かす
- 1.6.1. オフライン(対面)でのイベント参加・仕事を優先する
- 1.7. 他の人をコミュニティに迎え入れる(歓迎力を活かす)
- 1.7.1. 参加していても意味がないコミュニティの例
- 1.8. ライバルや後輩でも実力が上の人はその実力を認めて歓迎する
- 1.9. Facebookを高頻度で見る
- 1.9.1. 自分の強み・やりたいことは多くの人に知ってもらう
- 1.10. Facebookを高頻度で投稿している
- 1.10.1. 活躍する診断士になりたいなら、1年目は●●に集中せよ
- 1.10.2. 診断士界隈での認知度・知名度を上げる
- 1.11. 積極性(向上心)をもっている
- 1.11.1. レスポンスが速い
- 1.11.2. 目立ちたいだけの出しゃばりはNG
- 1.12. 話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さがある
- 1.12.1. チームの盛り上げ役・モチベーター、ファシリテーターになっている
- 1.13. 実は冷静さがある
- 1.14. 計画性・管理能力がある
- 1.15. アンチは無視する
- 1.15.1. あからさまに敵意を見せる、冷遇する、嫌うのはNG
- 1.15.2. アンチになりやすい人の傾向を把握しておく
- 1.15.3. アンチの存在を受け入れる
- 2. 第2章:サトシのキャリアプラン
- 2.1. 自分の強みと活躍するフィールドを定めている
- 2.1.1. 活躍している他の人が気になる?
- 2.2. 前を向いている人・コミュニティと付き合う
- 2.2.1. サトシの仕事の価値観
- 3. 第3章:嫌なことを言われたとき、怒られたときの対処法
- 3.1. 診断士って怒られたりする?
- 3.2. 怒られたときの具体的な対策
- 3.2.1. 確固たるストレス発散手段を確保する
- 3.2.2. 強気の姿勢と適当力で吹き飛ばす
- 3.2.3. 紙に書く(スマホのメモ欄でもOK)
- 3.2.4. 体を動かす(ランニング、ウォーキングなど)
- 3.2.5. 信頼できる人に聞いてもらう(愚痴をこぼす)
- 3.2.6. 中長期的視点を意識する
- 3.2.7. 相手はすぐに忘れる
- 3.2.8. 自分だけではない、誰もがミスをしている・怒られていることを意識する
- 3.2.9. 「怒られた=価値観・存在否定」ではないことを意識する
- 3.2.10. 背景の事情を考慮する
- 3.2.11. 「怒られたことで得た教訓(身につくスキル)」を意識する
- 4. おわりに
第1章:サトシのコミュニケーション法
ここから、私が診断士活動において取り組んでいる方法やコミュニケーションの方法をご紹介します。
「相手のことを知りたい、この場を楽しみたい」と思いながら接する
まずはこれだと思います。私は仕事相手を含め他の人と話す際は、「相手のことを知りたい、この場を楽しみたい」という意思をもって聴いています。
この「相手のことを知りたいと思いながら接する」という意識があるかどうかで相手の印象は変わってきます。もちろん双方向のコミュニケーション(伴走支援)にも影響してきます。
人脈や関係性強化につながる人は、相手の価値観、仕事、趣味など、相手への興味をもっています。誰であろうと関係なく「相手のいろいろなことを知りたい」と思いながら接しています。
こまめに挨拶と感謝の気持ちを伝える
私は超高頻度で挨拶と感謝の気持ちを伝えています。コミュニケーションやメンタルのところでも見ましたよね。挨拶やお礼の連絡、感謝の気持ちをこまめに伝えることができる人は差別化ができます。
私はイベントや飲み会があったら、参加者で連絡の取れる方には全員に個別でお礼のメッセージを送っています。仕事で一緒になったらメンバー全員に挨拶のメッセージを送っていますし、日々の作業が終わったら必ず挨拶のメッセージを送ります。
また、メールやチャットには原則的に感謝の気持ち、労をねぎらうフレーズを入れています。例えば他の方が何か作業をしてくれたら必ず「ありがとうございます」と入れていますし、「お互いがんばりましょう」というフレーズも必要に応じて入れています。
もちろん対面でも同様です。例えばインタビューやヒアリングの場面で、質問に回答してくれるたびに「ありがとうございます」と言っています。
これらのことは、背景に相手への敬意、謙虚さがあることがポイントです。ここまであると明らかに風貌や雰囲気が変わります。そのため、メールやチャット、対面のコミュニケーションで差別化を図ることができます。

相手が気持ちよく仕事をできる、過ごせるようにすることが、私の役目です!
個別連絡をこまめにする
私は受験生活の途中の2019年から、勉強会や飲み会で一緒だった人全員にお礼の連絡を個別に送っていました。これにより、多くの仲間を作ることができ人脈が広がりました。
もちろん合格後の今でも同様で、研究会やイベント、飲み会で知り合った人にはお礼の連絡を個別に送っています。但し、名刺交換をした際に会社の名刺の方だと連絡がしにくいため、そういう方に向けてはグループチャットにお礼の連絡を送っています。
また、クライアント(支援の相手企業の社長)にもお礼の個別連絡を行っていますし、小売業やサービス業なら顧客として定期的に顔を出しています。
個人名刺を作ろう!
みなさん、名刺ってありますよね?ですがご自身の会社のものを配布するのはもったいないです。副業をされる方も、独立して(本業で)診断士活動をされる方も、個人名刺を作っておいたほうがいいと思います。
私もたくさんの人と名刺交換をしましたが、個人名刺を作っている人は2割くらいです。逆に言えば個人名刺を作っていると差別化ができます。
と言うのも、会社の名刺だと印象が薄くなりますいです。他の資格や得意分野などを自由に書くことができないですし、レイアウト上の制約もありますからね。また、メールアドレスも会社のものになるので、個人的な連絡が取りにくいです。
逆に個人名刺だと他の資格や得意分野も自由に書くことができますし、レイアウトも自由に決めることができます。そこにFacebookやLINEの案内を出しておくと連絡が取りやすいです。
私は会社の名刺の他に個人名刺を作成し、診断士関連のイベントや仕事ではそちらを渡すようにしています。また、個人名刺は「顧客用」と「診断士仲間用」に分けています。顧客用には「こんなお困り事があればどうぞ」という内容を記載し、診断士仲間用には私の強みや道場の記事一覧などを記載しています。こうすることで相手ごとに効率的に私のことをアピールできます。
なお、企業診断2025年1月号では先代の14代メンバーが個人名刺のことを紹介していますので、ぜひご覧いただければと思います。
ただしそこで連絡をしただけで終らせていては意味がありません。それだけではいわゆる「名刺コレクター」や「弱いつながり」なので、LINEやFacebookなどで定期的連絡をして個人個人と継続的接点をもつようにしています。そうすることで相手の満足度が高くなりやすく、関係性を深め、「強いつながり」にすることができます。「名刺交換をした程度の間柄」から「仲が良い人」になり、存在をより認知してもらえるため、仕事や人の紹介のときにその人の頭の中に出てくる優先順位が上がります。こうなれば困ったときや調べたいときに協力してもらいやすくなりますし、仕事ももらいやすくなります。
これは心理学で「単純接触効果」と呼ばれ、何回か接している、会っていることで評価や信頼が増し、優先順位が上がります。
ですが、返信がない、リアクションが薄いことが何回か続いた方には連絡をやめています。中には連絡してほしくない、返信が面倒という方もいますし、私のような性格は合わないという方もいますから、その方の意思を尊重しています。ここで無理に連絡を続けたら「空気の読めない人」となってしまい、信頼や人脈・関係性強化に悪影響を及ぼしますからね。
定期的連絡をするためのコツ
私は「この人にはこのネタ」というのがすぐに出てきます。
これは例えとして適切ではないかもしれませんが、ホストやホステスの世界でも同様です。売れるホストやホステスは、顧客ひとりひとりの好みを理解していて、それに合った話ができます。そして、連絡をする際は相手ひとりひとりのデータがすぐ出てくるようにしています。「この人に連絡する」となったら、すぐにその人の強みや共通点、地元、今やっていることなどの情報が出てくるのです。これは「相手のことを知りたい」という思いがあるからです。だから各顧客の満足度が上がり、リピート指名が多く、ナンバーワンになれるのです。

サトシは定期的に見ているから、例えばLINEのアイコンが変わるとすぐ気づくよね
また、私は他の人と連絡をとるのが楽しいと思っています。先ほども見たように、「相手のことを知りたい、この場を楽しみたい」という意思があるからです。そうすると電車の中やカフェの中での見知らぬ人に対してもイライラしにくくなりますよ。
ほめ達スキルを使い相手のモチベーションを上げる
私は「ほめ達1級」という資格をもっています。このほめ達のスキルを身につけてからは、私は基本的に相手に対してはポジティブなことや安心感をもたらすことしか言わないようにしています。ほめる余地があればすぐにほめます。
そうすると相手はモチベーションが上がり、「この人ともっと話したい、この人といると楽しい」と思ってくれて、満足度が上がり、安心感や信頼を経て人脈や関係性強化につながります。

「この人と一緒に仕事をしたい」と思ってもらえば仕事獲得もできます
相手のローカルトークをする
これは私の趣味である鉄道(乗り鉄)の知識を活かしているものです。実はこれが心理的距離を縮める効果が最も大きなものです。
私はどの地方のことを言われても、その地方のローカルトークができるという特技があります。普段から相手と接する際はこの特技を活かしています。
特に初対面の相手に対しては(女性に対しては少し気をつけていますが)地元や居住地を聞いています。そしてその地元や居住地のローカルトークをします。また、旅行先や出張先でも同様にローカルトークができます。
例えば、15代目のしんなら静岡出身・在住ということで、静岡駅の駅ビル、さわやか、静岡おでん、タミヤ模型、富士山のビュースポット、新静岡の駿河屋の話などをしています。そうするとしんは

えっ?サトシって静岡出身とか静岡にゆかりがあるとか?
なんでそんなに詳しく知っているの?
と言います。
他の15代目メンバーや14代目メンバーともローカルトークができましたし、旅行や出張で突然「ここに行ってきた」と言われたときは一瞬でそこのローカルトークができました。
ローカルトークをやると共通項ができるため、一気に心理的距離が縮まります。あとはほめ達スキルをベースに個別連絡をこまめにやるだけです。
フットワークの軽さを活かす
これは私が周囲の人から最も多く言われる強みです。とにかく私は地面に足がついているのかというくらいフットワークが軽いのです。
私は京都在住ですが、大阪は当然として、名古屋にもすぐに行きます。当日予定が空いていれば、前日までに言ってもらえたら東京はもちろん、北海道でも九州でも駆けつけます。

サトシさん、北海道にいらした際は飲み会やりましょう!
と、北海道在住の14代目トロオドンさんが言ったことがあったので、本当に北海道に行って道場の北海道メンバーと飲み会をしました。その翌日はLCCで北海道から福岡に飛び、九州の診断士メンバーとの飲み会もしてきました。さらにその翌日は令和6年度のB社のモデル企業(長崎県波佐見町)に行ってきました。
フットワークの軽さは積極性にもつながっています。そして、フットワークの軽さや積極性は行動量に比例します。この行動量が多い人ほど成功しやすいです。失敗も多く経験するかもしれませんが、失敗から得られることの量も多いので、知識やスキルも多くなります。
例えば本の出版、YouTube動画作成、講師など、多くの人が「興味はあるけど実際にはやらない」というものは多いです。こういうのを実際に一歩踏み込んでやってみるだけでも大きく差別化ができます。YouTube動画を見てクライアントや本の出版の依頼が来ることだってありますからね。そういうのも「フットワークの軽さ、積極性」と言えます。

何事もまずはやらないと、経験しないと!
オフライン(対面)でのイベント参加・仕事を優先する
私はzoomとオフライン(対面)のどちらでも参加できるイベントなら、オフライン(対面)を選んで積極的に会いに行き交流します。そして相手との会話の中で強みを認識してもらうことで名前と顔を覚えられて、かわいがられることにつなげています。
遠方から来ているのはそれだけで希少性(VRIOで言う「R」)があります。関西以外だと「京都から来た」はそれだけインパクトがあり、ここで参加者(先輩を含む)に名前と特徴を覚えてもらいやすいです。一種のブランドになります。そうなると、人脈や関係性構築が進みますよね。
仕事でもzoomではなく「実際に対面で会える」はニーズがあり、全国どこでも行けるフットワークの軽さがある人は有利です。新人ならこれで実績や経験の不足をカバーできます。

東京でのロケットスタートセミナーにもサトシさんはzoomではなく京都からわざわざ来ていたので、印象に残ってすぐに覚えることができました
他の人をコミュニティに迎え入れる(歓迎力を活かす)
これも私の強みなのですが、私はコミュニティに新人メンバーが入ってきたときに、新人メンバーに積極的に声をかけ、新人メンバーどうしをつないだり、既存メンバーに新人メンバーが話せるように促したりしています。そうして新人メンバーが安心してそのコミュニティに入ることのできる「キューピット」的な役割が得意です。
こういう「キューピット」がいるコミュニティだと新人メンバーも継続してそのコミュニティに参加しやすくなります。そのため、私が新人メンバーのムードメーカーやキューピット役になりやすいです。
こちらの記事にもキューピットのことが書かれていますので、ご覧ください。
参加していても意味がないコミュニティの例
みなさんも人脈・ネットワーク構築や案件の獲得目的で研究会や勉強会などのコミュニティに加入する(している)と思います。しかし、その中にはあまり意味のないコミュニティも存在します。具体的には以下の2つがあります。
●特定のメンバーだけで組織文化的に参入障壁を作っていて新人が入りにくいもの
形式的には新人歓迎イベントがあっても、中身としては既存メンバー同士だけで話したり身内ノリ・キツい冗談ばかり言ったりして新人がアウェー感・疎外感を抱いてしまい、なかなか溶け込めません。既存メンバーは「新人なら自分から先輩に話しかけてコミュニティに溶け込め」という意識の人ばかりで、新人に話しかけて輪の中に引き込んでくれるキューピット的な人がいません。だから新人が入っても居心地が悪くてすぐに抜け、気づけばいつまでも特定のメンバーのまま、というオチになります。
●絶対的な支配者とそのイエスマンしかいないもの
絶対的な支配者(王様気分の人)が一人いて、その人が何でも決めてしまうか、決めるのはメンバーができても支配者の鶴の一声で変わってしまうコミュニティは危険です。
こういうコミュニティって、支配者に嫌われたら終わりだから、メンバーはみんな支配者の顔色を伺いながら過ごしてしまいます(チーム作業で声の大きな支配者がいてはダメになることと同じです)。だからイベントや飲み会などでメンバー間では楽しそうなことをしていても、それは表面上であって心から楽しめていないのです。
もちろん、こういうコミュニティにいても心からポジティブな気持ちにはなれませんし、他のメンバーへの敬意や感謝の気持ちを示しにくくなります。支配者のことが常に頭の片隅にあるせいで中途半端になってしまうのです。そのため、あなただけでなく、他のメンバーも心に引っ掛かりがあって居心地に違和感を抱いています。
でも支配者に恩がある、他の人も抜けていないから自分だけ抜けるのは気が引ける、他の人との関係性もある、このコミュニティを抜けると他にコミュニティがないから孤独になってしまう、現状維持バイアスがあるなどの理由でコミュニティを抜けられないのです。
こういうコミュニティで居心地が悪いと思ったら、すぐに抜けたほうがいいです。心から「ポジティブで楽しい」を実践したいなら、そういうコミュニティとは離れたほうがいいと思います。他のコミュニティで積極性を出して活躍したほうがはるかに有意義です。少なくとも私はそうしています。

ベクトルが合わないなら抜けていい。「このコミュニティは俺には合わないな、楽しめないな」と思ったら遠慮せず抜けたらえぇんよ
本当に居心地の良いコミュニティなら、新人だろうが温かく迎えてくれます。また、リーダーはいてもリーダーが絶対的な権力者や支配者にはなっていません。リーダーはあくまで形式的なものであり、各メンバーに敬意をもち、各メンバーの意見や行動を尊重しています。誰かが何かやったら、満足できないものでもきちんと感謝の気持ちを伝え、内容に理解を示してくれます。
もちろんリーダーの他に先輩でも同じです。居心地の良いコミュニティなら、先輩は後輩を温かく迎えてくれますし、後輩への敬意をもっていて後輩の意見や行動を尊重しています。
絶対的な支配者とその人のイエスマンだけのコミュニティ以外にも、王様気分の人、支配者気質の人、「俺の意見に従わない奴は気に食わない」という態度が見える人からは離れたほうがいいです。パワハラ・モラハラをされるのがオチなので。関係性を確保していてメリットはありません。そのコミュニティや人への義理よりも、あなたの診断士キャリアのほうが大切です。なので、あなたからとっとと離れてしまいましょう。

絶対的な支配者は過度なストレスの原因になります。こういう人からは迅速に離れる。これはメンタルケアの王道であって、決して「逃げ、負け」ではありません
ライバルや後輩でも実力が上の人はその実力を認めて歓迎する
ライバルがいたとして、その人を敵視したりその人の不幸を願ったりすることは、診断士のメンタル(特にポジティブ思考、楽しい雰囲気、謙虚さ、相手への敬意など)が備わっていないことになります。これでは周囲の人は寄りつきません。
ライバルがいても「仲間」と捉えて相手の健闘や幸運を祈るほうが、人間的に魅力があります。つまり、ライバルの健闘を称えることができる人、ライバルが良い結果を出したら惜しみない拍手を送れる人のほうが、ネットワーク・人脈が広がりやすいです。先輩やキーマンに気に入られるため、様々なイベントやプロジェクトにも呼ばれますし、仕事の紹介や獲得にもつながりやすくなります。
多くの仕事をもらえている人は人間的に魅力があります。人間的な魅力は差別化要素になります。具体的には、「ライバルだけど中小企業や地域を盛り上げるために頑張る仲間でもある」と捉えている人のほうが人間としての魅力があるため、多くの「仲間」が集まります。

ライバルに対しても仲間と思い、敵視や嫉妬をせず活躍や健闘を讃える。こういう関係性がいいですね
ちなみに、私はライバルだろうが関係なく全員の投稿に「イイね」を押しますし、感謝や労をねぎらうフレーズもメッセージに入れています。また、ライバルだからと言って敵視や冷遇をしたり不幸を願ったりはしません。
Facebookを高頻度で見る
診断士はFacebookで連絡することが多いです。場合によってはFacebookのアカウントがあることが参加条件のコミュニティもありますので、半強制的にFacebookを使うことになります。そのため、Facebookに投稿している方はかなり多いです。
私は昼休みや仕事帰り、風呂上がりなど、時間があればFacebookをこまめに見ています。他の人の投稿にもきちんと「イイね」を押しますし、場合によってはコメントを投稿します。
そうすると他の人の動向や変化がすぐにわかりますから、他の人に個別にメッセージを送るときのネタになります。「最近あの仕事頑張っていますね」とか「仕事で北海道ですか。羨ましいです」とか。
連絡ツールは連絡をした日時が近い順に並んでいるので、下のほうにスクロールするとしばらく連絡していなかった方を探すことができます。また、探している際にいろいろな人が目につき、それぞれの人のことを意識する頻度が高くなります。だから各人の特徴を忘れにくくなり、定期的連絡のときにも役立ちます。
こちら側のメリットとしても、他人のFacebookの投稿を見るとセミナーや仕事などの情報を得られます。そこから「今度このセミナーがあるんですね。私も参加します」と相手に伝えれば、その方とまた親しくなれます。
自分の強み・やりたいことは多くの人に知ってもらう
診断士は自分が得意ではない分野の仕事を任されたときや困ったときには他の人を頼ります。そのとき、多くの人に自身の強みや活躍できるフィールドを認識されている人ほど有利になります。
私ならITは苦手なので、仕事でITのことが出てきたら、「ITのことか。どうしようかな。そうだ!おーちゃん・ぴらりん・AZUKIを頼ってみよう」となります。
他にも「デジタルマーケティングと言えば●●さん、広告なら●●さん」というように、「この分野なら●●さん」と他人に思ってもらえると仕事が獲得しやすくなります。
だからこそ、自身の強みや活躍できるフィールドを多くの方に認知してもらう必要があるのです。やりたいことがあれば、その話が出てきたときに「やりたいです」と相手に伝えておきましょう。FacebookやX(旧Twitter)などで公言することも重要です。
それにより本当にその仕事を獲得できることがあります。私もそれでYouTube出演や記事の作成、運営委員就任ができましたし、支援の仕事も獲得したことがあります。
必ずあなたの活躍を見てくれている人がいます。私も様々な方から「よく活躍されていますね」と言われますし、そのおかげで得た仕事もあります。
Facebookを高頻度で投稿している
私はほぼ毎日、その日に取り組んだことなど、Facebookに何かしらの投稿をしています。
こうすると自分の得意なこと(強み)や取り組みを他の人に認知してもらいやすいです。
私はよく他の人から「サトシさん、活躍されていますね」とか「いろんなところに行かれていますね」と言われます。こうして私の得意なこと(強み)や取り組みを他の方に認知させ、「サトシ=活発的でいろいろなところに行っている」とアピールできているわけです。これで他の人から新たに仕事やイベントを紹介されたこともあります。
なお、「イイね」の数と実際に投稿を見てくれた人数はイコールではありません。「イイね」の数の数倍の人が自分の投稿を見ています。

「売れている感じ」や「忙しくしている感じ」、「活躍している感じ」があると、人脈・ネットワークや仕事が来やすいです
ちなみに、「守秘義務があるから言ったらまずいのでは?」と思った方もいらっしゃると思います。しかし、それは支援の場合や発売前の執筆案件、公開前のイベントなどの場合です。それ以外の場合なら守秘義務の対象外なので言っても問題ありません。
守秘義務があるものについても、例えば「今日はとある企業の支援をしてきました」や「今日でとある執筆案件が終わりました」など、対象がわからない言い方なら問題はありません。
活躍する診断士になりたいなら、1年目は●●に集中せよ
活躍する診断士になるためには、1年目は何が必要なのでしょうか?
ズバリ、「ネットワーク・人脈の確保」です。
確かに、おーちゃんのように1年目から診断士として活躍されている方もいます。ですが、こういう方は以下の特徴があります。
- すでに独立していて自由に時間が使える
- すでに商工会議所や経営者などとのパイプがある
- すでにネットワークや人脈がある
- すでにキャリアプランを練っている
こういう方なら1年目から活躍できます。逆に言うと、それ以外の方は1年目からバリバリ活躍することは想定しておかないほうがいいです。
これは年商2,000万円を超えて活躍されている私の先輩から教わったことです。その方が言うには、仕事をもらうために最も重要なのは「認知度・知名度」です。もちろん「悪評」ではなく「ポジティブな印象」での認知度・知名度ですよ。実績や経験、学歴や職歴よりも「どれだけ多くの人に自分の存在、強み、やれること」を認知されているかが仕事をもらうためには必要になります。

後で「出しゃばり」というのが出てきますが、それが「悪評」の典型例です
だからこそ、「こんなことがやりたい、これができる、これが強みだ」という情報発信をすることや、ネットワーク・人脈の広さ、コミュニケーション力、フットワークの軽さが重要です。そうすると、そのネットワークや人脈をもとに仕事が来ますし、商工会議所や経営者などとのパイプができてきてさらに仕事をもらいやすくなります。
診断士界隈での認知度・知名度を上げる
自分で言うのはおかしいですが、どうやら私は診断士の世界ではある程度の認知度・知名度があるようです。
私がイベントなどで名刺交換をすると「サトシさん、噂は伺っていますよ」とか「サトシさんって道場をやられている方ですよね」と言われるようになりました。
また、すでに名刺交換をして知り合っている方にも「サトシさん、相変わらずの活躍ぶりで」などと言われることも多くなりました。嬉しい限りです。
と言うより、意図的にそうなるように行動してきました。フットワークの軽さや積極性を出し、幅広く活動して認知度・知名度を高めていくように動いていました。
なぜなら、認知度・知名度の高さは武器・強みになるとわかっているからです。
認知度・知名度が高いほど診断士活動はうまく進んでいきますし、新規顧客を獲得しやすくなります。また、すでに知り合った方との人脈・ネットワークがある程度確保されていることにもなりますから、仕事の紹介もしてもらいやすくなります。
だからこそ、私は日本全国いろんなところに出向いたわけですし、タキプロでは勉強会(関西、名古屋、zoom)、ブログ、YouTube出演、セミナー運営、イベント幹事など幅広く活動しました。
おかげさまで、一発合格道場やタキプロだけでなく、様々なところから仕事の案件を多くいただけています。普通の人が1件の仕事をいただくところ、私は3件いただけているイメージです。
積極性(向上心)をもっている
診断士として活躍したいなら、積極性や向上心は必要になります。これがあると「前を向いている人」と周囲に思ってもらいやすく、チャンスをもらいやすくなります。能力が足りなくても、自信がなくても、失敗してもいいから、積極的に参加してみることが重要です。
具体的には、自分から動く、時間とお金は惜しまない、チャンスが来たら「関連多角化の範囲で」手を上げる、どんどん失敗する、あくなき向上心、このようなことが求められます。不安でもチャンスにはすぐ飛び乗りましょう。関連多角化の範囲なら、見切り発車でもいいからチャレンジしてみましょう。最低でも実績とネットワークは作れます。
関連多角化の範囲内なら、言われたら引き受ける。断らない。「自信がないから無理」と思わない。多少の不備くらいなら大丈夫なので、自信をもってとりあえずやってみる。これが大事です。逆に断ると応援されなくなり、人脈やネットワークが少なくなります。

積極性は「フットワークの軽さ」とか「行動力」とも言えますね。あくまで受け身・消極的ではなく能動的・積極的にいきましょう!

チャレンジする気持ちをなくしたらチャンスは来ない!
後ろを振り返るよりも、前進あるのみ!
待っているよりも自分から行動を起こす。先手必勝あるのみ!
レスポンスが速い
「この日に会える人はいませんか」とか「こんな仕事がありますけどいかがですか」という発信があったら、私は即座に「行きます、やります」と回答しています。行けるもの、やれるものはとにかく早くレスポンスして相手に伝えています。
メールやチャットの返信は早く行うことで相手の安心感や信頼を得ることができますし、仕事も獲得しやすくなります。「後でやろう」と思うと忘れてしまい、せっかくのチャンスを逃すことになります。また、相手の不安や納期遅延など迷惑をかけることにもなります。
診断士の仕事は先着順のものもあります。そのような場合、私は(関連多角化の範囲で)なるべく迅速に応募するようにしています。
先着順の仕事は未経験の新人や経験の浅い若手に実績と経験を積むチャンスを与えるものです。実績と経験がないと門前払いされる案件もある中で、先着順の案件は貴重な機会になります。新人や若手の診断士ならこの機会を活かさない手はありません。
目立ちたいだけの出しゃばりはNG
積極と言っても「目立ちたいだけの出しゃばり」はNGです。
みなさんの周りにもいませんか?会議やセミナーの際に空気を読まずに何でも発言して場の雰囲気を悪くしたり時間を延ばしたりする人や、何でも否定する人、自慢話や承認欲求丸出しの発言をする人って。
こういう人は相手への敬意などや謙虚さがなく、自分の言いたいことや都合・ペースが優先で、相手の事情や思いを配慮できない方です。
だから会議やセミナーの際も他の人のことを考えずにやたらと前に出てきて自分の言いたいことだけを上から目線のドヤ顔でベラベラと言い、自分の承認欲求を満たすだけ満たしておいて周囲に迷惑をかけてしまい(時間が伸びる、質問できないなど)、嫌な印象をもたれてしまいます。
「オレが、オレが」と出しゃばってマウントを取りたがる人や承認欲求目的の自慢話を披露する人は、満足度や安心感・信頼、人脈や関係性強化にはつながりません。「失礼」と思われるので徐々に周囲の人が離れていくため、うまくいきません。そして、こういう人はほぼ例外なく一方向のコミュニケーションです。相手の話は聞かず相手のニーズを汲んでいないから、相手は引き攣った表情や無表情になり、不快感を抱きます。こんな人に満足できるわけがないですよね。安心感や信頼なんてもてるわけがありません。

こういう人は悪い意味で知名度が高まってしまいます
目立ちたいだけの出しゃばりは敬遠されるため、人脈や関係性強化はもちろん、仕事の獲得にもつながりにくくなってしまいます。
実際、私もあるチームでの作業のときに「●●さん(出しゃばりの人)に協力してもらいましょうか?」と提案したら、他のメンバーが「いや、あの人はちょっと・・」とか「えっ!?あの人ですか・・」という微妙なリアクションになりました。明らかに気まずい空気になったので、協力依頼はしませんでした。その出しゃばりの方からすると、謙虚さや相手への敬意などがないために、こうやって本来は得られるはずだった仕事を1つ失ったわけになります。
ちなみに、目立ちたいだけの出しゃばりは、この後見ていく「話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さ」はありませんし、「盛り上げ役、モチベーター、ファシリテーター」になることもありません。
話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さがある
これは私が何となく感じている強みですし、実際に言われることもあります。
他の人からこのように言われるのは私がカウンセラーの資格をもっていることと、傾聴のスキルがあることが要因だと思います。
確かに相手の話を聴くとき、私はよく頷きを入れていますし、口角や眉も上げています。「この人の話を聞こう」とか「この人のことを知りたい、この場を楽しみたい」という意識があります。
そのため、他の人からすると私は話しやすい、親しみやすい、感じが良いと捉えていただけるのかと思います。
やはり、「堅苦しいより愛くるしい(愛嬌がある)、権威より謙虚」ということだと思います。これが「可愛がられ力」につながり、先輩などに応援されるようになります。そして、「今度参加させてくださいよ」とか「次はこの企画をお願いします」など、割と無茶を聞いてくれます。だからすぐに次のステップに進めます。
人柄は顔や態度に出てくると思います。人柄が良い人ほど相手の満足や安心感・信頼を得やすく、応援してもらいやすくなります。そして、クライアントにまで応援されるようになると、口コミによる新規顧客獲得がしやすくなります(もちろん満足度を高めることが前提です)。
また、診断士は他人からの紹介から仕事を得ることが多いです。そのため、日頃のネットワーク・人脈や関係性がカギになります。ポジティブで楽しい雰囲気のある人のほうが人間的な魅力があるため紹介が来やすいです。
チームの盛り上げ役・モチベーター、ファシリテーターになっている
このような話しやすい雰囲気、親しみやすいオーラ、感じの良さがあるため、私はチームの盛り上げ役やモチベーターになることが多いです。先ほども見たように、キューピット役にもなりますからね。
私はイベントや飲み会で一緒になった人には積極的に話しかけるようにしています。受験生のときもTAC名古屋校のクラスのメンバーに積極的に話しかけるようにしていました(もちろん、話しかけないオーラを出している人には話しかけないようにしていました)。
また、話したいけど躊躇しているメンバーがいたら積極的に話をふっています。私がある程度話してからその方にバトンを渡すことで、話しやすくしています。
そして、最近ではチーム内で議論をする際のファシリテーターになることも多いです。
メンタルが弱い方・HSPの方はファシリテーター(調整役)に向いている
実務補習や実務従事を含め、診断士活動もチームでやることが多いですが、チームでの作業となると各メンバーの性格や価値観も違うことから、意見や作業の方向性がバラバラになりやすいです。放っておくと、「チーム」としての仕事が求められるのにみんなが「個人」で作業をしてしまいます。そのため、「意見」と「作業の方向性」について、統率を取る必要があります。
「意見」については、各人の意見を「尊重」していきましょう。これができないとチームはバラバラになってしまいます。最悪の場合、ホウレンソウや情報共有もなく勝手に作業を進めてしまう方も出てきます。
「作業の方向性」については、バラバラだと作業内容が重複していたり調整が必要だったりするため、効率性や生産性が下がります。
そこで必要になるのが「ファシリテーター(調整役)」です。
実はファシリテーター(調整役)こそ、メンタルが弱い方やHSPの方に向いています。こういう方はチームの各メンバーの意見を公平に聞くことができ、心境の変化にも敏感に反応できます。発言できないメンバーがいると気になってしまい発言を促すこともできます。そのため、ファシリテーター(調整役)に向いています。
もちろん、ファシリテーターは「リーダー」や「責任者」とは異なります。あくまで「バランス調整役・バランサー」です。リーダーや責任者は別にいる中での「司会者」や「司令塔」のイメージですね。サッカーでいうとFWではなくMF、バスケでいうとフォワードではなくポイントガードです。広い視野で仲間全員の状態を常に把握し、状況に応じて最適な仲間にパスを送る。メンタルが弱い方やHSPの方こそ、こういう「メンバーのバランスをうまく取ってチームの生産性や効率性の最大化を目指す」役割が合っていると思います。
チーム作業をうまくいかせるコツ
チームでの作業でうまくいく場合は、全員が公平に話しています。先輩が入っている場合でも先輩がマウントを取ったり話の中心になったりすることはなく、全員が同じくらいの量を話しますし、各自が他のメンバーの意見を尊重します(否定しあうことはありません)。場合によっては自分の意見を引っ込めて他のメンバーの意見を優先することや、調整役(ファシリテーター)に徹することもあります。
このようなチームである上に、自信と謙虚さを兼ね揃えているファシリテーターや上手な聴き役がいると、全員が心理的安全性を確保でき、メンバーの本音を引き出すことができ、生産性が向上し、結果としてチームでの作業が成功しやすいです。
実は冷静さがある
私は明るくヘラヘラとしているようで、実は要所では冷静な判断を意識しています。
例えば相手が失礼なことをしてきたら敏感に反応しますし、割と早く「この人と次に仕事をすることはない」と判断します。
これが「冷たい」と思われるかもしれないですが、実は診断士にとって重要なスキルになります。 診断士は、ポジティブで楽しく接している一方で、冷静に状況を把握することが求められます。相手企業の経営者や従業員が感情的になっているときでも氷のように冷静になって状況を把握している必要があります。ここで一緒になって感情的になったらアウトです。ましてや相手の経営者や従業員とケンカしたら一発で失格です。
計画性・管理能力がある
例えば、取り組む課題の量が多くてどこから手をつけたらいいかわからないなら、過程をこまめに分けてスモールステップで実行していきましょう、短サイクルで日程計画の立案や進捗管理を行うなどですね。事例Ⅲで習ったスキルです。
また、失敗などをして自分を責めたくなった場合は、自分を責める点を「現状」と置き換えていきましょう。そうすると「あるべき姿」とのギャップから課題を出せて、改善策を出せますよね。これも2次試験で習ったスキルです。
アンチは無視する
「コミュ力オバケ」が避けられないことが、一定数の「アンチ」がいることです。
「アンチ」と言うと聞こえは悪いですが、私のことを敵視している方以外にも、「サトシさんって合わないなー」と感じてしまう方もいます。
私のことを嫌いな雰囲気、合わない雰囲気は、私はそれなりに感じ取ることができます。そのため、私のことが嫌い、合わないと思っている方がいた場合、私は連絡をしないようにしています。
そして、そういう方の存在は気にせず楽しくポジティブな雰囲気を貫き通すようにしています。こういう私を慕ってくれている方のほうが多くいらっしゃるので、その方に合わせるようにしています。
あの大谷選手ですら、アンチは一定数います。全員に好かれるのは無理です。あなたのことが嫌いな人、合わない人がいても気にせず、今のあなたを貫き通しましょう。

私の場合、慕ってくれる人5、普通4、アンチ1くらいの比率ですね。5人のファンがいたらどうしても1人はアンチが出てくるイメージです

診断士の活動を楽しんでいる人って、アンチがいてもいつも笑顔で口角や眉が上がっている雰囲気ですね
よく「ファンの数だけアンチがいる」とか「アンチの数だけファンがいる」と言いますが、ポジティブで楽しい雰囲気で、相手への敬意などや謙虚さがあり、聴く力のある人なら、アンチはいてもそれより圧倒的に多くのファンがいます。 「ポジティブで楽しい雰囲気」と「相手への敬意などや謙虚さ」と「聴く力」がファン獲得への相乗効果を起こすからです。
あからさまに敵意を見せる、冷遇する、嫌うのはNG
あなたのことを敵視してくる人はいても、あなたは勝手に他の人を敵視することはやめましょう。そういうのは診断士としてカッコ悪いです。もちろん「楽しい」にならないし、謙虚さ・敬意などもないことになります。
診断士は縁が仕事をもらうカギになります。突然紹介されることもあります。そのため、常に様々な人の満足度を上げ、敵を作らないようにしましょう。
理想は、自分が合わない人にも敬意や感謝の気持ち、尊重の意識をもつことです。「この人、俺には合わないな」と思っても、相手に敬意を示せる人と、相手に敵意を示す人では全く異なります。
魅力的に見える人は、合わない人がいてもその人に敵意ではなく敬意をもっているため、積極的に関わることはしなくても、その人の意見や言動は尊重するようにしています。
アンチになりやすい人の傾向を把握しておく
みなさんにも、自分のことを嫌ってくる方が今までの人生の中で何人かいたと思います。
しかし、よく考えてみてください。今までアンチになった方って何かしらの共通項やパターンがあります。その共通項やパターンを見出すことで、この先の人生で余計なアンチを作ることが少なくなってきます。また、アンチが出ても対処法が見つけやすくなり、メンタルへのダメージが少なくなります。
アンチの存在を受け入れる
アンチがいること、嫌われていることを受け容れる強さがあるなら、あなたのメンタルはかなりのレベルです。
アンチはあなたを脅威に感じ一方的に敵視しているか、あなたの強みや活躍に嫉妬しているかのどちらかです。プライドの高い人、自分の考えが絶対と思っている人、リーダー気質の人や仕切りたがる人はこのようなことをしがちですね。そして、私がパワハラ・モラハラを受けるのも大抵はこれらの人からです。
ですがあなたはこの方の価値観や意見、気持ちを尊重し、敵視や嫉妬はしないようにしましょう。これができれば十分です。「こいつは俺の敵だ」とか「こいつはダメだ」とは思わず、あくまで「相手への敬意など」を忘れずに捉えていきましょう。それが謙虚さにもつながります。

サトシが誰かに敵視・嫉妬されているということは、サトシの強みや活躍がそれ以外の多くの人に認められている証拠だよ
第2章:サトシのキャリアプラン
コミュニケーションやメンタルは診断士のキャリアプランにも影響を及ぼします。ここでは、私のキャリアに対する考え方とキャリアプランをご紹介します。
自分の強みと活躍するフィールドを定めている
SWOT分析をやり、強みを機会にぶつける。2次試験で散々やりましたね。これは自分のキャリアにも活かせますよ。
私は「強みノート」というものを書いて自分の強みを分析しました。
強みや活躍するフィールドが定まっていれば、「選択と集中」も図りやすくなりますし、先ほぼ見たような関連多角化(シナジー効果→差別化・競争優位→売上UP)もしやすくなります。
私はよく他の人から「活躍されていますね」と言われますが、それは私が強みとフィールドを定めていて、関連多角化をして多くのコミュニティに参加するなど、効率的なキャリアプランを立てているからだと思います。
逆に結構ありがちなのが、自分の強みは何となくわかっているけど「見える化(表出化)」させず、ただ何となく、成り行きに任せてたまたま来た仕事を受けるというパターンです。これだと無関連多角化になりがちです。無関連多角化はリスク分散にはなりますが経営資源の分散にもなり、差別化や競争優位にもつながりません。

強みと知名度、その他の差別化要素がブランドになります。コアな強みとその活用の路線を見出しましょう!
また、余裕があれば差別化集中戦略だけでなく、診断士としてのマーケティング戦略も立てましょう。それにより、リピート利用を増やしていきやすくなります
活躍している他の人が気になる?
Facebookを見ていると、「こんな仕事をしました」とか「こんなイベントに参加してきました」という投稿を目にすると思います。また、特定の仕事やイベント以外でも普段からポジティブで楽しそうな投稿を多くされている方もいます。
それを見て羨ましい気持ち、嫉妬心、焦りなどが出てくるかもしれません。しかし、そういう投稿に動揺する必要はありません。
まず、「人は人、自分は自分」です。他の人とは強みも価値観も活躍するフィールドも戦略も違います。すべて被っていることなどありえません。
また、ここまでの【success】の内容をこなせば、必ずあなたも活躍ができます。あなたにはコミュニケーション、メンタル、キャリアの強みがあります。他の人と比較する必要はありません。
これらを強く意識すれば、他の人がどう動こうが、どう活躍しようが気にならなくなります。そうすれば他の人の投稿で嫉妬心なども出なくなります。

ここで嫉妬するようだと、まだ謙虚さよりプライドの高さのほうが優勢な証拠です

どうしても気になる、リア充アピールなど不快な投稿をしすぎでさすがにウザいと感じるなら、その人のフォローを外す手もあるよ
前を向いている人・コミュニティと付き合う
私は様々なコミュニティに加入していますが、条件を決めています。「ポジティブで楽しく」のベクトルに合わないコミュニティは、加入してもすぐに抜けています。先ほど見た参入障壁が高いコミュニティ、支配者とそのイエスマンのコミュニティも、それだとわかったらすぐに抜けています。
何度も見ているとおり、活躍している診断士は基本的にポジティブ思考、楽しんでいる感がある人が多いです。ポジティブで診断士生活を楽しんでいる人、感じの良い人、謙虚な人には人が集まってきます。
そのため、独立開業や副業などで診断士として活躍したいなら、ポジティブで楽しい感じを出していく必要があります。そして、ポジティブで楽しい感じを出している方と付き合いましょう。
サトシの仕事の価値観
私は、ネガティブな人、マウントを取る人、感じの悪い人、謙虚さがない人、心理的安全性を確保できない方、権力を駆使して周囲を振り回す・マイルールを強要する人、怒りや脅迫で従わせる人、ハラスメント体質の方、承認欲求目的の自慢話ばかりする方(目立ちたがりの出しゃばり)、前に進もうとする人の足を引っ張ろうとする方とは距離を置いています。
私は、仕事は「楽しく」や「誰としたいか」が大事だと思っています。昔のように常にストレスとの戦いで怒りや脅しで従わせて質を上げる時代ではありません。今はほめたり承認したりしてモチベーションを上げて楽しくやって質を上げる時代です。これからは怒られ慣れていない世代がビジネスの中心になっていきます。
参考までに、こんな図を作ってみました。


「仕事が面白い、仕事をしている時間が楽しい」と思えるようにするとストレスを感じないし、モチベーションも高まるから、質の高いアイデアがどんどん出てくる。そらそうよ
どのスタイルも正しい
診断士のスタイルは多種多様です。「俺のこのやり方が正しい」とか「私のこのやり方は間違い」ということはありません。独立開業、副業、企業内のみ、受験生支援のみ、どれも正解です。診断士を取ったら別の資格に進むのも正解ですし、企業内で診断士の資格手当をもらうのも正解です。診断士合格という実績(栄光)が欲しいだけの人もいます。そういう人だって正しいのです。間違いということはありませんし、「悪」でもありません。
そのため、「こういうのは邪道だ」とか「診断士の資格を活かしていないから無意味だ」などと否定したらいけません。こういうスタイル・価値観の多様性を認めるのが「尊重」です。
「診断士なら診断士としての仕事をするのが正しいのであって、診断士としての仕事をしていない人はダメだ」と思ってしまっては、謙虚な態度とは言えません。
第3章:嫌なことを言われたとき、怒られたときの対処法
この章は若い方、メンタルが弱い方、HSPの方が対象です。こういう方に向けて嫌なことを言われたとき、怒られたとき、パワハラやモラハラの被害にあったときの対処法について述べさせていただきます。そのため、それ以外の方で怒られ慣れている方はスルーしてOKです。

私もここから述べていく対処法を使っています
メンタルが弱い方やHSPの方へ
怒られたとき、メンタルが弱い方やHSPの方は「ネガティブな解釈をすることや自分を責めることが気持ちいい」という状態になりやすいです。だから考えないようにしても勝手に考えてしまいます。気分を良くするためにノリノリの音楽を無理やり聞いてもテンションが上がらないし、口角や眉を意識して上げても空回りに終わる。そして放っておきたいのに嫌な解釈がどんどん出てくる。このようなことありませんか?
まずいのは、それでネガティブな考えのアリ地獄にハマっていくことです。そうなると悪い流れになり、ミスや怒られることの連鎖が起きてしまいます。
また、メンタルが弱い方やHSPの方でよくあるのが、パワハラやモラハラの被害者になりやすいことです。メンタルが弱い方やHSPの方は気が優しいため、キツいことを言われると適当に流すことができずまともに受け止めてしまい、ショックを受けて自信や自己肯定感をなくしてしまいます。しかもプライドが高い方なら被害者になる可能性はかなり高く、被害も大きくなります。
パワハラやモラハラのターゲットにされやすいのは、メンタルが弱まっていることが相手に伝わることと、怒られたときに顔や態度に不快感が出てしまうことが原因です。
診断士って怒られたりする?
怒られ慣れていない若い方、メンタルが弱い方やHSPの方だと、診断士の活動において「誰かに怒られるのではないか?」というのはとても気になりますよね。
診断士になると「先生」となるため、基本的には怒られません。また、チームで作業する場合も他のメンバー(主にチームのリーダーや先輩)は会社の上司などではないため、怒られることはありません。
診断士は謙虚な方やポジティブ思考で楽しんでいる方が多いです。なので、ミスをした場合や予定をキャンセルしたり予定に遅れたりすることがあった場合でも、基本的には「また今度お願いします」とか「大丈夫ですよ」と言ってくれます。「ふざけるな」とか「そういうことはするな」とは言いません。また、「こうしてほしい」という要望があれば基本的には受け入れてくれます。少なくとも考慮はしてくれます。
怒られたときの具体的な対策
怒られたときは以下のことをやってみましょう。もちろん、「②診断士のメンタル」で見てきた5つの解釈(のどれか)を使うことが最も有効です。5つの解釈以外にも、「②診断士のメンタル」のスキルがあれば、怒られた際の対策もできますし、パワハラやモラハラに苦しめられることもなくなります。
確固たるストレス発散手段を確保する
まずはこれです。みなさんもご自身なりのストレス発散手段を用意していると思います。
私なら、ストレス発散にノリノリのユーロビートを聴いています。手足でリズムを刻むと脳から癒しホルモンのセロトニンが分泌され、ストレスが発散できます。手足だけでなく頭でもリズムを刻むとさらにセロトニンが分泌され、癒しどころか強気にもなります。
ユーロビートはこの動画のようにアニメの頭文字DやMFゴーストで使われているので、気になる方はYouTubeなどをチェックしてみてください。
気分を変えたいときはドラクエのBGMでヒーリング効果を狙うこともありますし、重症なら郊外に自然の風景を見に行き深呼吸しています。
もちろん、誰かと話す、飲みに行くことでストレス発散をすることもあります。
サトシのメンタルのバロメーター
私はメンタルのバロメーターを自分なりにもっています。
1つ目は「ユーロビートを聞いて無意識のうちに手足でリズムを刻んでいるなら、メンタルは好調」ですね。手足でリズムを刻むと「癒しホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されるため、メンタルが穏やかになります。
2つ目は「まぁ、いっか~♪」とか「頑張っちゃ~おう♪」のように、「~」や「♪」のようなものが出てくるとメンタルはほぼ全快です。
強気の姿勢と適当力で吹き飛ばす
ここで5つの解釈のうちの2つが来ました。パワハラ・モラハラを含め、怒られたときに被害者側が適切に対処するためのキーワードが「強気」と「適当力」です。
キツいことを言われたら強気の態度に出てください。「だから何?」とか「それがどうした!」とか「そんなこと知るか!」という解釈でいきましょう。
また、適当に聞き流してください。オススメは、キツいことを言われている最中は頭の中でノリノリの音楽をかけることです。これをすると相手の発言は右から左に抜けます。
ちなみに、パワハラ・モラハラは「指導・指示」ではないので、「こうしろ」と言われても取り入れる必要はありません。パワハラ・モラハラをしてきた人がいたら「強気の態度と適当力でかわして、早く離れる」に限ります。そういう人は周囲の人も見ていますので、信頼をなくし徐々に人脈・ネットワークが崩壊していきます。
紙に書く(スマホのメモ欄でもOK)
心境や対策を紙やスマホのメモ欄に書くだけでも、頭の中で考えているよりも全然違ってきます。
紙に書くことで詳しい心境や対策などたくさんの内容が出てきます。「見える化」をすることでまた違った見方や解釈が出てきやすくなりますし、要素と要素を因果関係でつなぎやすくもなります。
また、紙に書いているうちに落ち込みも解消されていきます。
「失敗は成功のもと」と言われるのも、紙に書くことで落ち込みを解消させ、効率的に対策を出せるからですね。
体を動かす(ランニング、ウォーキングなど)
ウォーキングやランニングの良いところは、陽の光を浴びることができることです。日光を浴びると脳内から「癒しホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、リラックス効果を受けてストレスが緩和されます。
ウォーキングなら1万歩(7kmくらい)、ランニングなら1時間やってみてください。ウォーキングなら考えることもできるので、スマホのメモ欄に心境や対策を書くこともできます。これを2〜3日続けていれば大抵のことは浄化されます。

ランニング、本当にいいよ!
信頼できる人に聞いてもらう(愚痴をこぼす)
特に夜や休日はこちらですね。友人や家族など、他人に話してみましょう。今はzoomもありますから、zoomで聞いてもらってもいいですね。
実は、私のメンタルが落ち込んでいたとき、ばんが気を遣ってzoomで私の話を聴いてくれたことがありました。ばんも忙しいのにわざわざ私のために時間を使ってくれたのです。あのときはありがとう、ばん!

いえいえ、どういたしまして
中長期的視点を意識する
不快なことが起きても、1週間後も同じ心境ですか?1年後も同じ心境ですか?
おそらく、ほとんどのことではそうはならないと思います。「今はきつくても、1週間後にはこの気持ちはなくなっている」と思うと、気がラクになれますよ。
不快なことがあったら、下手に抵抗せず、嵐が過ぎ去るのを待つ勇気も必要です。執着せず、一旦距離を置きましょう。「過去」ではなく「現在」に意識の焦点を当てましょう。そうして静観していれば良い方向に流れが向いてきます。「はい、これは終わったこと!」というようにスパッと切れるようになったり、ノリノリの音楽を聞いて手足でリズムを刻めたり、眉や口角を上げること意識できたりできれば、執着がかなりなくなっていて日常に戻りかけています!
不快なことは時間が解決してくれます。怒られて落ち込んだ気分も明日になれば今の7割くらい、明後日になれば今の半分くらい、3日後には今の1/4くらいになっています。そうすると日常に戻れ、「強気・ポジティブ・楽しい」の解釈や適当力(ほどほど力)・背景の事情を考慮のスキルが使えるようになり、良い流れに戻れます。
相手はすぐに忘れる
これは「②診断士のメンタル」でも述べましたが、他人はあなたのことを大して気にしていません。ミスをして怒られても、それをいつまでも覚えていることはまずありません。みんな忙しいし自分のことで精一杯なので、他人のことなんて気にする余地がありません。小さいミスなら1週間もしたら忘れています。
仮に怒った相手が根に持つタイプの人や細かいことを気にする人だとしても、そういう人はまた別の細かいことで別の人を怒って根に持つため、3日もしたら過去に怒った人のことは頭から抜けています(上書き保存・更新されるイメージ)。
自分だけではない、誰もがミスをしている・怒られていることを意識する
日本人は「みんな同じ」だと安心する性質を利用します。
どんなに優秀な人でもミスと怒られることを繰り返すことで成長しています。中には大きなミスをして大損害や炎上騒ぎを起こした人もいます。それでもきちんと成長し、今があるのです。
自分がミスして怒られたとしても、それは「他のみんなと同じ」なのです。ミスをするのはあなただけではありません。怒られるのはあなただけではありません。

他人と比べることよりも、「みんな同じ」ということを意識しましょう!
「怒られた=価値観・存在否定」ではないことを意識する
メンタルが弱い方やHSPの方は、怒られると「自分の価値観や存在を否定された、相手は自分に消えてほしいと思っている」と考えてしまい、極度に落ち込む傾向があります。
でもこれって思い込みなのです。例えばあなたは子供の頃に両親や保育士からたくさん怒られてきた(注意されてきた)と思います。でもこれって、両親や保育士はあなたの価値観や存在を否定したい思いがあるわけではありませんよね。あなたに敵意をもって攻撃しているわけではありませんよね。
これは診断士の場合も同じです。先輩などから怒られた場合、怒った方は「これはよくない」と思ったから怒ったわけであって、あなたを攻撃して価値観や存在を否定したい意図などありません。
ちなみに、怒られたとしても改善策や「こうしたほうがいい」を示してくれる方なら価値観や存在を否定する意図は全くないです。むしろ「この人のこの能力を伸ばしてあげよう」という親心があります。
逆に価値観や存在を否定するブラックな人は周囲の人が勝手に離れるので、無視するか離れましょう!
背景の事情を考慮する
背景の事情を考慮する。5つの解釈の1つですね。
もしかしたら、怒ってきた相手は締め切りに追われている、仕事が立て込んでいるなどで八つ当たりしている可能性があります。こういう背景の事情を考慮し、相手を許してあげましょう。これが「器の大きさ」にもなり、精神的余裕を鍛えることにもなります。
「怒られたことで得た教訓(身につくスキル)」を意識する
怒られたことをプラスに活用しましょう。
例えば今回怒られたことで、気持ちが落ち込んだときの自分の特徴をメモに書いてリスト化できれば、自分なりの落ち込む傾向や怒られるときの傾向がわかってきます。それだけでも大きな収穫です。また、傾向がわかれば対策も練ることができます。
私なら調子に乗っているときにマナー的なミスや謙虚さをなくした行動をして怒られることがあります。こういう傾向がわかっていると、調子に乗りそうなときにリミッターをかけることができるようになります。例えば「調子に乗って暴走したことを書いていないか」という確認事項をマニュアル化し、FacebookやLINEでメッセージを送る前にそれを指差し確認することで、ポジティブで楽しい中でも謙虚さをもった対応を心がけることができ、調子に乗っての暴走を防ぐことができます。

サトシ君は調子に乗ってくると危ない!
「怒られたことを利益にする」ができるようになると、怒られたときに落ち込んでしまうことが怖くなくなります。大きな利益(収穫)になれば怒った人をむしろ恩人にもできます。また、怒られるたびに対策をバージョンアップできるので、怒られることを歓迎する気持ちすら出てきます。これができるようになると、ポジティブかつ楽しい解釈ができます。これで5つの解釈のうちの2つが使えます。
1回のミスと怒られたことでいつも大きな収穫を得てバージョンアップができるなら、それはむしろ才能、センス、強みですよ。前向きに捉えていただいていいと思います。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回は、私のコミュニケーション方法とキャリア、怒られたときの対策を述べさせていただきました。毎回毎回長くてすいません。
しかし、「①診断士のコミュニケーション」と「②診断士のメンタル」と合わせて見ていくことで、相当な差別化ができると思います。
次回の「サトシの書籍シリーズ」は最終回、「伴走支援って?」をお送りします。よろしくお願いします。
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こちらの記事も10日間かけて少しづつ読ませていただきました。一発合格道場を日々15分から30分読み、自分で要約してみることを継続しています!「アンチの数だけファンがいる」めっちゃポジティブな響きで心に留まりました。
しまんと1号さん、ありがとうございます。
ポジティブな響きとしての受け取りは非常に重要ですよ。
毎日少しずつ読んで要約しているのもすごいですね。
また今度ぜひ要約したものも披露してください。