レジェンド投稿シリーズ⑮ 応用情報と診断士試験 by ひろし

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

X(旧Twitter)もよろしくお願いします

みなさん、こんにちは。レジェンド投稿シリーズ担当のサトシです。

さて、毎週火曜日と言えばこれですよね。今回は【14代目 ひろし】さんです。私がリクエストさせていただきました。ということは、またあのキャラが出てきますよ。

それではひろしさん、よろしくお願いします


ごあいさつ

ひろし
ひろし

14代目の大阪弁担当。ひろしです。

この度、15代目の方々に機会をいただき、久々にブログを書くこととなりました。

わたしの去年の記事はこちらをどうぞ。

ひろし
ひろし

私が出てきたということはこの人も登場します

やっほー みんな元気?
あめちゃんいる?

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし&トラ柄のおばちゃん
ひろし&トラ柄のおばちゃん

そんなこんなで二人でやっていきます
よろしゅー

某所にて

兄ちゃん、診断士の資格取った後、なんか勉強してたん?

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

そーですねぇ。
以前、この記事も書きましたが
いくつか資格の勉強してましたよ。

よぉやるわ

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

診断士試験を受験した人は他の資格を勉強してること多いですね。

どんな資格の勉強してたん?
教えてぇや。

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

ほな、資格の話でもしましょか。

診断士受験後の資格遍歴

そんなこんなで、私は中小企業診断士の試験合格後も細々と資格試験の勉強を続けておりました。とはいえ、更なる難関資格にチャレンジする、というよりは診断士試験の知識を応用して新たな知識を定着させる、というのが主な目的です。

診断士試験合格(2023年1月)以降に受験した資格試験とその合否はこんな感じです。

2023年5月:FP技能士 3級

合格!

1

2023年9月:FP技能士 2級

合格!

2

2024年1月:情報セキュリティマネジメント試験

合格!

3

2024年4月:応用情報技術者試験

合格!

4

2024年10月:ビジネス実務法務検定 2級

不合格・・・

5

本当は、全部を”一発合格”と言いたかったところなんですが、残念ながら直近のビジ法2級で不合格となってしまいました。

その敗因分析はしないといけないと思いつつも、今回は、前回のFP検定の続編として応用情報技術者試験について書きたいと思います。

そんなん言うて、ええ思い出だけ書きたいんやろ?

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

ほっといてくださいよ・・・

応用情報技術者試験とは

応用情報技術者試験(以下、応用情報)とはIPA(情報処理推進機構)が主催する、”応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した”人を対象とした国家試験です。IPAの国家試験は以下の試験区分のとおりに分かれていますが、応用情報はITストラテジストなどの高度情報処理試験(レベル4)についで、レベル3の知識を求められる試験とされています。

情報処理技術者試験の試験区分

IPA(情報処理推進機構)のホームページより引用

中小企業診断士試験の受験生としては、1次試験・経営情報システムの科目免除の要件としても知られています。他の科目の免除要件が非常に厳しい(経済学博士、不動産鑑定士、公認会計士、税理士など)に比べて比較的取得しやすい資格なので、科目免除を利用された方・検討された方も多いのではないでしょうか?(この人みたいに、科目免除あっても普通に7科目受験している人もいますが)

今回はそんな、応用情報について、皆さんに知ってもらおうと思います。

試験形式と難易度

試験時期

毎年、春期(4月)と秋期(10月)の年2回実施されます。

試験形式

CBTがあるITパスポートなどと違い筆記試験のみの実施です。

応用情報は1日の午前・午後と2つの試験に分かれており、それぞれ以下のような形式になっています。

  • 午前試験
    • 試験時間: 9:30~12:00(150分)
    • 出題形式: 四肢択一の問題 80問
  • 午後試験
    • 試験時間: 13:00~15:30(150分)
    • 出題形式: 記述式 11問(うち5問選択)
    • 特徴: 大問がテーマの異なるケーススタディとなっており、11問の中から5問選択して解答。各大問は20~40字程度の記述式や選択式の小問7~8問程度で構成される。

合格得点と合格率

午前、午後試験ともに100点満点で、それぞれ60点以上とることで合格です。科目免除のような制度はなく、午前・午後の両方の試験を同時に合格する必要があります。

合格率は毎回およそ20%前後で推移しており、私が受験した令和6年春期試験の合格率は23.6%でした。

応用情報の試験範囲

午前試験

午前試験範囲は、下のように「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3つに分かれます。ただし、出題範囲は均等ではなく、それぞれ80問中50問(62.5%)、10問(12.5%)、20問(25.0%)とテクノロジ系に比重が大きく置かれています。

それぞれの出題範囲は以下のとおりです。

分野大分類説明
テクノロジ系基礎理論コンピュータ科学の基礎となる理論やアルゴリズム、データ構造を学びます。計算量や効率的な問題解決法を理解し、ソフトウェアの設計や開発に必要な基盤を築きます。
コンピュータ
システム
コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、OSの役割や仕組みを理解します。CPU、メモリ、ストレージ、仮想化技術など、システム全体の構成と動作原理に関する知識を深めます。
技術要素ネットワーク技術、セキュリティ、データベースなど、ITシステムの運用に欠かせない技術を学びます。インターネットの基礎からデータ保護まで、システムの安定性と安全性を支える重要な分野です。
開発技術ソフトウェア開発のプロセス、プログラミング、テスト技術を学びます。ウォーターフォールやアジャイルなどの開発手法、実際のプログラムを書くスキル、品質を担保するテスト技術が含まれます。
マネジメント系プロジェクト
マネジメント
プロジェクトの計画、進捗管理、リスク管理、コスト管理など、プロジェクトを成功に導くための手法を学びます。プロジェクトの進行状況を監視し、必要な調整を行う能力が求められます。
サービス
マネジメント
ITサービスの提供や運用に関する管理手法を学びます。サービスの品質向上、顧客満足度の向上を目指し、ITIL(ITサービス管理)などのフレームワークに基づいた運用方法を理解します。
ストラテジ系システム戦略企業の競争力を高めるための戦略を学びます。市場分析、競争戦略、企業資源の活用方法など、経営資源を効果的に活用して企業の成長を支える手法を理解します。
経営戦略情報システムを企業戦略に沿って活用する方法を学びます。ITを活用して業務効率を高める方法や、システム投資計画、ITガバナンスの重要性を理解します。
企業と法務企業活動における法的な側面を学びます。知的財産権や契約法、個人情報保護法など、情報技術の利用に関連する法律や規制を理解し、リスク管理に活かす方法を学びます。

テクノロジ系に比重が多い反面、少々、意外なところとしては経営戦略や法務などのストラテジ系の問題も20%と多く出題されます。技術畑ではなかった私にとって、ここが大きな得点源になっていました。

午後試験

応用情報の午後試験は、11問のケーススタディが出題されますが、その中から5問を選択する形になっています。(ただし「情報セキュリティ」は必須。)

問題は一つの大問につき、B5用紙3~4ページ分くらいの事例を読み、それに対する設問(合計10問弱)について解答します。選択式の問題と20~40字程度の記述問題をそれぞれ含みます。

試験範囲は以下のとおり。

問題説明
情報セキュリティ必須問題。情報セキュリティの対策に関する問題です。暗号化技術、認証技術、アクセス制御、リスク管理、セキュリティ脅威への対応策などが問われます。
経営戦略経営戦略を立案・実行するためのIT活用法に関する問題です。企業の成長を促進する戦略、業務の効率化、競争優位性の確立に向けた戦略的なITの活用が問われます。
プログラミングプログラムの設計や実装に関する問題が出題されます。主にアルゴリズムやデータ構造(例:ソート、探索)を使用して問題を解決する能力が試されます。
システム
アーキテクチャ
システムの全体的なアーキテクチャに関する問題です。ハードウェアとソフトウェアの相互作用、プロセッサ、メモリ管理、ストレージ、仮想化技術など、システム設計の基本的な知識が求められます。
ネットワークネットワークの設計、運用、セキュリティに関する問題です。IPアドレス設計、ルーティング、ネットワークトポロジ、無線通信、ネットワークセキュリティ技術(VPN、ファイアウォールなど)が問われます。
データベースデータベース設計や運用に関する問題です。正規化、ER図、SQLの利用、トランザクション管理、データベースの性能改善、バックアップなど、データベース管理の実務的な知識が必要です。
組込みシステム
開発
組み込みシステムの設計、開発に関する問題です。ハードウェアとの連携、タイミング制約のある処理、制御システムの開発などが問われます。組み込み機器に必要なソフトウェア開発能力が試されます。
情報システム開発システムの設計・開発・テストに関する問題が出題されます。具体的には、要件定義や設計手法、プログラムの実装、テスト計画など、システム開発の実務的な流れに関する知識が問われます。
プロジェクト
マネジメント
プロジェクトの進行管理、リスク管理、スケジュール、コスト管理、進捗報告、品質管理など、プロジェクトを効率よく運営するための知識が問われます。
サービス
マネジメント
ITサービスの管理に関する問題です。ITILなどのフレームワークに基づくサービス品質向上、インシデント管理、変更管理などが問われます。
システム監査システム運用やセキュリティの監査に関する問題です。ITシステムの健全性、リスク管理、法令遵守、監査証跡などの知識が問われます。

「データベース」などでは実際にSQLの一部を書かせたりする問題も出題され、技術的な知識は必須です。一方で「経営戦略」「プロジェクトマネジメント」「システム監査」などは技術的な知識や経験が少なくとも解ける場合は多いです。

文系出身・事務職のわたしは午前試験のストラテジ系同様、これらを得点源として試験に挑んでいました。

中小企業診断士試験との類似度

で、こちらは”中小企業診断士試験”一発合格道場なので、ちゃんと中小企業診断士試験の話もします。

上で説明した応用情報の試験範囲が中小企業診断士試験とどれくらい近しいか、まとめてみました。完全にわたしの主観であることはご了承ください。

これらの類似範囲を知ることで、1)応用情報を勉強した人が診断士試験をネクストステップにする、2)診断士試験勉強中の人が”味変”的に他の試験の問題を見てみる、3)診断士試験を勉強した人が新たなステップとして応用情報を勉強する、ときの参考になるかと思います。

【テクノロジ系】

まず、テクノロジ系は基本的に診断士試験の経営情報システムとがっつりかぶります。システムのハードウェア・ソフトウェアやセキュリティなど、類似した問題も多々出題されます。(何なら、ほぼ同じ問題が出ることだってあります。)

一方で、「基礎理論」の分野については、「離散数学」や「アルゴリズム」、一部の計算問題などの診断士試験とは全くかぶらない分野もあります。これらの問題を例外とすると、かなり重複範囲は広く、また、問題の難易度も近しいと考えます。

経営情報の過去問やりすぎて飽きた方、近年の問題がマニアックすぎてやる気が出ない方がオーソドックスなシステムの問題を演習するにはちょうどいい材料なのでがないでしょうか?

【マネジメント系】

こちらも診断士試験 経営情報システムと被っております。診断士試験においては頻出の範囲でもないのですが、一方でプロジェクト管理やサービス管理の問題の演習量が足りないと考える方はこちらの問題が活用できます。特にガイドラインの問題などは最近のものが出題されるので参考にしやすいでしょう。

【ストラテジ系】

こちらも診断士試験と重なっている部分は多いのですが、「テクノロジ系」「マネジメント系」の2つと異なり、幅広い分野にまたがっているのが特徴です。システム戦略は経営情報と重複しますが、管理会計の問題が出たり、労働法規の問題が出たり、PPMのような経営戦略の問題が出たり、と多種多様な問題が出題されます。一方で、その難易度は中小企業診断士試験のものと比べて簡単で基本的なものばかりです。

診断士試験で幅広い分野の勉強をしてる人にとってはこれらの問題は簡単に感じるかもしれません。

科目免除のために受験すべきか?

さて、それでは、この”応用情報技術者試験”を「科目免除のために応用情報を取得すべきなのか」という疑問にお答えします。

個人的にはおススメしません。理由は以下の2点です。

  • 午後試験が重すぎる
  • 結果発表のタイミングが微妙

【午後試験が重すぎる】

午前試験については、重複しない範囲の問題(離散数理やアルゴリズムなど)があるものの、全体として診断士試験と重複する範囲も多いです。また、定番の範囲から出題されることが多く、過去問と同じ問題が出題されることも多々あります。数をこなせば比較的、得点の成長は見込みやすい試験だと思います。近年、診断士試験・経営情報システムが最新のトレンドを頻繁に扱い、難化していることを考えるとアリな気はします。

しかし、午後が重い・・・。診断士試験と親和性が低い記述式の問題を改めて勉強するのはソコソコ労力がいると思います。元々、エンジニアやプロジェクトマネージャーなどで得意分野がある、などでなければある程度の勉強時間は見込む必要があります。(そして、そもそも得意分野があるなら経営情報システムで得点が取れると思います。)

一方、「経営戦略」の設問については、診断士試験の2次試験を少しIT寄りにしてすごく簡単にしたレベル感の問題です。2次試験に挑戦された方であれば比較的挑みやすい問題です。こちらは診断士試験受験生は得点源にしやすいかもしれません。

【結果発表のタイミングが微妙】

応用情報は春期と秋期の年2回行われます。それぞれ2024年の申込期間、試験日と合格発表は以下のとおり。

春期秋期
申込期間1月19日( 金)
~2月7日(水)17時まで
7月10日(水)
~7月31日(水)17時まで
試験日4月21日(日)10月13日(日)
合格発表7月4日(木)12月26日(木)

春期試験に関しては、2次試験の合格発表後すぐに申込が始まるものの、合格発表が7月にあり、1次試験の申込に間に合わないのでその年の科目免除には活用できず。

秋期試験に関しては、1次試験の直前に申込期間があり、1次の手ごたえや結果を見れない。「エイヤ」で受験するにしても、試験日が2次試験勉強の佳境なので”科目免除”のための勉強をしている場合ではない。

そんな感じで、非常に活用しにくいタイミングの試験となっています。

以上の理由から、経営情報の科目免除のためだけに受験するにはあまり効率的でない、というのが私の意見です。どちらかというと、すでに応用情報を取得している人が試験の負担を減らすために科目免除にするのがよいかと思います。

診断士試験後に受けるメリット

では、逆に私のように中小企業診断士試験のあとに受験するのはどうでしょう?

個人的は、ITや経営情報がある程度得意であれば、得点を稼ぎやすくなるのではないかと思います。理由は2点。

【ストラテジ系を得点源にできる】

応用情報を含む情報処理試験は、「テクノロジ系」「マネジメント系」「ストラテジ系」の3科目に分かれています。この中で「ストラテジ系」については情報システムと関連性が薄く、私見ですが、苦手としているエンジニアの方が多いのではないでしょうか?基本的な問題が多いものの、経営戦略、会計、法務など範囲が多岐に渡るためにそれらを網羅するにはかなりの勉強時間が必要となります。

しかし、7科目にわたる1次試験を超えてきた方であれば、より難度の高い「ストラテジ系」の問題を解いてきたので、得点源にすることができるはずです。

午前試験全体で60%をとればよい応用情報。得意分野ができると一気に合格が近くなります。

【午後試験の記述は(二次に比べたら)簡単】

多くの資格試験で記述問題を苦手としている方は多いと思います。応用情報の午後試験も例外ではありません。20~40字の記述式解答をそれぞれの事例から読みとくのは慣れない人にとって骨が折れるものです。

でも、診断士2次試験にチャレンジした方であれば大丈夫。100字程度×4~5問を記述させる2次試験の4事例と異なり、記述量も少なく模範解答も公開されています。雲をつかむような中小企業診断士2次試験と比べると非常に明瞭な答えで安心して解答できるはずです。

以上のように、診断士試験を経験していることで応用情報の難易度が高いところを十分にカバーできます。

応用情報を取得することでITストラテジストなどの高度情報処理試験の一部試験を免除することも出来ます。今後のキャリアプランや自己啓発のひとつとして新たな挑戦のきっかけにできるのではないでしょうか。

今後の計画

で、わたしのこの後の話です。

とりあえず、引き続き何らかの資格には挑戦していこうと考えています。理想は応用情報からのITストラテジストか、会計と英語をからめた米国公認会計士ですが、両方とも重そうなのでちょっと様子見です。

その2つは自分自身の強みやキャリアプランに大きく関係しそうなので、どこかのタイミングで勉強したいと考えています。

ちょうど15代目のお二人が保有しているので、ぜひ相談にのっていただきたい。

加えて、そもそも10月に落ちたビジ法2級をどこかで再挑戦しないとな、とも思い、いろいろ検討中ではあります。基本、色んなことに手を出すと適切なリソース配分ができず、失敗するタイプなので注意が必要です。

中小企業診断士を受験されている方は勉強家の方が多いので、今回紹介した応用情報を含めた他資格に挑戦することも多いでしょう。中小企業診断士は幅広い分野の知識が要求されるので、ビジネスに関連する資格であれば応用が利くことが多いです。

ぜひ、今まで培った知識を活用して色々なチャレンジをしてみてください。

なるほど、なるほど

”おーよーじょーほー”についてよぉわかったわ
アタシは受けへんけど

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

はじめにおばちゃんが聞きたいって言い出したんでしょ

そもそも久しぶりのブログ、こんなふつーの記事でえぇの?
他のOB OGは「資格とってからの業務やキャリア」が多いやん

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし
ひろし

中小企業診断士としての記事は診断士業務をやってる人がしっかり書いてくれるんで。
僕にそれは求められてないです、知らんけど。

”しんだんしぎょーむ”について書けるくらい精進しぃや

トラ柄のおばちゃん
トラ柄のおばちゃん
ひろし&トラ柄のおばちゃん
ひろし&トラ柄のおばちゃん

そんなこんなでお邪魔しました
またね~


ひろしさん、ありがとうございました

経営情報システムが7科目の中で一番苦手な私からすると、このような情報系の資格は羨ましい限りですが、読者のみなさんも診断士のキャリアの参考になると思います。

明日は15代目の通常運転。「かます」の登場です。

診断士試験が仕事で役立ったことをお話しします!

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

記事へのコメントについて

記事へのご感想やご要望があれば、下部の入力フォームから是非コメントをお寄せください!
執筆メンバーの励みになりますので、よろしくお願いいたします。

※コメント送信後、サイトへ即時反映はされません。反映まで数日要することもあります。
※コメントの内容によっては反映を見送る場合がございますので、予めご了承ください。

Follow me!

レジェンド投稿シリーズ⑮ 応用情報と診断士試験 by ひろし”へ7件のコメント

  1. にっく より:

    こんばんは!
    にっくです。
    応用情報処理技術者試験の情報、ありがとうございました!
    1つ質問なのですが、資格を取ってみて、その後の仕事に役立った経験とかあれば教えて頂きたいです!
    よろしくお願いします!
    にっく

    1. ひろし より:

      にっくさん、

      コメントありがとうございます。
      まず、前提として私はIT系のスタートアップで予算計画策定などの管理会計業務を行っています。
      その業務の中で応用情報を合格して仕事に役だったことをいくつかご紹介します。

      まず、勉強したことで役に立ったことは
      1)情報セキュリティやプロジェクトマネジメント、システム監査などの知識を改めて得ることができたこと
      2)エンジニアたちの業務を少し理解して、より伴走したサポートができたこと
      です。
      1)、2)ともに、情報システムを使用するユーザーとしてITに関連する知識を深くすることで、今まで行っていた業務の質を高くすることができました。
      業務の上で、会計情報や個人情報の取り扱いにより注意を払うようになったり、エンジニアチームの意図を理解して予算の議論をするようになったり、という変化がありました。

      加えて、資格を取得したことですが、
      3)会計以外の強みを持っていると示せたこと
      が挙げられます。
      財務・経理という部門にいる私にとって簿記や会計の知識は必須であるものの、チーム内にも会計の資格を保有した人は多数おり、差別化はできていません。
      それに対して、ノンエンジニアで応用情報を持っている、ということは情報システムに関する知識”も”持っているということを示せるので、他のメンバーと異なった強みを持っていることを伝えることができます。結果として、会計システムに関連したプロジェクトに呼ばれたり、内部監査の会議などで意見を強く主張できたり、など”会計×IT”の強みを活用して業務を行うことができました。

      昨今の企業において情報システムを使用していない企業はほとんどないと思います。
      私の業務特有な部分に限らず、システムのユーザーとしての十分すぎる知識を持っていること、中小企業診断士レベルの幅広い知識に加えて情報処理の知識を深く持っていること、は様々な業種・職種で役に立つのではないと考えています。

      1. にっく より:

        ひろしさん
        返信遅くなりました!
        シナジーによって差別化を図る、ですね!
        ありがとうございました!
        にっく

  2. じょにー より:

    お久しぶりです。
    私もビジ法2級は合格基準マイナス1点の69点で不合格経験があります。
    診断士勉強期間中だったので再度受けるか迷いましたが、次の試験期間でリベンジ達成しました。
    簿記みたいに毎日のように受けられると有難いんですけどね…。

    それにしても、情報セキュリティマネジメント試験の後に基本情報じゃなく応用情報を・・・、しかも短期間で取ってしまうあたり・・・凄いです。。。

    1. ひろし より:

      じょにーさん、

      ご無沙汰しております!
      ビジ法2級、再挑戦されたのですね。診断士挑戦中にもかかわらずの合格おめでとうございます。
      私も見習って、来春の再挑戦を検討したいと思います。おっしゃる通り、せっかくIBTなのであれば、もっと受験するチャンスがあればよいのですが・・・。

      基本情報を受けずに応用情報を先に受けたのは
      1)基本情報はアルゴリズムの問題などエンジニア向けの問題が多いから事務系の私にとっては不利
      2)IPAのレベル2は情報セキュリティマネジメントをとりあえず取れた
      3)今後、高度情報処理試験を受験するのであれば科目免除のメリットがある
      といった理由からでした。

      情報セキュリティマネジメントで既に知識を補充できていたのと、診断士の勉強でストラテジ系の点数を稼げたのが良かったのかと考えています。

      2次試験の結果が出るまでモヤモヤする時期が続くかもしれませんが、とりあえず今はごゆっくりなさってください。
      コメントありがとうございました。

  3. テセ より:

    こんにちわ!
    レジェンド投稿ありがとうございます。

    実は…24年1月になんとなくFP3級受けて、今後どうしようか彷徨っていた私が、中小企業診断士というものを知って一発合格道場で初めて拝見した記事がひろしさんのFP試験の記事でした!
    そこからはや1年弱、15代目の皆様、先代の皆様にはお世話になりまくりです!本当にありがとうございます!

    2次試験受験して結果はまだわかりませんが、近年の情報システムの発達、1次試験からやり直しになってしまったときのためのリスクヘッジ等を考慮して春の応用情報の受験を検討していたので、参考にさせていただきます!

    1. ひろし より:

      テセさん

      こんにちわ!コメントありがとうございます。
      わたしのFPの記事が初めての一発合格道場ブログとのこと、とても光栄です!!
      そこから中小企業診断士への挑戦に進まれて、ブログの閲覧・コメントもありがとうございます。

      FPと同様、応用情報技術者試験も診断士試験と非常に親和性が高い試験だと思います。
      経営情報システムの科目免除に使うには、記事にも書いている通り、範囲の重複や試験のタイミングの観点でのメリット・デメリットがあるかと思います。
      ぜひ、こちらの記事が参考になれば幸いです。

      中小企業診断士試験に関わらず、いろいろな資格試験がテセさんの生活を充実させるものになることを願っております!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です