【合格体験記】~のめり込んで奇跡を起こスタイル~ by一蔵さん
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受験生情報
ハンドルネーム・年代
- HN:一蔵(いちぞー)
- 年代:40代
勉強スタイル
受験することまで考えずに勉強を始めたらのめり込んで奇跡を起こスタイル
受験回数
- 1次:1回
- 2次:1回
勉強時間
- 1次:約800時間 【(平日:通勤2時間 土日:8時間)×8ヶ月】
- 2次:約350時間 【(平日:通勤2時間+帰宅後1.5時間 土日:10時間)×2.5ヶ月】
学習開始時期
2022年12月
得意科目・不得意科目
- 得意
①経済学②企業経営理論③経営法務 - 不得意
①中小企業経営・政策②情報経営システム
職務経験・保有資格
ITパスポート、第一種衛生管理者、社会保険労務士
診断士に挑戦した理由・きっかけ
人事制度の企画に携わっており、近年「人的資本経営」ということで、人事戦略と経営戦略の融合が求められています。
「経営戦略をもっとよく知りたい」、からの興味がキッカケ
合格までの学習法
- 1次:通信(スタディング)
- 2次:独学(ふぞろい(書籍)・一発合格道場(Web))
なぜその学習方法を選んだのか?
最初は受験するつもりがなかったため、経済性でスタディングを選択しました。システマチックな学習手段が合っていたようで、効率的に学ぶことができました(ただし、あくまで1次試験対策として)。
1次合格後、2次試験内容を見て愕然(事前に未確認)。
スタディングの2次試験教材をやってみてさらに愕然(これをやっていても(自分は)絶対に合格できない)。
あわててWeb検索したときに、「一発合格道場」と出会いました。そして記事内で「ふぞろい」を知りました。ふぞろい?造語?呪文?という状態でしたが、その後は「ふぞろい」で勉強し、「道場」で情報とやる気を得て何とか2次学習スタイルを確立していきました。
2次試験まで2ヶ月半、情報を全く持っていなかったことも痛手でしたが、事例1~4全ての科目において2次試験にチャレンジできるだけの知識がないことにもここで気付きました。人事の仕事に携わっているため、事例1は知識レベルでの問題はありませんでしたが、事例2~4、特に事例3は「生産計画」、「生産統制」など、言葉は知っていてもそれぞれの関係性はチンプンカンプンなレベルでした。
時間が限られていたため、知識の確立に時間を割くことは断念し、2011年以降の過去問をひたすらこなしていきました(最終的には3往復程度)。平日は朝の通勤時に電車内で1事例を解き、帰りの電車でふぞろいで採点、週末は10時間程度同じことを繰り返しました。
時系列で振返ると、
2週間後 :最初は全く何もできなかったのが、とりあえず与件文を読んで、考えるフリ(適当にワーディング)ができるよ
うになる
1ヶ月後 :①道場で「設問解釈」、「解答の型」というものを知る
②80分でふぞろいのキーワードを散りばめた中学生レベルの文章が書けるようになる
これ以降は、文章の質が多少上がる程度で、完全に伸び悩み。。。キーワードもズレているし、解答の型は意識しているものの文字数を埋めるだけの作業を繰り返している状態。
この時期、とにかく道場の記事を手あたり次第見たことを覚えています。「開眼」やら「ファイナルペーパー」やらいろんな情報を得つつ、最後まで諦めないで過去問を繰り返しました。
学習時・受験時のエピソード
これまで、多くの多年度受験を経験された方のエピソードを拝見してきたので、運よく初年度合格できてしまった私にはエピソードといえるものはありませんが、数点お伝えします。
1.目的を踏まえた学習を
私が選んだ通信学習は、1次試験合格を目的としたとき、最善の選択だったと感じています。効率的に「点数を
取るための学習」を進めることができました。
ただし、「2次試験も踏まえた学習」や「実際に診断士として活躍したい」という目的に対しては、効果的とはいえ
ません。1次試験目的の学習を進めながら、並行して「道場」と「ふぞろい」を休憩がてらに勉強初期の頃から見
てことをおススメします。
2.見ただけであきらめない、努力すれば戦えるようになる
2次試験を初めて見たとき、「こんなのムリ」と思いましたし、勉強始めて最初の2週間くらいはずっとムリムリ思って
いましたが、人間何でも慣れるものです。そんなものかという気持ちで、コツコツと積み重ねていけると良いと思いま
す。
3.「設問解釈」や「ファイナルペーパー」
私は、「解答の型」はとても役立ち、自分のものにできましたが、「設問解釈」はカタチだけで自分のものにまでできませんでした。「ファイナルペーパー」に至っては作れませんでした(諦めました)。合う合わない、できるできない、人それぞれです。でも、そういうやり方があるというものを知ったうえで、自分で選択していけばよいと思います。先人の知恵を活かそうとやってみて、合わなければ開き直って我流でいく。2次試験に一つだけの正解はなく、解答までのプロセスにも正解はありません。目的をもって、是非、自分なりの戦い方を練り上げてください。
4.受験時のエピソード
初めて受験であり、「開眼」にも至っていなかったにもかかわらず、本番で神が宿るという奇跡が起こりました。事例1と2は自分ではこれ以上書けないと思えるほど、充実の内容を70分程度で仕上げられたのです。合格の期待値がバク上がりしながらお昼を食べたのをよく覚えています。
ところが、神は帰りました。
用事があったようで、午後にはいなくなっていました。
事例3は設問2でパニックを起こし、飛ばすという選択肢も浮かばずに汗が全身吹きこぼれ、頭が真っ白になり、これまでの努力や、午前中の高揚は何だったのかと、与件文以外のことが頭をめぐる状態が何分も続きました。ようやく設問を飛ばし、3以降をやりましたが、既に手が震えてしまっており、正直何を書いたのか全く覚えていません。最後に設問2に戻り、必死で考えた末、「コロナで退職したパートさんに連絡して戻ってきてもらう。」と書いたことを強烈に覚えています。
診断士として好ましくない解答だと分かっていましたが、いくら考えてもそれしか書けませんでした。
事例1と2はかなり点数がもらえると手ごたえを感じていましたが、事例3は10点もらえればよいというレベルで、当日、家族に不合格のお詫びと敗北宣言、この資格は自分のレベルではなかったと伝えていました。
その後は、問題用紙を開くことも嫌で、再現答案を作ることもできませんでした。
しばらくして、今年の事例3はかなりやりにくかったという意見を各学校の総評等でみて、もしかしたら皆ができていなければ、相対的にもう少し点数が取れるかもしれないと期待を持つようになりました。
道場に書いてあった「絶対に空白を作らない」が頭にあり、事例3も全て文字は埋めきっていたので、相対評価に期待を持つチャンスはありました。
結果、こうして合格を勝ち取ることができ、本当にがむしゃらでも、何かしら「埋めきる」ことの重要性を感じました。
こうしたエピソードが、またどなたかの力になれば幸甚です。
おわりに
一蔵さん、合格おめでとうございます!
「神は帰りました」。
戦慄の二次試験あるあるを乗り越えられたのも、
絶対に空白をつくらずに最後まで粘りきれたからこそだと思います。
記事には書かれていませんが、気持ちを切らさずに事例Ⅳを乗り切れたのもさすがですね。
一蔵さんのご活躍、応援しています!
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