【合格体験記】~独学命のコツコツ積み上げスタイル~ by AREさん
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」に
ご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
受験生情報
ハンドルネーム・年代
- HN:ARE
- 年代:30代
勉強スタイル
独学命のコツコツ積み上げスタイル
受験回数
- 1次:1回
- 2次:1回
勉強時間
- 1次:450時間
- 2次:150時間
学習開始時期
2023年4月
得意科目・不得意科目
- 得意科目:企業経営
- 不得意科目:財務、経済
職務経験・保有資格
職務経験:マーケティング→新規事業企画→コンサル
保有資格:ITストラテジスト、応用情報技術者、上級ウェブ解析士、簿記3級
診断士に挑戦した理由・きっかけ
- 約1年前にコンサルに転職したことをきっかけに少しずつ仕事に活かせそうな資格取得を開始していた
- 会社の資格取得支援制度というものがあり、中小企業診断士に合格&登録すると結構大きな額の報奨金をもらうことができるため挑戦してみようと思った
合格までの学習法
1次 独学
前年の12月に応用情報技術者試験の合格が分かった後すぐに、何か次の資格取得に挑戦しようと考え、コンサル系資格であるITストラテジストと中小企業診断士の情報収集を開始。まずは4月のITストラテジスト試験を受けて、その後のモチベーション次第で中小企業診断士も受験しようと決意し、取り急ぎテキストの準備を進める。妻が妊娠中だったこともあり、妻のケアや家事、仕事の状況的に、まとまった勉強時間の確保はなかなか厳しいことが予想されたため、スキマ時間に手軽に読めるkindle版テキストが欲しかったが、あまり良いものは無く…、いろいろな合格体験記で評判の良かったTAC『スピードテキスト』を購入。しかし、一旦はITストラテジスト試験を優先し、(多少パラパラと読んだりしたものの)ほぼ積ん読状態のまま過ごす。4月のITストラテジスト試験の感触が「完全に落ちた…」という状態だったこともあり(結果は奇跡の合格!)、切り替えて大急ぎで中小企業診断士の勉強を本格開始。これまでの職務経験から、戦略やマーケティングに馴染みがあるため、企業経営→運営→財務→中小→法務→経済と勉強を進めることを決める(情報は免除)。勉強方法としては、テキストをまずは1周しっかりと読みながら、全ページをスマホで撮影。スキマ時間にも勉強できるような準備を進める。さらにもう1周、スマホの撮影データを使用して理解できていないところや暗記が必要そうなところを重点的に読みつつ、『一発合格道場』や他サイトの説明記事や暗記テク系記事を読んで理解&暗記を進める。1科目ごとにここまで完了したら、『中小企業診断士過去問.com』で1次試験の過去問を1~2年分解いて出題イメージを把握しつつ、できなかったテーマをテキストや各種サイトの説明記事に戻って理解&暗記を深める。その後は、『中小企業診断士過去問.com』で過去問を解く→テキストや各種サイトで理解&暗記、を繰り返し、過去問6年分を何度もループ。過去問演習も暗記も基本的には全てスマホを使って行い、入浴中や移動中はもちろん、歩きながら(本当は良くないですが…)やテレビのCM中等あらゆるスキマ時間を活用して勉強した。特に苦手としていた財務、経済は6月下旬にTAC『スピード問題集』を購入し、重点的にパターン別の対策を行った。
2次 独学
1次試験は予想通り財務で苦戦するも、中小、法務で直前対策内容が多く出題されたこともあり、何とかやり切る。診断協会の解答を元に自己採点し、合格を確信した後すぐに2次試験の情報収集を開始。ここで定番テキストである『ふぞろい』『全知&全ノウ』の存在を知る。すぐにネットで探すも、時既に遅しなのか、定価の10倍くらいするものや取り寄せに時間がかかるものばかりの状況だった。何とか見つけた『ふぞろいな合格答案16』を取り急ぎ購入し、勉強を開始。勉強方法としては、テキストを読んで2次試験の心構えや、「多面的な回答」「ダナドコ」「DRINK」のような2次試験ならではのポイントを把握してから、過去問をプリントアウトしてメモや書き込みを行いながら演習を実施。職務経歴的に馴染みがあり、取っつきやすい事例2→3→1の順で1年分ずつ演習を行い、『ふぞろい』を参考に自己採点と解説の読み込みを行った。また、解説で重要な箇所や暗記すべき箇所はスマホで撮影し、スキマ時間での勉強のために準備した。事例2は初回演習からある程度の点数を取れた一方で、事例1,3は点数が低かったため、1次試験テキストや『一発合格道場』や他サイトの記事等も使いながら再学習を実施。最終的には『ふぞろいな合格答案15』『ふぞろいな答案分析6』『ふぞろいな答案分析5』を購入し、4年分の過去問演習を行った。また並行して、事例4は『全知&全ノウ』を購入して勉強を実施。事例4ができるかどうかが合否の分かれ目であると、『ふぞろい』にも書かれていため、出題テーマ別にしっかりと時間をかけて演習を実施。1次試験でも財務が苦手であったこともあり非常に苦戦したため、40点を下回らないようにして解く問題を取捨選択することを決意。そのような状況の中、9月下旬に子どもが生まれたため、仕事、家事、育児に追われ、それ以降の約1ヶ月間はほとんど演習の時間が取れない状況となった。そのため、過去問演習の自己採点時に赤字でメモした重要ポイントを暗記することや、仕事の昼休みに事例4を1問だけ演習すること等、頭や感覚が鈍らないようにすることを心掛けた。
なぜその学習方法を選んだのか?
- 資格取得はまずは独学で挑戦というスタンスで決めている
- 妻が妊娠中だったためスキマ時間で勉強することのできる方法を模索する必要があった
学習時・受験時のエピソード
口述試験の結果待ちの状況のため最終的な合否はまだ分かりませんが、「あー、しんどかった。」というのが正直な感想です。大きな理由としては、とにかく時間が無い中での勉強であり、かつ2次試験の約1ヶ月前には子どもが生まれさらに時間が無くなる、という状況で、何をしていても常に頭の中で診断士試験のことを考えていたような状態だったためです。ですが、これから合格を目指す方々も、時間が十分に確保できない中で勉強を進めなければならない方々が大半だと思いますので、そうした方々に向けてアドバイスをお送りしたいと思います。
【アドバイス】:いかに日常の中に勉強を組み込むか
中小企業診断士試験は膨大な知識量を求められる試験です。1次試験7科目の内容をベースに、2次試験→口述試験と知識の本質的な理解が求められていきますが、そもそも1次試験で求められる識が定着しているか否か=暗記できているか否かが非常に重要であることは言うまでもありません。日々忙しい皆さんがこうした暗記を中心とした勉強を効率的に進めるためには、僕の経験から以下の①~③を意識することが重要だと思います。
- 語呂暗記テクを最大限活用する
膨大な知識をそのまま暗記することは非常に負荷が大きく、頭からも抜けやすいと思います。そこで、過去に合格した方々がネット等に公開している語呂暗記テクを最大限利用することがオススメです。長い語呂や、無理矢理感のある語呂も初見では違和感があるかと思いますが、何度も繰り返して唱えている間になぜか定着している(僕もそうでした)のが語呂暗記テクの不思議かつスゴイ点です。自作の語呂を作って暗記することも知識の定着に役立つと思います。
- 常に持ち歩くものを使って勉強ができるようにする
僕は常に持ち歩くもの=スマホを使っていつでもどこでも暗記を中心とした勉強ができるようにしていました。具体的には、テキストや参考書を毎日持ち歩くのは重くかさばるので、スマホで撮影していつでもどこでも見ることができるようにしていました。また、自分が苦手なテーマやキーワードをスマホにメモしておき、そのテーマやキーワードだけを見てそらで説明することができるかどうかを試すことで、知識の定着を確認していました。スマホはそれ自体が日常の中に組み込まれたデバイスですので、それを勉強に活用することができれば効率は格段に向上すると思います。
- スキマ時間を最大限活用する
上記の2つにも関連しますが、「勉強する」時間の確保が難しい場合、日常に潜むスキマ時間を最大限活用することが必要です。僕は、入浴中や移動中はもちろん、歩きながら(本当は良くないですが…)やテレビのCM中等あらゆるスキマ時間を活用していました。例えば、移動前に①の語呂を頭に叩き込んで移動中に頭の中で唱えたり、②のスマホを使ってスキマ時間に勉強したり、等です。1次試験対策のような暗記を中心とした勉強はもちろんのこと、2次試験対策についても過去問演習自体は難しいですが、頭の中で簡易的に問題を解いてみることや、解説を読み込むことはスキマ時間でも十分に実施できると思います。
中小企業診断士試験は幸いなことに満点を目指す必要のない試験です。さらに幸いなことに、『一発合格道場』のような有志の受験生支援の仕組みが充実しているため、どのように苦手科目をカバーして全体として合格ラインを越えていくのかの戦略や、そのための戦術として参考になる情報が豊富です。受験勉強中は精神的にキツい時期が必ずやってくると思いますが、試験当日にキツい思いをしないためにも、使える情報は全て使うつもりで合格に向けてつき進んでいきましょう!
おわりに
合格おめでとうございます!
AREさんは最初から独学しか考えていなかった点は共感できるものがあります。
時間がないと言い訳するのではなく、知識定着のためにできる勉強方法がないか模索した姿勢が素晴らしいと思います!
自作の語呂暗記も、遊び心があってとても楽しそうです。様々なところに工夫が見られた体験記でした!
☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)