結果発表を受けて

TAKURO
TAKURO

どうも、TAKUROです。
よがの情報によると本日までは新年のあいさつをしていいようです。
🎍🎍あけましておめでとうございます🎍🎍
本日は、昨日の2次筆記試験の合格発表を迎えた方へ向けた記事です。

普段のブログであれば、ここからヤクルトスワローズの話やいもむしの話をするところですが、昨日は、診断士試験最大の難関といって差し支えない、筆記試験の発表でした。アイスブレイクよりも早くそれぞれの結果が出た皆さまにお声がけをしたいので、本題に入りたいと思います。

残念な結果だったあなたへ

私は、1回目の2次筆記試験で8点足りずに不合格になっています。
受験に至る事情や制約条件、投下できる時間など受験生によって前提が異なることは重々承知していますが、一度同じ試験に不合格になっている者としてお気持ちを理解できるつもりでおります。

「頑張ったこと自体が否定されるわけじゃない」
「身に付いた知識自体が必ず役に立つ」

いずれも正しいですが、昨日不合格の現実を突きつけられたばかりの方にはむなしく響いてしまうかもしれません。

突然ですが、私はドラえもんの中で好きなシーンがあります。
未来ののび太が現在ののび太のもとにやってきて、一緒に日常を過ごした後、帰り際にのび太少年にこう声をかけます。
「君はこれから何度もつまづく。でもその度に立ち上がる強さも持っているんだよ。」

今の一部分だけを切り取るとつまずいてしまったようにも見えるあなたを見て、5年後、10年後のあなたは、今のあなたに何と声をかけるでしょうか。

会社の経営も同じですが、挑戦する以上は必ずつまずくリスクがあります。
でも最もいけないのは、つまずくリスクを恐れて挑戦しないことですよね。経営と同じです。

TAKURO
TAKURO

未来のあなたは、今回、診断士試験に挑戦した選択自体は否定しないと思います。
あとは、未来のあなたは、「まだやれる!」、「もうここまでだ。」のどちらの声をかけてくるかです。

2次筆記試験は、以前書いたように解答の方向性すら公表しない、という点においてとても不誠実な試験です。(色々な解答の方向性があるから公表しないのだ、という意見もありますが、もし仮にそうであれば様々な検討の余地を示せばよいだけです。それすらしないのはやはり不誠実であると私は考えます。)
そのため、正直に言えば、当落線上の合否は運の要素もあると思っています。

この点に愛想を尽かし、限られたリソースを別のことに使うもよし、

今回の不合格は、今後の長い診断士活動の序章に過ぎないと考えて再チャレンジするもよし、

養成課程を検討するもよし。

いずれにせよ、一度冷静にこの現実と向き合う時間が必要です。
(少なくとも私はそうでした。)


不合格経験者のTAKUROから1点だけお願いがあるとすれば、ぜひ得点開示をしてください。
得点開示で現実を知った上でないと、現実と向き合えませんので。

現実に向き合う過程で、伴走者やヒッティングパートナーが必要であれば、ぜひコメント等下さいね。

【TAKUROの不合格体験記とその後】-例によって長いので流し読み推奨

以前に書いたことがありますが、私は、FBに自分の受験番号を晒したうえで落ちました。
妻に0歳~1歳の子供の世話をしてもらって、土曜日に予備校に通った上での不合格でした。
ストレートで合格できれば、スムーズに弁護士活動とのシナジーを追求できる、などと考えていた青写真も全て崩れました。
不合格の発表を見てしばらくは、もう1度残っている2次試験受験の権利を使うかどうかも決められませんでした。頭が真っ白の状態です。

その後、得点開示の結果を見て、もう一度だけチャレンジしてみようと気合を入れ直し、苦手だった事例Ⅲ、Ⅳを大幅改善して276点で合格したことは以前お伝えした通りです。
この過程で今でも付き合いの続く勉強会メンバーの仲間、一緒にお仕事をさせていただける予備校の先生に出会いました。

合格後は道場メンバーにも選んでもらい、仲間にも恵まれました。

苦手だった財務を強化できて実務に活かせていること、仲間に恵まれたことから、今振り返れば私は一度目が不合格でよかったのだな、と思います。

この点について、結局合格したからそう言えるんだろ!!というツッコミもあり得ます。

しかし、そもそも、私が2回目の受験を決意したのは、コロナ禍で弁護士としての十分な営業活動を行うことができなかったためです。そして、皆さんがそうであるように、私自身も、コロナ禍なんてない方がよかったと心底思います。
2回目での合格、財務の強化、12代目道場メンバーをはじめとする素敵な出会いは、コロナ禍という圧倒的なマイナスの中での数少ないプラス要素なのです。

全てはめぐりあわせ。筆記試験不合格という圧倒的にマイナスな出来事を突き付けられたあなたが、時間をかけて、この不合格をプラスに結び付けられる日が来ることを心から願っています。

見事合格したあなたへ

おめでとうございます!!

とってもとってもめでたいことなので、可能な限り大きく伝えました。
これまでの頑張りが結果に出て、喜びもひとしおだと思います。
あと少し、あと少しです。

1 体調管理(当日熱が出ないように)
2 口述試験の準備(ひでさん、Ma.satoのいうようにセミナーは1つでよいと思います。)

を残り1週間ちょっと頑張りましょう。
試験準備よりも体調管理の方がはるかに重要なので、そちらを先に書きました。
口述試験の流れについては、masumiとMa.satoの以下の記事が非常に参考になります。

道場の口述セミナーに参加される方は、そちらで合格のご報告をいただけることを楽しみにしております。



TAKURO
TAKURO

口述セミナーの日は、TAKUROの誕生日でもあります。
セミナー参加ついでにお祝いコメントもらえると嬉しいです笑

【合格後に思い悩んだら…】-こちらも長いので流し読み推奨

まだ口述試験が終わるまでは最終合格ではないのですが、このタイミングでお伝えしたいことがあるので書いてしまいます。

二次筆記試験を自信満々で合格した人はほとんどいないように思います。
そんな中で、最終合格後は一気に人間関係が広がり、優秀な人とたくさん知り合います。
すると、
「自分は間違って受かったんじゃないか!?」
「このレベルの集団の中でやっていけるのか??」
という気持ちが出てきてしまうかもしれません。
(私は、司法修習中にT大のエースと同じ班で、こんな気持ちになってしまったことがあります。)

私が司法試験に合格した時に、当時の大学院研究科長が訓示で言っていたのですが、こういった試験は間違って落ちてしまう人はいますが、間違って合格してしまう人はいません。

↑で当落線上は運の要素もあると書きましたが、そもそも当落線上にもってくる実力がなければ運の出番がありません。去年のM-1でもモグライダーが「頑張れない奴が神社行ったって意味ない」と言ってました。

本業か副業かはさておき、士業の道を志し、最終合格まであと一歩のところまできた以上、今後も研鑽を続ける覚悟はできているはずです。
また、これまで勉強した通り、士業として差別化戦略を取れば、パッと見で優秀な人に囲まれたからといって何も凹む必要がないことに気づくはずです。

あと一息、口述試験を乗り越えて、一緒に士業の道で研鑽できることを楽しみにしています!

終わりに

昨日の筆記試験の合格発表が、多くの受験生にとってのターニングポイントだったことは間違いありません。いずれの結果であってもしばらくは落ち着かない日々だと思います。

少しでも早く平穏を取り戻して、次に向けた準備に進んでいただけると嬉しいです!

そして、次に進むに当たっての整理として受験体験記をご寄稿いただけませんでしょうか。
よろしくお願いします!

合格・不合格問わず受験体験記募集!

一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。あなたの貴重な経験が多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

公開先はこちらです

募集要項

  • 対 象:2021年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
    ※年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
  • 原稿量:自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
  • ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
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  • 期限:2022年2月5日(土)
  • 応募方法:Googleフォームにて募集(1月17日(月)より募集開始)
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※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
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13代目として一発合格道場で活動をしたいと思っている人は1月31日までに提出をお願いします!

合格体験記テンプレ

  • 受験生情報|ハンドルネーム・年代
  • お住まい都道府県
  • 自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)
  • 診断士に挑戦した理由・きっかけ
  • 職務経験・保有資格
  • 得意科目・不得意科目
    ①1次
    ②2次
  • 学習スタイルとそのメリット・デメリット
    ①独学、通信、○○(予備校)通学
    ②メリット 
    ③デメリット
  • 合格までの受験回数、学習時間とその作り方
    ①合計の学習期間(〇年〇か月)
    ②受験回数(1次試験〇回、2次試験〇回)
    ③1次学習時間
    ④2次学習時間
  • 合格までの学習法
    ①1次
    ②2次
    ③再現答案の作成有無
  • 学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

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結果発表を受けて”へ8件のコメント

  1. k より:

    はじめまして。二次不合格のものです。
    二次対策で大変お世話になり皆様に御礼を申し上げたく投稿いたしました。
    今年の5月から独学で勉強を開始し、二次でいきづまっていたときにこの道場に出会いました。大変参考になり発表を震えながら迎えられたのは皆様のおかげと感謝しております。
    敗因は中小企業をコンサルするという本質が意識できず、やみくもに過去問分析、記憶の整理をしていたことと今は考えています。
    次年度受験するかは決めかねています。妻にはもったいないので受ければと言われている始末ですw
    とりとめのない投稿で恐縮ですが、本当にお世話になりありがとうございました。

    1. TAKURO より:

      kさん
      コメントありがとうございます。
      ご自身が大変な状況の中お礼のご連絡を頂戴しありがとうございます。
      現時点で敗因分析ができているようですし、得点開示を行うと分析の精度はさらに上がると思います。
      5月から独学で1次試験に合格できるお力があるのであれば、奥様のお話どおりもったいないから受けてみる、
      くらいのお気持ちで受験してもよいのではないかと思ってしまいます。

      いずれにせよと得点開示の結果が出るまでは時間がかかります。
      その間少し気持ちを落ち着けて、その後どうするかお考えになるという事でも十分間に合うと思います。
      こちらこそ、道場の記事を愛読いただいてありがとうございました!!

    2. にのみ より:

      kさん

      コメントありがとうございます。
      震えながら結果を見たということは、5月から勉強を始め、短期間でかなりの努力をされてきたのではないでしょうか。その点だけでも本当に素晴らしいと思います。
      そして道場の記事も参考にしていただきありがとうございます。こう言ったコメントが我々の活動の原動力になっております。
      ぜひ奥様からの許可を得た上で、次年度は敗因を改善した、社長に寄り添った助言を意識なさるといいかと思います。応援しております!

    3. と~し より:

      kさん、コメントありがとうございます。

      今年の五月から勉強を始めて、
      善戦する所まで積み上げられたの素晴らしいです!
      課題が明確になっており、奥様の後押しもあれば、
      来年はきっと、実りある結果になりそうですね。

      こちらこそ愛読いただきありがとうございます。
      引き続きよろしくお願いいたします。

  2. ロム より:

    TAKUROさん、あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願いいたします!

    合格発表から一夜明けましたが、自分はとにかく「今年から診断士活動しようって色々決めてたのに!! それができない!!! くそー!!」という悔しさが強いですw
    なので、とりあえず今は眠っていた勉強習慣を叩き起こすために、できることから始めようと思って事例Ⅳの30日完成問題集を解き始めることにしました!
    加えて、自分の机の見えるところに今回の受験票を貼っておき、次の試験までこの悔しさを忘れないようにしていますw
    また、早く得点開示請求は早くやりたいですね!
    さっさと自分の弱点を知って、早くから対策して弱点を潰していきたいです!

    TAKUROさんの一度目の試験不合格について、立場などは全然異なりますが、バリバリ診断士活動をしようと思っていた自分も心境が似ていると思いました。
    なので、今年一年はTAKUROさんを目標として一歩一歩進んでいきたいと思います!

    なので1点教えていただきたいのですが、事例Ⅳについてはどのような教材を使って得意科目とされたのでしょうか?
    正直、問題集、過去問をひたすら周回しましたが、それでは全然歯が立たなかったので、色んな方向性の問題を解きたいと思っているのですが、何かおすすめの教材があれば教えていただきたいです!

    1. TAKURO より:

      ロムさん
      コメントありがとうございます。
      自分自身を振り返ると、この悔しい気持ちはこの後も沸いては消え、湧いては消えを繰り返します。
      私の以前おススメした南海キャンディーズやまちゃんの「天才はあきらめた」という本にもあるのですが、
      悔しい気持ちは自分の燃料にしてしまって頑張るのがよいと思います。
      受験表や得点開示の結果を貼っておけば1年間頑張るパワーが生まれてくると思います。

      30日完成、いいですね。しばらく離れていた財務、ダメージを受けた精神状態、両方のリハビリの意味でちょうどいいと思います。

      さて、私が事例Ⅳで何をしたかですが、
      始動したのは3月頃からでした。最初は、財務・会計を受験していない点を克服するため、簿記2級の勉強をしました。
      6月中旬くらいまでだったと思います。
      これによって、各財務諸表の理解が深まり、試験当日も負ののれんの処理がほぼ満点だったと思います。
      また、嬉しい副産物として、工業簿記の勉強から事例Ⅲの苦手意識が消えました。
      運営管理で学んだ各施策が財務諸表上、どういった意味を持つのかが工業簿記の理解を通じてよくわかるようになりました。

      そして6月以降は、TACの事例Ⅳオプション講座をとり、そのレジュメと問題集を繰り返しました。
      直前に簿記2級の知識を見直したり、別途過去問を解いたりしましたが、基本的には、上記TACのレジュメと問題集しかやっていません。
      MMCのオプション講座も定評があるようなのでそちらでもよいかもしれません。

      TACの問題集は基本から学び直し、その応用というかたちで演習を行うので自分がどこでつまづきやすいかわかります。
      その経過や結果をミスノート(私は問題を解いたノートに、間違いを治す色、その原因を特定する色、原因の改善策の色と三色に分けて、
      そのノートにメモをしていただけなので、そんなにたいそうなものではありません。)にして、直前期に自分のクセでミスしやすいところを
      振り返っていました。

      ロムさんもご存じのとおり、2次試験は相対評価なので、半分の受験生が転ぶ問題を転ばない、というプロセスを繰り返していけば、
      自然と上位にきます。
      事例ⅣはTACでもMMCでもよいので、定評ある教材に絞り込んで繰り返し学習すると力がつくと思います。
      私の財務の力が高い訳ではないことは、一緒にいる12代目メンバーならうすうす感づいていると思うのですが笑、
      それでも上記対策の結果79点でした。(これも狙って高得点ではないですし、狙わない方がよいと思ってます。)

      基礎で転ばないようになれば、部分点と併せて60点にたどり着けるので、そこまでくれば、
      事例Ⅳは得意だと言い切ってしまってよいと思います!

      せっかくの機会なので、ロムさんのお力になりたく、ダラダラと書いていましたがお答えになりましたでしょうか。
      前も書きましたが、2次2年目はまた見えてくるものが違います。ぜひ2年目の上積みをしたうえで、自信を持って実務の世界に入っていただければと思います!

      1. ロム より:

        TAKUROさん、丁寧な説明を頂きありがとうございます。
        まだ予備校をどうするか、踏ん切りがつかない状態ではありましたが、TAKUROさんのアドバイスを頂き方向性が固まり始めました、ありがとうございます。

        事例Ⅳについては、TACの特別講座を利用し、今年度歯が立たなかった自分からの脱却を果たしてやりたいと思います!

        あとの事例Ⅰ~Ⅲについては、予備校のノウハウを購入し、今回はその予備校の教えに忠実に従って試験に臨もうと思います。
        多分今年度は初めての受験ということもあり、時間も多少あったことで、色んな情報を取り入れすぎてしまったことが悪く作用してしまったような気がします。

        1. TAKURO より:

          ロムさん
          TACの事例Ⅳについては、間違いないと個人的に思っています。
          令和3年の事例Ⅳもようやく解きましたが、あの嫌らしいNPVはともかく他は対応できるようになるはずです。
          事例1~3についても、予備校ノウハウをベースに自分のノウハウを確立するとよいと思います。
          色んな予備校のメソッドをつまみ食いするのはよくないですが、
          信頼する予備校のノウハウをベースにして、自分なりのスタイルを確立できてくると思います!

          今回受けた結果のご自身の手ごたえ、得点開示の客観的結果を踏まえて、2年目のロムさんの上積みに期待しております!!

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