試験攻略:ラストスパートを制する逆転の3Point

超直前期に差し掛かるとほぼ同時にはじまった、オリンピック。

せっかくの機会だからと、見たくなるかもしれません.

しかし、

五輪は4年ごとに、やって来ます!
しかも今回は一年延期をした影響で、
来年には冬季北京五輪が、
3年後には夏季パリ五輪が待っています。

その時には中小企業診断士として観戦すべく、
今回は、グッと勉強に選択と集中しましょう。

合格のためにスポーツを参考にして、
改めてこの時期に意識したい3点を紹介します。

ここだけCheck

① ○○まで立案して演習を終える →1.
② 自分に合わせて当日までの○○を事前に立てる →2.
③ ○○は必ず埋める →3.

キーワードを探しながら、読み進めてください。

1.『ない』ははじまりの合言葉

スポーツで試合当日が迫ってくると、高まる緊張と共に、
出来ていないことに気持ちを取られがちです。
試験勉強も、同じ心境ではないでしょうか?

前回の模試が。。

暗記科目が。。。

キャッシュフローが。。。

大丈夫。安心してください。

いま出来ないことや苦手な科目・分野がある人はチャンスです。
出来ないということ、それは「出来る」に変化する種です。
知らない/出来ないことを、分かる/出来ることに変え、
試験での点数を合格基準まで積み上げていくことが合格への道だからです。

スポーツでは、自分の苦手な体の動かし方や、
シュートの位置・体勢など課題を明確化して、重点特訓します。
診断士試験では、頻出・苦手分野を明確化して、重点演習することで、
得点源へと変化させることができます。

参考に自分のやっていた勉強方法を以下に紹介します。

①課題の明確化:間違えた問題はマーカー・付箋を付ける
 過去問演習で〇付けした時に、
 間違えた問題はマーカー・付箋して、後で復習できる目印にしましょう。
 (付箋に日付・間違えた選択肢をメモすると尚良しです)

対策の立案:ミスした問題の回答を読み込み、次に正答するためのマイ対策を検討
 〇付けした後、必ず「次回は正答にする対策」を立てるまでが1セット。
 次の演習や本番で○にする対策まで検討してから、演習を終わりましょう。
 例)新しい語呂合わせで覚えたり、類似用語との見分け方を整理するetc

③知識の定着:その問題をその日の終わり・翌日の初めに必ず解く
 記憶の新たなうちに反復演習して、知識を自分に定着すべく、
 再度解いてみて、自分が解けるようになっているか確認しましょう。
 解けるようになっても消してしまわず、付箋の色を変えるなどで記録は残すと良いです。
 (完全に剥がすと、初めから解けたOr克服したかが不明になる。
 克服論点の増加が付箋の色で視える化でき、自信になっていくため。)

先日ののきの記事、後半のきのつぶやき内の「反省」が、
まさに『ない』を自覚する行為です。
反省して対策して克服したところは、あなたの得点源になります。
二次試験を勉強する際に、明確な回答が無い中で改善を重ねる、
心強い武器になります!

いま解けなくても、大丈夫。
本番に向けて解けるようにすればよいのだから。

焦らず、急いで、出来ないことを反省・対策して、
一つずつ得点・合格への種を育てて行きましょう。

2.試験当日までの勉強メニュー

『ない』をきっかけに演習していく。

そうはいっても、
試験当日までに残された時間は限られています。
この時間を最大限に活用する計画、立てていますか?

試合直前まで、無計画になんとなく練習したり、
筋トレなどの基礎練習だけする人は少ないでしょう。

必ず試合に勝つためには、
そこから逆算した戦略的な計画を組むハズです。

スポーツと勉強を結び付けてみると、
以下の様に対応づけることができます。

 基礎練習:テキストを読む
 試合形式の練習:スピード問題集などの演習
 仮想〇〇の練習試合:過去問演習
 練習試合:模試

基礎練習だけで、いきなり試合をすることも無謀ですが、
逆に練習試合(模試)続きでは、基礎能力に穴を作ることになりかねません。

本番(実戦)を意識した演習を軸としつつ、
解け『ない』課題を見つけ、基礎能力・得点力を伸ばしていきましょう。

また、特にこの時期に気になる試験直前の過ごし方も、
自分の個性を踏まえて、検討してみましょう。

当日まで負荷を追い込むか、余力を残すべく軽めの流すメニューにするか?
どちらが良いかは、あなたの性格や今までの経験によります。

私は、部活時代に追い込んで直前に故障する失態を何度かしているため、
試験直前の数日は負荷を抑え、当日に余力を残すと言う選択をしました。

具体的には過去問直近5年の頻出論点で、
自分がこれまでの演習でミスをした問題だけを、
一通り解くということをしました。

これは、ミスで失点していたはずの部分を〇にして加点を狙いつつ、
ミスを克服した肯定感で、自分の自信を高める効果もありました。

・自分の強化するポイント
・試験直前の過ごし方
それをもとに、残された数日を最大限活用する計画。

ぜひ一度、検討してみてください。

3.打たないシュートは入らない

当たり前ですが、打たないシュートは絶対に入りません。

滅茶苦茶なフォームでも打てば、一本ぐらい入ることがあります。
これは試験でも同じです。空欄は0点にしかなりませんが、
回答欄を埋めておけば、得点の可能性があります。
5択でも20%、4択なら25%、2択に絞れていれば、
なんと50%も正解の可能性があります。

具体的な問題で見てみましょう。
R1 財務会計の第19問です。


一発で○を選ばず、一つずつ選択肢を見ていきましょう。

アは二次試験にも関連するWACCですが、分数に違和感を感じませんか?
利益/株価といっているのに、~資本コストでしょうか。。。
⇒正しくは、分子の利「益」に関連する、
 PER(株価収益率)の逆数(PERの分子分母が逆)です。

ウを見てみると、
株価/~自己資本簿価といっているのに、~収益率でしょうか?。。。
⇒正しくは、分母の「資本」に関連する
 PBR(株価純資産倍率)です。

知識に関する違和感が上記のパターン。
エは、いわば算数の問題です。
C=A×B、C>Aの時Bは?
→Aと掛け算してCより大きくするには、Bは1以上である必要があります。
 つまり、分子の方が大きい必要があるので、
⇒株価(分子)は1株当たり自己資本簿価(分母)より大きくなる

つまり、一発で正答せずとも、現場でが分からずとも、
「PER、PBR、算数の発想」を紐づけて、
選択肢を削って正答率を上げることができます。

先日のなゆたの記事も参考に、ぜひ選択肢を一つでも削りましょう。

因みに間違った選択肢の作成方法にもパターンがあります。
 アのような、分子分母の入れ替え
 ウのような、似た単語の入れ替え
 エのような、結論の入れ替え

これらを踏まえて正答以外の選択肢も検討することは、
分からない問題を解くだけでなく、早とちり防止にも役立ちます。
早く解けるようになって試験時間が余る人、
ぜひ一度、回答を見直す習慣をつけてみてください。
問題の読み違えや、マーク欄ズレなど、思わぬ事故が見直しでは見つかったりします。
せっかくの回答、1%でも精度を高めましょう

難しいと思って白旗をあげたり、
匙を投げだしそうになったら、
最後は鉛筆を投げてでも、一つに絞って、
マークシートを埋めてきてください。

大丈夫、打ったシュートは入る可能性があります。
そして、その一点で勝負が決まることだってあります。
その一点の積み重ねが40点を超え、60点を超え、それが合格になります。

まずは空欄を回答で埋める、埋めたら見直しで精度を上げていきましょう





あとがきにかえて

因みにバスケットボールではBuzzer Beaterという言葉があります。
試合時間終了のブザーと同時に、逆転のシュートが決まることを言います。
まるでシュートによってスイッチが入り、ブザー音が鳴り逆転したように見えるため、
会場総立ちの大歓声でとても盛り上がります。

ブザービートといえば、
10年ほど前に月9で放送していたドラマを思い出す方も多いかもしれません。
その主題歌のイチブトゼンブ/B’zは、
私も気分をアげたいときに聴く一曲です。

サビの歌詞は、まさに試験につながる部分があると思い、
紹介させてもらいます。

「すべて知るのは到底無理なのに 僕らはどうして
 あくまでなんでも征服したがる カンペキを追い求め
 愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに」

全ての論点をマスターして、満点を取る人はいません。
合格した人も、必ず得意と不得意な科目・論点があります。
まずは一つ、得点できるポイントを作りましょう。

完璧の100点でなく、6割を取れば良いんです。
あと3週間弱かじりついて、一次試験突破しましょう。
その流れで、4か月後の二次試験の向こう側まで駆け抜けましょう。

あなたが当日解き放った回答は、
合格を決める貴重な大逆転の一点になるかもしれません。

最後の一分一秒までこだわって、
望む結果を勝ち取りに行きましょう!

今日のココだけ3Point

対策まで立案して演習を終える
② 自分に合わせて当日までの計画を事前に立てる
空欄は必ず埋める

次回はMa.satoです。お楽しみに☆

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試験攻略:ラストスパートを制する逆転の3Point”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    いよいよ試験も近付いてきましたね。
    私はこの試験直前でも、普段やってきた過去問周回や模試の復習を淡々と繰り返したいと思います。
    いくつか、よく分からない論点なので捨て問にする、という判断をして勉強していない部分もありますが、残りの時間を考えて詰め込めるなら詰め込むし、それが無理そうなら諦めていつも通りの勉強を継続しようと思います。

    模試をやっていたりすると、間違えた問題を復習した際によくよく読み返してみると「ここで間違いって判断できるじゃん!」っていう部分を何度か発見できたりすることがあるので(特に企業経営理論)時間の許す限り、最後まで食い下がってやろうと思います!

    1. と~し より:

      ロムさん、コメントありがとうございます。

      実は苦手や捨て問と思っていたところが、
      見直してみると得点源になることが多々あります。

      貴重な一点を積み上げるために、残された時間を最大限活用して、
      ぜひ二次試験、そしてその先の合格まで駆け抜けていきましょう。

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