【運営管理】記憶が曖昧な計算問題まとめ

にのみ
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こんにちは!にのみです!


1次試験まで残り25日ですね!昨年もドキドキしていましたが、今年もなぜかドキドキしています(笑)

完全に夏に突入して、クーラーの効きすぎた部屋で夢中で勉強することもあるかと思いますが、くれぐれも体調管理には気をつけてください。

今回は運営管理で私が個人的に覚えるのが苦手だった計算系の単元について紹介したいと思います。

試験前には運営管理を得点源として位置付けていたのですが、本試験での結果は7科目中最低点でした。その原因は計算問題に時間を使いすぎたためです。そんな失敗を皆さんにも繰り返して欲しくないので、今回記事で紹介していきます!そして最後まで読んでくれた方はいい物が手に入るかも!?では早速いきましょう!!!

安全管理に関する指標

①度数率

度数率は労働時間100万時間あたりに発生する死傷者数で表されます。

②年千人率

年千人率は労働者1,000人あたり1年間に発生する死傷者数で表す。

③強度率

強度率は労働時間1,000時間当たりの労働損失日数で示す

メモ

度数率や年千人率は災害発生の頻度を表し、強度率は災害の重さを示します。

余裕率

余裕率は標準時間に占める余裕時間の割合のことをいいます。算出方法は内掛け法と外掛け法の2つがあります。

これら二つの違いは分母に余裕時間を含めるか含めないかの違いです。計算方法は違い、余裕率に違いが出ますが、標準時間は一致した値になります。

内掛け法

外掛け法

不安になった場合の検算方法

計算式に違いはありますが、標準時間は一致します。従って、内掛け法の標準時間を分解していくと、

このように自分の公式が合っているのかを確認できます。確実に覚えることが第一ですが、こう言った対処法もあるので、当日テンパった時は確認してみてもいいでしょう。

設備管理

設備総合効率

設備の効率を向上させるには、ロスをできるだけなくすことが重要です。

時間稼働率は停止ロス、性能稼働率は性能ロス、良品率は不良ロスで表され、これらの指標を組み合わせたものが設備総合効率です。

つまり設備総合効率は設備の使用効率の度合いを示し設備効率を総合的に把握する管理指標です。

ちょうど昨日の”のき”の記事にありましたね!

まだ見てない人はこちらから確認してみてくださいね(^ ^)

『学習の成果』とは?〜設備総合効率の復習を添えて〜

平均故障間隔(MTBF:Mean Time Between Failure)

平均故障間隔は故障設備が修理されてから、次に故障するまでの動作時間の平均値です。

間隔が長いほど壊れにくいという意味になるので、この値は大きい方が良いと言えます。

平均修復時間(MTTR:Mean Time To Repair)

平均修復時間は故障した設備を運用可能状態へ修理するために必要な時間の平均値です。

修理時間は短い方がいいという意味合いになるので、この値は小さい方が良いと言えます。

可変率(アベイラビリティ)

可変率は必要とされているときに設備が使用中または運転可能である確率のことです。

全体時間に対して、どれだけ稼働しているかを見ることで、設備の可用性を判断します。

店舗の立地と出店

ライリーの法則

ライリーの法則は2つの都市がその間にある都市からの販売額(顧客)を吸収する割合は、その2つの都市の人口に比例し、距離の2乗に反比例するというものです。

式を覚える必要はありませんが、この概念は知っておくことが必要です。

商品・在庫管理

在庫商品管理

GMROI(商品投下資本粗利益率)

GMROIは商品投下資本の効率を測定し、在庫投資の回収を管理するための指標です。

年間商品回転数が6回以下の低回転の買回品などに適しています。

交差比率

交差比率は商品在庫投資の管理を売価基準で考えるものです。

年間商品回転率が6回以上の高回転の最寄品などに適しています。

GMROIと交差比率の違いは平均在庫高を原価か売価にしているかです。

GMROIは「原価(GENKA)」のGで覚えておけば、見分けがつきやすいですね。

在庫管理

基準在庫法

基準在庫法は、月平均売上予算に対する当月売上予算のブレを「額」で捉えて、年間平均在庫高に反映させるものです。

つまり今月売り上げる予定の予算に対して、在庫の余裕を足すことで、今月頭の積むべき在庫量を計算できるという意味合いになります。

百分率変異法

百分率変異法は月平均売上高予算に対する当月売上予算のブレを「率」で捉えて、年間平均在庫高に50%を影響させるものです。

つまり年間で立てた平均の在庫高の50%に、今月の売上予想のズレの50%を足し込むという意味合いになります。

上記二つの指標は単純に式だけで覚えるのは少ししんどいかと思うので、式が何を表しているのかという意味合いを理解し、自分のものにする必要があります。

POSシステムによる併買分析

支持度

支持度は全顧客人数のうち特定の商品の組み合わせを購入した人数の割合で示される。

支持度が高ければ全体に与える影響が大きくなります。小売店の中で支持度が高い商品の組み合わせを把握することで、売り上げを伸ばせる可能性があると言えます。

信頼度

信頼度はある特定商品を購入した人がもう一つの商品を同時に購入する確率を表す。

注意点として極端な例をあげると、来店客が100%商品Bを購入していた場合、信頼度は100%となります。(Aを購入する人=Bを購入する人となってしまうため)

このとき、数値上は商品Aと商品Bの相関は非常に高いと言うことになりますが、そんなことはなく、実態を表しているとは言えません。

リフト値

リフト値はもともとの特定商品の購買率に対して、ある商品との同時購買率の大きさを表す指標です。

リフト値の分子は「信頼度」、分母は「商品Bの購買率」を表す。

一般的に1.0を超えると一定の意味をもち、2.0を超えると2つの商品の関係性は高いと言われます。

まとめ

今回は運営管理について私が忘れがちだった計算問題を取り上げました。

読者の中には式を見てドキッとした人もいるのではないでしょうか?私自身もおそらく上記の式を見せられると、ドキッとしていると思います(笑)

計算問題はそこまで応用問題もないので、比較的簡単に解くことができ、3点問題になりやすいためコスパがいいです。

ただし、ただの式の暗記では痛い目見ますので、昨日の”のき”が言っているように要素をしっかり理解しておきましょう!

一つでも皆さんに刺さる式があれば嬉しいです(^ ^)

明日はTAKUROです!お楽しみに〜!

当日の運営管理のおすすめファイナルペーパー

11代目ベリーさんの記事に運営管理の計算問題のまとめペーパーが掲載されています。是非ダウンロードして活用してみてください!今回紹介した式の中で、載っていないものもあるので、必要があれば自分なりにパクってカスタマイズしてくださいね(^ ^)

方につけたい運営管理の計算問題制覇シート【1次試験 超直前期】

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【運営管理】記憶が曖昧な計算問題まとめ”へ2件のコメント

  1. ロム より:

    先日は夏セミナー、お疲れ様でした。
    にのみさんに教えて頂いた診断士協会の件、合格したらどこに入会するかを改めて考えてみようと思います。

    今年度、運営管理を受験するので本記事の計算式のまとめは非常に参考になります、ありがとうございます。
    こちらの記事を参考に、試験日まで計算式を復習しようと思います!
    過去問の傾向を考えると、計算式などは出題頻度が高いのでがっちり得点したいと思います!

    1. にのみ より:

      ロムさん
      コメントありがとうございます!

      是非いろんな方の話も聞いてみて、焦らず決めていただければと思います。
      計算問題は苦手意識が多い人もたくさんいるので、差をつける問題にもなります。
      自分のものにして、試験頑張ってください!(*^-^*)

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