「いけるかも感」は効果測定から!

みなさまお久しぶりです。ねこおじさんです。

今日も頂戴した質問をテーマに記事を書きます。

点数が伸びないんだけど・・・?、いつになったら高得点がとれるのか?
いつ開眼するのか? どうやって点数が安定したのか?

・・・あとたったの1カ月・・・・・。

こんな懸念や不安があるようです。かくいう私もそうでした。

本日申し上げたいことは、ただ1つ!

「1回目の処方箋の効果を測定しましょう」

 8月上旬の1次試験から1カ月以上経っています。予備校の演習もオプションを含め残すところ数回。おそらく順調に演習の2サイクル目に突入している人が多いとは思っています。

2サイクル目には、間違えたところが出来るようになったか、対策が間違ってなかったか、など確認してみましょう。1か月前に解いた問題の答えはもう忘れていると思いますので、確認にはちょうど良いですね。 

もし停滞しているなら要注意。改善点が見いだせていない、処方箋が間違っていたor無理だったということになります。なるべく早くチェックしたいですね。

参考になるかどうかわかりませんが、どのように改善されて点数が伸びたか、あくまで私のケースを晒したいと思います。

私が「いけるかも」と思えたのは、カイゼン成果を確認できたことに起因していた感じがします。

 

「2次いけるかも感」

 ゆるぎない自信に至らないので、私の場合は「開眼」とは呼べませんので、その程度であることを、お断りしてから。

 ・いつ  : 9月下旬

・どこで : 以下の21年度事例Iで

・どのように : 
自分の場合は、やっていて「これだ!」という明確な感覚はありませんでした。しかし、この事例の得点が伸びていて、その理由として以下のカイゼンが確認できたことです。 その後に「いけるかも」という感じがだんだん出てきました。実際その後は事例ⅠからⅢでは平均点+αがキープできて、後付けで意識した感じもあります。

★解答に入れるキーワードがほとんど発見出来た。
★自分の答案中のキーワードの密度が高くなっている(間違っていてもとりあえず多くを盛り込めた)。
解答構成が出来ている。どう書くかわからない事がなくなった。
結果としてキーワードの正答率が高くなっった。

  

1回目 受験前年12月上旬

予備校の過去問対策講座を申し込んで初めて2次試験問題をやりました。予備校で採点してもらった解答が以下です。

 

結果は47点でした。第1問2問は大体できていますが、3問目4問目は大きく間違え、第5問は0点でした。全然2次試験のことを知らずに取り組んだので、こんな程度かも知れません。

2回目 受験年の9月中旬

2次対策開始後すでに1カ月以上、解答プロセスと時間配分、キーワード抽出、解答の構造の推定は出来ている頃です。過去問や演習問題を多くやっている段階です。

結果は66~71点(自己採点なので幅あり)で20点近く伸びました。

 

どこが改善されたのか?

①対応するキーワードをほぼ漏れなくチェックできたこと

キーワードのマーカーが問題文中に漏れていない。また、解答のキーワードの取り残しが1―2個くらい。私はキーワード漏れの確認がしやすいように消せるマーカーを使っていました。

 

②キーワードを数多く盛り込めた

(解答を外したものもあるが、ともかく多くのキーワードは盛り込んでいる)

 →キーワードを全て決め切って文字数をカウントして文章を書きだす方法を実施して、その効果が出てきた。私の場合、文書中キーワードまたは文書から想起されるキーワードを、解答文字数の目安4/5程度まで入れるように文字数をカウントして作文するようにしました。その後は書き直しもほとんどなく時間のロスも少なくなっってきました。

ただし、あまり多く入れ過ぎても解答の構成が崩れる(反省点)なので注意です。

③解答の論理構成ができた

問題解釈のときに解答案の構成を考えているので、与件中の事実のキーワードも盛り込めている。

例えば、第5問150字で助言を聞かれているので、「与件の~の事実をふまえ、~を目指して(ために)、~に対して、~をするという助言(SWOTを踏まえた対応を想定)」というように、設問解釈時点で解答に要求される構成を推定してメモしている。

~には本文のまたは本文から類推されるキーワードをあてはめるので、文中の似たキーワードの繰り返しの回避、キーワードがない時のキーワード類推の判断につながっている。

④解答根拠が少ない問題も、状況から推測される方向性を前提にして解答できた

特に第5問は助言であり、ダイレクトなキーワードは見当たらない。助言はSWOTor与件の明らかな課題基づいてされるので、現在の施策や状況を踏まえている。

具体的には、店舗再編、売り場整理統合、売れ筋商品絞り込み、工場閉鎖、モラール低下、食の安全意識や自然志向マッチ、ネット通販の反響大きいなどのキーワードが、外部と内部の環境変化として与件中に書かれているので、それをSWOTでまとめて③の解答フレームにあてはめて助言を書くことが出来た。また、与件に明らかに課題があれば、それも反映させることが重要ですが、明確な課題が書かれていないことが多いです。ただし、助言の問題は1/2くらいの得点がとれれば良いのではないかと思っています。

⑥できなかったところ&残った改善点もいくつもありました

・キーワードの抽出漏れがある。特に第2問の商品の違いは抽出できなかった
・キーワードをつないだ文章を作る意識が強く、非常に読みづらい文章になってしまっている。特に第4問。これでちゃんと点数が入るか・採点者が読んでくれるかは疑問。→ キーワードが占める量を減らしてもよい。文章の構成が大切。採点者にわかる文章に。

 

 いけるかも!感までの反省項目

9月下旬になってようやく点数も上昇&安定てきました。上述のように振り返りシートの反省点が実際に出来るようになったと感じた頃からです。私の場合はだいたい、いつも以下の4点を反省していました。上述とも重複しますが。

★キーワードの抽出がきちんとできているか(漏れはないか)

★解答文の構成がきちんとできているか(論理的な解答の文章を構成するには、キーワードをまとめた類推キーワードを使っう必要もある)

★時間通りの処理プロセスか?→焦って解答の精度が落ちていないか?時間管理は正確か?時計を見ていたか?

 写真はいやでも秒単位の時刻が目に入るような大きな電波時計(幅12cmくらい)、これを本番でもつかいました。

★読みやすい文章か?→ 解答の論理構成とキーワードの密度が適度であれば、読みやすいはず。

繰り返しますが、私の場合は、正直なところSクラスの成績ではないので、「開眼」ではなく、「いけるかも感」程度です。ですから、あくまで参考ケースの提示です。

 私の場合は、PDCAで改善を図って効果を測定し、カイゼン効果で点数が伸びてきてから、ようやく「いけるかも感」が持てました。

反省や対策は「振り返りシート」に書くと頭に残るので、自然と改善されていくように感じます。
2回目もちゃんとカルテを作って、1回目の処方箋の効果測定してみましょう。出来ていないところは、具体的対策にして(たとえば大時計を使う)工夫することが必要になってきます。

(問題点と処方箋はみなさん違うと思いますが、きょうの記事はあくまで、ねこおじさんのケースです)

さて、あと1カ月、みなさんぜひもう少し頑張っていきましょう。

by ねこおじさん

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