【合格体験記】予備校に切り替え後も自分で足らざる部分を分析し見事合格!きょうのワンコさん

おはようございます!たっつーです!

本日も、2件の合格体験記をご紹介します。
本記事の「きょうのワンコ」さんと、2本目の「TKD」さんです!

きょうのワンコさんは、1次試験1回・2次試験2回で見事合格!
2回目の2次試験は予備校に切り替えながらも、予備校に頼ることなく、自分自身でしっかり勉強法を考えて合格されており、通学派の方には大変参考になると思います。

それでは、どうぞ!

…と、その前に、一つ、合格者向けに宣伝させてください
(宣伝なんて見ないよ、という方は、飛ばしていただければ。)

2月2日(日)13:30~、港区勤労福祉会館(@田町・三田)で、10代目では私となおさんが所属している「プレゼンスキルアップ研究会」(東京都中小企業診断士協会中央支部)のオープンセミナーを行います。
(チラシはこちら。もちろん無料です。)

試験には合格したけどこれから何をやっていけばいいか?とお悩みの方に対して、
・協会、マスターコース、研究会とは。
・診断士1年目に何をやったらいいか。
等を、パネルディスカッションなんかを通じて、お伝えします。
(もちろん、プレゼン研の説明もありますよ!)

ロケットスタートセミナーでも少しお伝えしましたが、診断士になると、非常に出会いが多い一方で、初対面の色々なキャラの人と話さないといけないことが多いので、正直、心が疲れる時もあります

でも、プレゼン研は、創立されてたった1年の研究会で、非常に風通しがよく、和気あいあいとしています。
継続的に活動できる「居場所」になること間違いなしですので、興味のある方はぜひお越しください!

申込みは、上記チラシ内のQRコードからお願いします!

=====ここから寄稿=====

(0)受験者情報

HN:きょうのワンコ
年齢:40代前半

(1)受験スタイル

独学でインプット部分を固め、通学でアウトプット部分を磨き上げる

(2)挑戦理由・きっかけ

理由は40代に入り今後のキャリアに危機感を覚えたからです。
私の働いている会社はよく言えば安定しているが成長している業界ではなく、自分を成長させるためにも外部との接点を増やしたかった。
定年後も見据えて自身の肩書の一つとして中小企業診断士を取得したいと考えたためです。
きっかけとして、働き方改革の影響で自分の自由に使える時間が増えたことも大きいかと思います。

(3)知識・保有資格、得意科目・不得意科目

知識としては経済学部卒のため経済理論は記憶に残っており、また15年前に日商簿記2級を取得していたお陰で実務経験はないものの財務にも苦手意識はありませんでした
反面、法務や政策はほぼ知識なしからのスタートでした。

1次の得意科目 :経済学・経済政策、経営情報システム

1次の不得意科目:経営法務、運営管理

2次の得意科目 :事例Ⅰ、Ⅱ

2次の不得意科目:事例Ⅲ

(4)学習スタイル

1年目は一次・二次とも独学で、2年目は夏まで通学・直前期は独学でした。

独学のメリット :不得意分野など自分の強化ポイントに時間を重点的に充てられる自分で計画・やり方を考えるようになる

独学のデメリット:なぜその解答なのか分からない時に周りに聞く人がいない

通学のメリット :上のデメリット(特に二次)は通学で解消できました。また同志との繋がりができたのも意欲向上に繋がりました。

通学のデメリット:1日に解ける問題数が決まってしまうためそこは不便でした。

(5)合格までの学習時間

①2017年11月に学習開始し、一次1回、二次2回で合格しました。

②一次の勉強時間は約600時間

③二次の学習時間は1年目約200時間、2年目約800時間

 

(6)合格までの学習法

①一次の学習法

「1日平均3時間、トータル1,000時間」の時間を確保、不足分は休日でリカバーを方針としました。
金銭面では金に糸目をつけまくり、予備校は通わずテキストも(内容が頻繁に変更する)経営法務と中小企業政策以外は中古本を揃えました。
最初の2か月でテキストを1回転、その後問題集に着手して解けなかった問題はテキスト読み直し&問題をファイリングして2回転し、その後はできない問題を中心にもう1回解きました。

過去問はGW明けの5月から着手し5年分を3回転、その際、設問ごとに正解(〇)、不正解(×)、得点をexcelで記録したことで不得意な設問が一目瞭然になりました。

直前の予備校模試は422点、実に微妙な成績に(本当は二次の対策を始めるはずが)一次の対策を継続、結果として本番は519点でしたが420点取ればいい試験に時間を使ってしまったことに後悔が残りました。

②二次筆記の学習法

<1年目>

一次試験後に対策を始めましたが独学で行く方針は変えませんでした。
これは1次に合格すれば2年目は二次だけに集中できるため「1年目は独学で行けるとこまで行って、ダメだったら2年目は不足部分を学校で補おう」と考えたためです。

最初は80分考えても何も解答が浮かばない状況でしたが、偶然見つけた「一発合格道場」の記事を読むことで理解が深まり(特に「きゃっしいの解法実況」は感動のあまりプリントアウトして何度も読みました)、筆記試験前1週間前に何とか形になりました。が、やはり準備不足がたたり結果は不合格(235点)でした。

<2年目>

不合格を覚悟していたので結果発表後すぐ少人数制の二次対策予備校に入ることを決めましたが、方針として①学校に頼りすぎない、②GW前には問題用紙からのインプット部分(時間の使い方、メモの取り方、考え方)を固め、GW後は答案用紙へのアウトプット部分(構文、伝わりやすい表現、文字数節約)を強化する、ことにしました。

特に「伝わりやすい表現」の部分は第三者の目が必要なため、学校の力を借りたいと考えていました。

【事例Ⅰ~Ⅲ】

学校の進度とは別に過去問を回していきました。
また「80分の時間の使い方」に課題感があるため、セミナーでの質問や予備校が出している二次試験対策本を参考に自分なりのタイムスケジュールを作りました
一方で学校の授業の中で得たことも多く、レイヤーの考え方や因果を重視した文章構成などは積極的に取り入れていきました。
まとまった勉強時間が必要なため、土日に図書館に行って2~3問を解きました。

【事例Ⅳ】

こちらも授業と並行して、市販のテキスト数冊を購入して独学を進めました。
事例Ⅳは設問単位で解けば必ずしも80分必要ないため、昼などの休憩時間などすき間時間を使って解きました

【模試】

GWに一回、直前期に二回受けています。
某メンバーの「2年目は上位20%を目標にした」という話から同じ目標を立て、結果目標をクリアしました。
直前期の大手予備校の模試で10位以内に入ったことで「合格する力を身に付けた」ことを確認でき、そこからは体調管理に留意しながら勉強することができました。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

①7月にボスが変わってからストレスで体調を崩すなど直前期は苦しかったです。早め早めに仕上げる方針にしておいてよかったです。

②勉強のモチベが低下していた1年目の4月頃に二次試験の過去問を解いていたら、もしかしたらストレートで合格したかも???

 

======ここまで=====

いかがでしたでしょうか?
きょうのワンコさんは、なんといっても、予備校に通いながらも「学校に頼りすぎない」ことを方針として、自分の足りない部分を自分自身で分析し、見事合格しているところが本当にすごいです。
学校の力を借りたい」、この部分に、きょうのワンコさんの素晴らしい取組姿勢がよく表れていますね。

もちろん、隙間時間を活用しながら、「1日平均3時間」の勉強時間を確保しているストイックなところも見逃せません

通学派の方は、ぜひこの取り組み姿勢を参考にしていただければと思います!

きょうのワンコさん、ありがとうございました!
あらためて、合格おめでとうございます!!


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