【合格体験記】二次は100時間!しつこく楽しく取り組んで一発合格!RYOさん!

どーも、
暖冬の影響でマフラーの出番が少ないと感じているそーやです。

今年は全国的に雪不足に悩まされているようでして、趣味にスノーボードと書いている私は結構気になる問題です。昨シーズン年末に行った福島県の猪苗代スキー場もようやく今週から開業が始まったくらい、一部のスキー場は経営が非常に厳しい状況のようです。大雪で交通がマヒするのはいただけないですが、適度な積雪には期待したいですね。

 

さて本日も体験記を2本投稿いたします。
(大吉さんの記事はこちらから)

一本目は鶏ガラ学習法で徹底的に問題を絞りつくしたRYOさんです。

一次は王道の勉強に見えますが、二次はなんと100時間短時間で合格されています!簿記2級持ちからのスタートではありますが、事例Ⅳを中心とした演習事例問題に対するアプローチ姿勢が上手く作用した結果ではないでしょうか。

ぜひ学習時間が取れないと悩んでいる方には読んで頂きたい体験記です。

それでは、どうぞ。

 

========ここから寄稿========

(0)受験生情報

名前(HN):RYO
年齢:29歳

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)

丁寧に!しつこく!楽しむ!

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

現在の勤め先(物流会社)のお客様のほとんど中小企業であり、自社のサービスを売るだけではなく、もっとお客様に寄り添った提案ができるようになりたい、と考えていたところ、中小企業診断士という資格があることを知り、これだ!と思い、勉強を始めました。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

学習開始時の知識:運営管理の物流 / 経営法務の英文契約

学習開始時の保有資格: 日商簿記2級 / ビジ法2級 / FP2級 / 通関士 / 他

得意科目:経済学・経済政策 / 財務・会計

不得意科目: 中小企業経営・政策

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

学習スタイル: 一次:通信 / 二次:ほとんど独学

①メリット: 自分のペースで自由に勉強できる点。

②デメリット: 勉強仲間と直接会って議論できない点。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

①学習開始時期と受験回数:一次 / 二次 ともに、1回

②一次学習時間:  600時間

③ニ次学習時間:   100時間

(6)合格までの学習法

①1次:

通勤時間に、STUDYingの講義を2倍速で聴き、知識をインプット。経済学・経済政策は、石川先生の速習!シリーズをYouTubeで視聴していました。講義を聴いた後に、その分野の練習問題と過去問を解いてアウトプット。このとき、正解した場合でも、間違ってしまった場合でも、すべての選択肢、全ての解説を読み込み、全ての情報に関して完全に理解することを目指しました。(「鶏ガラ学習法」を意識しました!)

ただし、全ての分野を突き詰めすぎると、時間がいくらあっても足りませんので、解説を読んで、それでも分からないところをインターネットで調べて、そこで、「これはその分野の専門書を読まないと理解できないな」という案件に関しては、それ以上の深追いをやめる、という基準で判断していました。

また、スマホのメモ帳に、科目ごとにメモを作り、そこに、自分が間違いを起こしやすいところ、なるほど!!と思ったこと、これいいな!と思った情報、などを、とにかく何でも貼り付けていき、スキマ時間に見直して再度インプット。一通り講義を聴き尽くしたら、問題を解く→問題・解説を読み尽くし調べ尽くす→新しく得たことをメモ帳記載→メモ帳復習→問題を解く、という流れで、インプットとアウトプットを続けました。

最後に、きゃっしいさんのまとめノートで、総仕上げを行いました。

 

②2次筆記

MMCの通信に申し込み、送られてきた資料の量に圧倒されたものの、頑張るぞ!

と意気込んでいたところ、仕事や私生活で色々な変化があり、机に向かって学習できる時間が減ってしまいました。(結局、MMCにはほとんど手を付けられませんでした…)

そこで、机に向かえるときは、事例IV対策のために、過去問・30日完成・イケカコに取り組みました。机に向かえないときは、ふぞろい12を読みつつ、電子書籍の「一発合格」ときゃっしいさんのまとめノートを、スマホで読んでいました。特に、「一発合格」ときゃっしいさんのまとめノートは、kindleでマーキングしながら読み、本当に時間がないときは、マーキングしたところのみ読み直す、というやり方で、何度も読み直しました。よって、事例I, II, IIIは、「問題を解く」というよりも、「問題へのアプローチを叩き込む」というスタンスで勉強しました。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

学習時・受験時のエピソード

一次試験の際、隣同士になった方と仲良くなり、お互いに初受験ということで、休み時間中に色々と情報交換ができ、また緊張もほぐれたことで、試験では良いパフォーマンスを発揮できました。この方とは、今でもやり取りをさせていただいており、これも、診断士の勉強を始めなかったら起こりえなかった不思議な縁だな、と思っています

 

これから合格を目指す方へのアドバイス

理解できるまで問題に取り組む、という姿勢を貫くことが、大切だと感じています。個々の問題に、丁寧に、且つ、しつこく、取り組むことで、自分の血となり肉となるので、その血肉をベースに、新しい問題がどんどん解けるようになってきます。

解けるようになると楽しくなってくるので、もっと解きたくなる…、このループに持っていければ、合格へ近づけると思います。

ただし、このやり方は、時間がかかります。

ですので、もし、診断士にチャレンジしてみようかな?と少しでも思っていらっしゃる方がいれば、とにかくまずは勉強を始めていただき、勉強時間の絶対量を確保していただきたいです。

丁寧にしつこく取り組んで分かった!という楽しさを体に覚えさせて、さらに勉強したくなる…この状態を獲得して、ぜひとも、合格を勝ち取ってください!

========ここまで========

 

いかがだったでしょうか。

ほぼ独学で一発合格されたRYOさんですが、楽しくなる勉強法を意識されたことが分かりますね。特に二次は私生活で忙しい中でも工夫されて勉強した様子が垣間見れます。

事例I, II, IIIは、「問題を解く」というよりも、「問題へのアプローチを叩き込む」というスタンスで勉強

このアプローチは私自身も受験生の時に心がけていたことだったので非常に共感しました。二次試験で独学生は、事例を解いても誰も批評してくれませんから成果が分かりにくいです。それなら問題をどうやって解いていくのか、どう考えたら本番で解けるようになるのかを意識して勉強を進めることで短時間でも合格が近づくのかなと思います。

勿論、事例Ⅳの演習時間はきちんと確保した上で、ですけどね。

RYOさん、合格おめでとうございます。診断士の知識とこれからの経験を生かしてお客様に寄り添った提案をされていくことを期待しています。

 

以上、そーやでした。


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