【合格体験記】高得点答案を参考に2次試験一発合格! ゆうすけさん
おはようございます。makinoです。
本日も読んで下さって、ありがとうございます。
↑ 本文の前に何のお知らせも無いのって、久しぶりですけど、なんかすっきりしていていいですね。
本日おひとり目の合格体験記はゆうすけさんです。
ゆうすけさんは1次2回、2次1回で合格されているのですが、1度目の1次試験は財務と法務を残してしまうという悔しい結果となりました。そして、そこからの頑張りがこの合格体験記の素晴らしいところです。是非ご覧ください。
それではどうぞ!
========ここから寄稿========
(0)受験生情報
名前(HN):ゆうすけ
年齢:30歳
(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
仕事とプライベートへの影響を最小限にとどめることを意識した受験スタイルです。
(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ
もともと資格試験が好きで、宅建士やFPなどを受験していました。
会社の上司から仕事において役に立つ資格と紹介され、挑戦することにしました。
(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格:簿記2級・宅建士・FP2級
得意科目:経済学・経済政策、財務会計
不得意科目:経営法務、運営管理
(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット
1年目TAC通学+2年目独学
①メリット
予備校に通ったことで、定期的に勉強するサイクルができあがったことです。
また、初学だったので自力で参考書を読むより、先生の説明で効率的に理解できたと思います。
周りに受験生がいたことも、モチベーション向上に繋がったと思います。
②デメリット
なにより高額な費用(約30万円)が掛かることです。
また、仕事終わりの講義は繁忙期や飲み会が重なる時期は少し大変でした。
(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
2017年8月よりTACに通い始めました。
受験回数は1次2回、2次1回です。
②一次学習時間
正確には分かりませんが、1000時間くらいでしょうか。
③ニ次学習時間
こちらも正確ではありませんが、500時間くらいです。
④学習時間とその作り方
基本的に出勤前の朝の時間を活用して勉強をしていました。
5時30分に起床し、6時から8時までの2時間を毎日の勉強時間とし、予備校以外の日の平日夜は基本勉強せず、家族との時間に使いました。診断士の勉強は年単位になりますので、頑張りすぎて息切れしないことを意識していました。
(6)合格までの学習法
①1次
TACに通い、その週に習った範囲の問題集をその週に解くという学習法でした。
予習は効率が悪いので、復習重視の勉強法です。
7科目の範囲が終わった後は、ひたすら過去問を解きました。
②2次筆記
2018年に1次を受けましたが、得意だと思っていた財務で足きりになり、総合点では240点を超えていたものの、財務と法務の2科目が残ってしまいました。
TACの1・2次ストレート本科生に通っていたため、受験資格はありませんでしたが、8月からの2次試験の講義に出席し、模擬試験も受けました。
ただ、今思えば結果的にこれが良かったのかもしれません。2次試験は1次試験と異なり、問題集をたくさん解くだけでは点数が取れず、本質を理解しないことには勝負にならないということを、この期間に気付けたからです。
一発合格道場の記事とふぞろいを活用し、高得点の方の解答をたくさん読み、雰囲気を掴んだ後に、自力で解いてみました。解答を全部書くと時間が掛かるため、骨子作りを中心に取り組みました。
(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
診断士は2次試験からが本番と言われますが、まさにその通りだと思いました。1次試験は努力しただけ結果に出ますが、2次試験はコツをいかに早く掴めるかがポイントだと思います。コツを掴むためには高得点者の解答をいっぱい見て、自分なりに理解することが大切だと思います。一発合格道場の記事は参考書にはない気づきをたくさん与えてくれますので、毎日確認するのをお勧めします。
また、仕事をする上で必要な知識がたくさん入ってきますので、ビジネスマンにおすすめの資格だと思います。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか?
1回目の受験で2次に進めなかったにも関わらず、そこで休まず翌年の事も考えて予備校の2次の講義を受講し、2次試験の本質を理解する事の重要性をこの時期に掴んだ事は、大きなアドバンテージです。
そして、高得点答案をご自身の中で消化し、理解し解答骨子の作成をするという無駄のない学習方法。他の資格試験を経験されている事も、この効率の良い学習方法を生み出した背景にあるのではないでしょうか(と私は感じました)。
「1次試験は努力しただけ結果に出ますが、2次試験はコツをいかに早く掴めるかがポイント」という点、まさに試験への取り組み方の本質を突いていらっしゃいます。
また、私個人としては、受験を勧めて下さった上司の方と、1年単位の時間を費やすにも関わらず、それを素直に受け入れて努力するゆうすけさんの関係が、とても素敵に思いました。
ゆうすけさん、素晴らしい合格体験記、どうもありがとうございます。今後のご活躍をお祈りいたします。