【合格体験記】早期の事例Ⅳ攻略で1次・2次を突破 トリックスターさん

みなさん、おはようございます。なおさんです。

本日お二人目はトリックスターさんです。
トリックスターさんは、1年目の1次試験は科目合格に留まるも、2年目は早期に事例Ⅳを攻略し、事例Ⅰ~Ⅲはブログ等の高得点答案を参考に合格されました。また、初見問題へのタイムマネジメントは模試をうまく活用されており、受験生のみなさんが参考になる点も多いと思います。
それではいってみましょう。(^^)/


(0)受験生情報 名前(HN)・年齢

名前(HN):トリックスター
年齢:Around40

(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと

地方在住を逆手にとって、独学ベース+通信・WEB講座で足りない部分を補強。

(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ

銀行員です。診断士に挑戦したのは、以下理由からパラレルキャリアを本格的に進めようと考えたためです。①業界の先行きが真っ暗な中、事業性評価に活路を見出そうと業界全体がもがいていること、②そこに働き方改革も手伝い、年収の維持・増加が怪しくなってきたこと(汗)、③それでも上位職登用を目前に控え、部下や会社に説得力のある国家資格をつけ加えたかったこと、④家族のために都内新築マンションを購入。住宅ローン完済の責務発生したこと、⑤合格後、プロコン養成塾がどんなレベルか経験してみたかったこと。

(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目、不得意科目

学習開始時の保有資格は、簿記2級、宅建、日本生産性本部認定経営コンサルタント、M&Aシニアエキスパート、Turn Around Maneger、事業承継Mgrなど。
得意科目は(1次)経済学、(2次)事例Ⅲ、不得意科目は(1次)経営情報、(2次)事例Ⅰ。

(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット

1次基本独学、2次MMC通信。1次は「過去問完全マスター」「スピテキ」のみの独学で十分と判断も、2回目の1次試験対策では、とっつきにくい「企業経営理論」はスタディングを単科受講。直前期はTACの「財務会計オプション」をWEB受講して対策を強化。法務は試験直前に「ビジネス実務法務検定2級」にも挑戦(合格)し、TAC「法改正オプション講座」を受講、今年の法改正をカバーしました。情報収集の結果2次対策はMMCと決めておりましたが、地方であるため通信受講。①メリットは通学時間が不要であること、②デメリットは80分のタイムマネジメントに甘さが出てしまうことでした。

(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

① 学習開始時期と受験回数:2018/3勉強開始。1次試験2回、2次試験1回。
② 一次学習時間:700時間
③ 二次学習時間:700時間(内、350時間は一次試験合格後)

平日は3~4時間勉強をキープ。朝出勤前30分と会社のランチタイムに30分確保し、帰宅後子供が寝始める9時頃から2時間超の勉強が習慣でした。仕事に支障が出ないよう、睡眠時間は一切削りませんでした。休日は1日7~8時間勉強。会社へは自転車通勤でしたので、往復30分はイヤホンでスタディングを流し聴きしていました(一回パトカーに注意されました)。また、毎朝目覚めたら即道場のブログを読んでいました。

(6)合格までの学習法

①1次
一発合格目指し臨んだ1次試験では、屈辱の3科目のみ合格(「経済」64、「運営管理」62、「中小」78)。中でも「財務」は本業でもあり、ほぼ無勉のまま臨んだ直前のTAC模試で成績優秀者に名を連ねたため、舐めたままつき進んだ結果不合格…反省し、気持ちを切り替え即Bプラン発動。全くの「非」IT人材ながら無謀にも応用情報技術者試験に申し込み、短期間集中して勉強。結果、まさかの合格→「情報」免除GET。翌2019 残った3科目のみ受験し1次試験突破(「企業経営理論」73、「財務会計」計88、「法務」72)。

②2次筆記
勉強開始は2019/1。とにかくGWまでに事例Ⅳを合格レベルに引き上げようと考え、1~3月でまず「30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集」「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」を各二回転。その後道場の過去記事「イケカコ5週で80点」を指針として、「意思決定会計講義ノート」を2週で二回転。4月に入って、事例Ⅳ過去問を10年分一通り解き、「これで事例Ⅳは戦える」と思える状態になりました。以降事例Ⅳの過去問は1回も解きませんでした。事例Ⅰ~Ⅲについては道場記事を読み込んだ結果、1次試験合格後でも間に合うと信じ、4月のTAC実力チェック模試前に過去問1年分解き、MMC通信添削をやった程度。あと絶版につき入手困難とされる「世界一やさしい答案作成術」をamazon で探し高値でも購入(1万円超!)。2回ほどさらっと読み、岩崎先生のSBMもさくっと読んでおきました。GW後半からは一旦2次試験対策から離れ、1次試験3科目に集中。事例Ⅳをやりまくったおかげで、1次「財務会計」が優しいクイズレベルのように簡単に思える副作用がありました。1次試験終了後MMC通信受講を再開し、文章金型、キーワードなどを覚え直し。通学生の平均点が高くくじけそうにもなりましたが、逆転できる根拠のない自信がありました笑。当初は「ふぞろい合格答案」「10年データブック」を学習の中心にしていましたが、ブログ過去記事など検索しまくって見つけた高得点者の方の再現答案に目から鱗が落ちました。高得点者様のきれいな日本語での答案には、衝撃すらありました。ここで解答への考え方が大きく変わったと思います。また一発合格道場の過去記事きゃっしいさん&だいまつさんの永久保存版記事で事例Ⅰ~Ⅲへの取組方法がインスパイアされ、今回の2次試験でもその考えを以て臨みました。直前期には、きゃっしいさんの「『まとめシート』流!ゼロから始める2次対策」「解法実況(事例Ⅰ~Ⅲ)」直近3年分購入し、解法の習得をひたすら目指しました。事例Ⅰ~Ⅲで実際解答を書いてみたのは、MMC通信添削と模試計3回のみ(TAC、LEC、MMC)。模試の復習は殆どしませんでしたが、初見問題へのタイムマネジメントの場としてはとても重要でした。過去問は朝の30分で骨子作成まで行い、昼の30分できゃっしいさん解答やMMC解答と見比べを行い1事例をこなしました。帰宅後はもう1~2事例やMMC通信添削、「財務応用計算問題」(MMC)をこなしていました。直前2週間は事例Ⅳに集中。やはりMMCのオプション「事例Ⅳファイナル(通信)」を2回転させました(これは本番でもかなり効果がありました)

③再現答案
試験当日に作成。大手スクールの決め打ち採点はあてにならないと感じていたため、個人塾とMMCの採点サービスを活用。個人塾2社からは「合格ライン」、MMCの先生からは「十分合格を狙える位置」との評価をいただきました。

(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

2次筆記試験終了直後に一旦は合格を確信。しかし、予備校解答が出揃うと色々違う点が気になり、「ちょっとやばいかも…」とも思いましたが、なぜか合格している気がしていました。それでも自分の番号を探すときには手が震えましたが。私の受験した地区は合格率が低かったこともあり、私の受験番号の前後28名の方の番号が吹っ飛んでいました。合格の喜びと同時に、この試験の過酷さも実感しました。
受験勉強の期間は長いため、適度な息抜きは必要だと思います。私は約1年半の勉強期間を要しましたが、毎週末ジムに通い、ほぼ毎日娘とswitchで遊んでいました。そして道場ブログはマストです。読んでいる人と読んでいない人では明らかに差が出ます。


いかがでしたでしょうか。

事例Ⅳ(財務・会計)は、1次試験・2次筆記試験共通の科目ですので、余裕のある方は1次試験前に事例Ⅳの学習に手を伸ばすのもありだと思います。
また、お金の問題は中小企業の社長さんの最大の関心事でもありますので、財務・会計の苦手な診断士なんてありえません。
財務・会計や事例Ⅳの苦手な方は、早めにたっぷりと時間をかけて得意科目にしてしまいましょう。

以上、なおさんでした。(^^)/

 

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