みんなが気になる養成課程!

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口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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★もくじ★
1.養成課程まとめ表
2.どうやって入学するのか
3.どんなことを学ぶのか
4.申し込みの留意点
5.まとめ

どうも~、がんばるあなたの応援団☆かわともです!

2次試験から1か月がたとうとしていますね。受験後のソワソワ感が落ち着いてきた人も多いと思います。「受かったらどうしよう?落ちたらどうしよう?」と、コンティンジェンシー・プランを考えている人もいらっしゃるでしょう。

本日は、そんなあなたに贈る記事。
落ちていた時の選択肢、「養成課程」についてまとめてみました。

えっ、一発合格道場なのに養成課程の記事を書くの??

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、私はあえて取り上げたい!

というのも、このあいだ去年の勉強仲間と「2次試験おつかれさま会」をやったのですが、

「試験結果に自信が無くて・・・。万が一落ちた時に備えて養成課程の情報を集めている」

という話を聞いたのです。

そこで考えました。今年は事例Ⅲが難問だったというし、落ちた時のプランを考える人が多いのかもしれない、と。

養成課程に注目するのには、もう一つ理由があります。

診断士の資格を登録したあと、千葉県協会に入会したのですが、協会には養成課程出身者がけっこう多いのです。

皆さんさっさと独立を果たして、「さあ、これから活躍するぞ」と意欲に燃えている。

さらに、「養成課程ってどうでしたか?」と聞くと、100%

「非常にためになった。通ってよかった」

と答えるではありませんか。

 

・・・養成課程ってどんなことやるの?なぜ満足度が高いの?興味がムクムクとわいてきたのです。

 

1.養成課程まとめ表

まず、養成課程の実施機関(全国16か所)のまとめ表を作ってみました。
実施機関によって、開講日が平日なのか休日なのか、どれくらいの期間で終了可能なのかなど、様々な特色があります。授業料はおおむね200~300万円。実施機関によっては「併せてMBAも取得できる」など、魅力的な特典もあるようです。

※図はクリックで拡大します

↓↓エクセルファイルはこちらからダウンロードできます↓↓

養成課程

※ささっと調べただけですので、正確な内容をお知りになりたい場合は、各機関に直接お問い合わせください。

 

2.どうやって入学するのか

受験資格があるのは、直近2年間の1次試験の合格者、もしくは平成12年度以前の合格者のようです。1次試験に合格したとしても、3年以上経過している場合は受験資格がないことも。

実施機関によっては、一定期間の実務経験が必要とされることもあるようです。

そして、入学するためには審査が必要。
大抵の場合、「書類審査」+「面接」のセットが多いようです。
書類審査では、提示されたテーマについての小論文を提出することが多く、面接では個人面接の他、グループディスカッションが行われることもあるようです。

誰でも受講可能というわけではありません。1次試験合格者の中から少なくない費用をかけて「何としても診断士になって活躍したいんだ」という志を持った人たちが応募して選抜されていきます。

どこかの実施機関のWEBサイトで読んだのですが、「OBのほぼ半数が独立している」とか。診断士全体に占める独立診断士の割合は少数派ですので、独立志向のある方は、独立している仲間とのネットワークを築きやすいといえます。

 

3.どんなことを学ぶのか

中小企業大学校のリーフレットによると、以下の能力・意識の醸成をねらっているようです。

養成すべき能力・・・現場感覚、戦略的思考力、コミュニケーション能力
養成すべき意識・・・貢献領域の認識、知的好奇心の醸成、プロフェッショナリズム

 

養成課程のカリキュラムは、講義+グループワークの「演習」と、企業診断の「実習」の2本柱で構成されているようです。
「実習」は、2次試験合格後に行う実務補習に相当します。
同じクラスの仲間とディスカッションをしたり、共に企業診断を行ったりするということは、苦楽を共にした得難い仲間ができるということでしょう。結束力の高さもうなずけます。

ちなみに、MBAも取得できるコースだと修士論文を書く必要がありますので、本業の仕事と並行する場合はかなり大変だろうと思います。

 

4.申し込みの留意点

勉強仲間の某氏が、とある養成課程の説明会に参加したところ、受講生を採用する基準のひとつに「2次試験に合格していない」ことも考慮されると耳にしたとか。もしも「養成課程を受けたい!」と強い希望がある場合は、仮に2次筆記が通っていたとしても口述試験を受けないようにするのが吉!

募集要項をよく読みこんだり、説明会に足を運んで生の情報を取ると良いと思います。

 

5.まとめ

2次試験受験組にとっては神秘のベールに包まれた養成課程。今回調べてみたところ、良い面がたくさん見えてきました。

◆メリット◆
〇2次試験不合格のリスクを冒さず、確実に資格を取得できる。
〇企業診断の実務を体験することができる。
〇クラスメイトや講師など、得難い人脈ができる。
〇独立志向の人と多く知り合うことができ、刺激になる。
〇学生時代のような楽しさを味わうことができる。
◆デメリット◆
〇費用が高い。
〇講義の時間を必ず確保しなくてはならず、時間の融通が利かない。

ぶっちゃけた感想なのですが、2次試験のテクニックを磨くのは様々なシーンで役に立つのですが(タスク処理能力が高まったりとか)、一方で「養成課程のほうが、より実践的な知識・ノウハウが身につくのでは」と思いました。

プレッシャーが得意ではないとか、短時間の間に情報を処理するのが苦手とか、2次試験本番でなかなか力が発揮できない方もいらっしゃると思います。ただ、結局は「診断先企業を支援する」ことがゴールですので、それさえ達成すれば何ら問題はありません。

個人的な感想ですが、2次試験との相性が悪い方は、臆せずにどんどん養成課程を選んでしまって良いと思います^^

今ちょうど書店に並んでいる、雑誌『企業診断』11月号に養成課程の企画記事がありますので、興味のある方はご覧になってもよいかもしれません。

 

 

以上、かわともでした!

今日も明日も、あなたにとって良い日となりますように!

 

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