残り1か月。模試を活用しながら、やるべきことに集中しましょう!
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こんにちは、たかじんです。
サッカー日本代表、グループリーグを突破しましたね!
ワールドカップ開催前、日本代表チームは相当酷評されていましたが、まずは素晴らしい結果を残したと思います。ポーランド戦では、ドローを狙って点を取りにいって逆襲され、0-2で負けてしまう確率と、コロンビアがセネガルに勝つ確率のどちらが高いかを見極めた上での、冷静かつ大胆な西野監督の采配が光ってましたね。主力を温存した上で決勝トーナメントに駒を進めるという、過去にない非常に恵まれた状況です。次戦の相手は世界ランク3位のベルギーですが、こんな世界有数の難敵とガチで試合が出来るのは素晴らしい機会だと思います。好ゲームを期待したいものです。
「勉強で忙しくて、ワールドカップなんて見てる時間があるか!👊」という方、ごもっともです。すみません。ただ、ここでわざわざサッカーを取り上げたのは、決勝トーナメントでどのように戦うかを見据えた上で、グループリーグでの戦い方を変えるという考え方が、まさに中小企業診断士の試験で、二次試験を見据えながら一次試験の準備を行うということと、相通ずるものがあると思ったからです。一次試験に合格することが最終目的ではありません。二次試験を見据えたうえでの、残りの期間の過ごし方については、ゆうさんの記事が参考になります。
さて本題です。道場のメンバーが今週中、ずっと記事にしておりましたが、今日はTACの一次模試の1日目ですね!
模試を受験した後にこのブログを読んでいる方、初日の試験、お疲れさまでした。とりあえず今日の科目の出来不出来については一旦忘れて、明日の模試に備えて、今日はゆっくり休養を取って下さいね。中には「これから2日目の教科について、最後のチェックをするぞ!💪」という猛者もいらっしゃるかもしれませんが、脳ミソは相当疲れていると思いますので、無理をなさらないように。
さて、これから模試の受験会場の向かう皆さん、準備はいかがでしょうか?
もちろん今日は本番ではありません。模擬試験です。しかし、2日間で7科目の試験を実際に受験する機会というのは、そうそうありません。道場メンバーのきゃずさんの記事にもありましたが、この貴重な機会をぜひ上手に使って本番のシミュレーションをしてみて下さい!
まずは睡眠時間・起床時間の設定をどうするか?
これを読んでいる皆さんは、当たり前ですがもう起床しているでしょうから、睡眠時間と起床時間は今から変更できませんが、体調はどうでしょうか?
早くベッドに入ったのはいいけれど、緊張して眠れなかったなんてことはありませんでしょうか。頭はスッキリしていますか?
良い睡眠を取るのは結構難しいものです。サッカー日本代表の長谷部誠選手の著書に「心を整える。」という本がありますが、その中で長谷部選手はこう書いています。
「睡眠は普段からのリズムが大切で、大一番の前日に急に「いい睡眠をしよう」と思ってもうまくいかない。勝負所で結果を出すためには、日々のリズムを普段からどれだけ整えられるかにかかっている」
今回、睡眠のコンディション調整に失敗したな、と思った方、ラッキーでした。今日はまだ模試です。ぜひ本番では失敗しないようにあと1か月ちょっと、生活や睡眠のリズムを見直してみて下さい。
それから皆さん、朝ゴハンは食べましたか?
これも人それぞれで、しっかり食べる方もいれば、朝食は抜いている方もいらっしゃることでしょう。個人的にはしっかりゴハンかパン等の主食を食べて、脳に糖分を補給しておきたいところです。
なんといっても、今日から2日間、普段の仕事とは全然違う環境で、頭をフル回転させなければいけません。
午前中の試験終了までの、自分の体調やアタマの冴え具合をしっかりチェックして、朝食の取り方を見直し、本番につなげていきましょう。
会場には余裕を持って着きましたでしょうか。本番と模試は会場がまったく異なりますので、家から会場に到着するまでの模擬演習にはなりませんが、試験会場に入ってから、余裕を持って準備できるだけの時間を確保しましょう。
また、独学の方は、模試の会場に来ている受験生を観察してみることをおススメします。じっと見つめると怪しまれますので、チラ見してみて下さい。本番もだいたい似たような人々に囲まれて受験することになります。雰囲気をつかんでおくと、本番での緊張も和らぐと思います。
試験と試験との間の休み時間、そして午前中の試験が終わった後の長い休憩時間中にすべきことは前もって決めておきましょう。トイレに行く、チョコレート等のお菓子を食べて糖分を補給する、昼食を食べる、テキストやファイナルペーパーの重要部分を読む等々、計画を立てておいて下さい。
また、昼食は出来れば事前に買っておく方が無難ではないかと思います。近くのコンビニや弁当屋に買いに行くにしても、待ち時間がもったいないですし、昼食時には売り切れが出たりして、希望通りのものが買えないかもしれません。できるだけ不安要素は前もって取り除いておきましょう。
さて事前に計画した通りに行動してみて、何か気づいたことはあったでしょうか。
こうすれば良かったかな、ちょっと失敗したかな、と思う点があれば、これもラッキーです。本番では改善しておきましょう。
1日目が終了したら、どっと疲れが襲ってくると思います。
疲れているとは思いますが、今日1日、事前に予定していた行動が取れたかどうかレビューしましょう。そして改善すべき点があれば、必ずメモをしておくことをおススメします。
2日目終わって、落ち着いてからメモしようと思ってもダメです。2日目終ってから「打ち上げだ~」とか言って飲みに行ったりなんかして、「メモはまた明日でいいや」なんて思うと、絶対に気づいたことを忘れてしまいます。
メモだけして、ゆっくり休息を取って下さい。
もちろん、2日目の時間の使い方も事前に決めておくことをお忘れなく!
模試の後ですが、へんりーさんの記事にもあるように、模試の復習は必ずしましょう!
正解した問題も、きちんと理解したうえで正解したのか、たまたま正解してしまったのか、見極めることが大切です。たまたま正解してしまった問題はきちんとテキストに戻り、理解を深めましょう。
間違えた問題はなぜ間違えたのか理由を確認しましょう。「分かっていたのに、勘違いした」のか、「分からなかった・知らなかった」のか、こちらもちゃんと分析して復習しましょう。
当該の問題が、テキストにもほんのちょっとしか記述が無いとか、過去問でも見たことない分野だったりした場合は、みんな出来ていない可能性が高いです。そんな問題の理解に時間を費やすのはやめましょう。模試の結果が返ってくれば、各問題の正答率が分かります。正答率が高いにも関わらず、間違ってしまった問題があった場合は要注意です。これを落とすと合否に直結します。しっかり復習して正解できるようにしましょう。
そして模試での結果は出来ても出来なくても気にしないようにしましょう。模試の出来が良かったことが、本試験の合格を保証するわけではありません。また模試の出来が悪くても本試験でも悪いとは限りません。まだ何も得ていないし、何も失っていないのです。模試の結果に一喜一憂せず、今準備すべきことを着実に準備しましょう。
ここまできたらあと少し。ここから新しいことには手を出してはいけません。今まで使っていたテキストや問題集、サブノートを血肉にする作業を繰り返し行いましょう。
最後まであきらめずに粘り強く頑張れば、それだけ力は伸びます。
2016年に出版された「GRIT(やり抜く力)」という本があります(著者:アンジェラ・ダックワース)。あきらめずに粘り強く頑張ることの重要さを説いているのですが、この本からの抜粋を、本番を1か月前に控えた皆さんへのエールとしたいと思います。
人は誰でも限界に直面する - 才能だけでなく、機会の面でもだ。
しかし実際には、私たちが思っている以上に、自分で勝手に無理だと思い込んでいる場合が多い。なにかをやって失敗すると、これが自分の能力の限界なのだと思ってしまう。あるいは、ほんの少しやっただけでやめてしまい、ほかのことに手を出す。どちらのケースも、もう少し粘り強くがんばればできたかもしれないのだ。
「やり抜く力が強い」ということは、一歩ずつでも前に進むこと。
「やり抜く力が強い」ということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。
「やり抜く力が強い」ということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。
「やり抜く力が強い」ということは、七回転んだら八回起き上がること。
これまでの勉強で好不調の波があったり、スランプに陥ったこともあったりしたかと思います。しかし準備できる時間はまだ1か月あります。ぜひ粘り強く取り組んで下さい!
では本日と明日の模試、皆さんの健闘を祈ります!
以上、たかじんでした。
それではまた。
皆様
色々情報頂きありがとうございます!!!
毎日模試の復習をしながら少しでも点を取りきる
ように粘ります。
せうじさん
追加情報です。
きゃっしいさんは、昼休みはマイ枕を持ち込んで、徹底的仮眠に充てたそうです。また糖分補給にキャラメルが良いとのこと。試してみて下さい。
仮眠前にカフェインを摂取すると、ちょうど目覚めの頃にカフェインが効いてきて、目覚めが良い、というのはよこよこさんからのアドバイスでした。
また、私は使ったことがないですが、錠剤の「エスタロンモカ」はトイレに行きたくなるリスクを増やさずにカフェインを取れるそうです。これはへんりーさんからの情報です。
それから、これは補給の方法とは違うのですが、きゃっしいさんは1000円の通勤模試を購入して、1日で7科目分解くということをやっていたそうです。これは基礎体力・精神力を鍛えてガス欠を防ぐという方法ですね。
色々と情報が寄せられましたので、ご紹介しました。参考になさって下さい!
たかじんさん
アドバイスありがとうございます!
あとはやるしかないので
普段エナジードリンクとか飲まないのですが
自分にあったものを仕事中にでも見つけます!
いつもためになる記事ありがとうございます。仕事の事情で受けたり受けなかったりの多年度受験生です。
3年ぶりに7科目受験するため模試をうけました。
企業経営が36点と足切りでした。それ以外は何とか60点クリアしたのですが、
1日目の3科目時点でガス欠で全く頭が働かなくなりました。
模試だからまだよかったのですが、本番でも
ブーストをかけれるような対応策ご教授いただけると幸いです。
せうじさん
コメントありがとうございます。
2日間の模試、お疲れ様でした!
普段の仕事ではある程度のルーチンワークや、あまり頭を使わなくても処理できる業務があったりして、それが軽い息抜きになったりしますけど、2日間フルでアタマを働かせるのは、かなり非日常的な経験ですよね(もちろん職種にもよりますが…)。
普段通りの動き方をすれば、ガス欠になるのも理解出来ます。
やはり休憩時間を活用してリフレッシュ&エネルギーチャージをすることが必要なのではないでしょうか。
具体的には、
・試験が終わった科目はアタマから追い出して、もう考えないようにする
・軽くストレッチする
・瞑想する
・すぐエネルギーになるもの(バナナやチョコレートなど)をこまめに摂取する
・水分補給をする(人によってはレッドブルのようなエナジードリンクを飲む方もいるようです)
試験は耐久レースみたいなものですから、ピットでの適切な対応が必要です。
上記の方法が効くかどうかは個人差もあると思いますが、ご自身にとって、最も効率的だと思われるリフレッシュ&エネルギーチャージ方法を工夫して見つけてみて下さいね。
残り1ヶ月、頑張って下さい!
皆様いつもためになる記事をありがとうございます。
独学で、会場模試を初めて受けましたが、やはり時間の管理が不十分だと気付かされました。
問題の解く優先順位を決めて解いてみているのですが、「見直す」「後で解く」問題に、えんぴつで専用の印を書く以外に何かされましたか?
問題冊子の該当ページを把握するための目印を付けた方がいらっしゃいましたら教えて欲しいです。
出来ればパッと該当の問題に戻れたらいいのに…と思いまして…。
問題に印で充分やん…という意見でも構いません。
よろしくお願いします。
匿名さん
コメントありがとうございます。
そうですねえ、私自身は問題番号にマルするくらいしかやってなかったですけど、道場メンバーのきゃずさんは、問題用紙の端っこに折り目をつけたり、マークシートに薄く目印をつけて、最後の見直し後に消すということをやっていたようです。漏れ・ズレ防止には役に立ったということですので、ご参考になさって下さい。
今日は模試2日目ですね。頑張って下さい!