【合格体験記】数々の戦略が見事功を奏しストレート合格!”かいさん” そして、ラストメッセージ@ゆっこ編

みなさんこんにちは、ゆっこです。

他のメンバーも書いています通り先日無事9代目への引き継ぎを終え、ホッとしていると同時に、あっという間の一年間だったなあとしみじみ思う今日この頃です。

本日は、8代目現役としての私の最後の投稿なります。文末に皆様へ向けたラストメッセージをお届けしようと思いますが、まずはかいさんの合格体験記から、どうぞ!

==========寄稿ここから==========

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢

■名前:かい ■年齢:35歳 男


(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ

現在働いている会社での大きなプロジェクトが一つ終わり、時間的に少し余裕ができたので、自己啓発も兼ねて何か資格を取得しようと思い、診断士受験を決めました。


(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目

■保有資格(学習開始時):インドネシア語検定C級、普通自動車免許

■知識:大学では機械工学を専攻し、仕事では製品の企画・設計・開発を行ってきたため、マーケティング、運営管理(生産)の知識は多少ありました。

■得意科目:経済学/財務・会計

■苦手科目:経営法務


(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
■学習スタイル:独学

■メリット

・費用が少なくて済む。
・自分のペースで進められる。

私の場合は海外出張が多いので、予備校通学は最初から諦めていました。また、予備校HPをチラ見して、値段の高さに目玉が飛び出ました。

■デメリット

・受験仲間との情報共有ができない。
・二次試験で、自分の答案が正しいのか自信が持てない。

後述の学習法を取り入れることで、これらのデメリットを克服しました。


(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方

■学習開始時期:2016年11月

■受験回数: 1回(平成29年度)

■学習時間:約800時間
・一次学習時間:500時間(後述の関連資格勉強時間を含む)
・ニ次学習時間:300時間

■学習時間の作り方

・平日勉強時間:約1.5時間
通勤中の電車内20分(行き10分、帰り10分)
朝早めに出社し、会社で40~50分
帰宅後、家で20~30分

・休日勉強時間:約7時間
土日どちらか1日は図書館で勉強し、約7時間確保。
土日どちらか1日は「妻との時間」と決めて、夫婦関係を維持。

※海外出張時は、飛行機の中で勉強時間を確保。

 

(5)合格までの学習法
■1次

診断士テキストを始める前に

ネットで調べてみると、中小企業診断士はかなり難関の資格と書いてあったので、

・診断士を諦めたとしても何か残したい
・ある程度予備知識を付けてから、テキストを読み始めたい

と考え、関連資格の勉強から始めました。

結果的に、診断士勉強を通して以下の試験にも合格できました。かっこ内は関連する診断士試験科目です。

・マーケティングビジネス実務検定A級(企業経営理論)
・簿記検定2級(財務・会計)
・ビジネス会計検定2級(財務・会計)
・ビジネス実務法務検定3級(経営法務)
・経営学検定中級(中小企業経営・政策以外)
・経営学検定上級一次(二次筆記)
・ITパスポート(経営情報システム)
・ビジネスマネジャー検定(企業経営理論)

※その他、予備知識習得のために読んだ本
・らくらくマクロ経済学入門(週刊住宅新聞社)
・らくらくミクロ経済学入門(週刊住宅新聞社)
・図解要説 中小企業白書を読む〈2016年度対応版〉(同友館)

  • 予備知識を習得した後

予備知識を習得した後は以下の3つを繰り返し、知識定着を図りました。

1.TACスピテキ
2.TACスピード問題集アプリ
3.無料の過去問アプリ

本試験1週間前にはやることが無くなり、通勤講座の通勤模試を受験したところ565点で、全受験者中最高得点となり、自信をつけることができました。

振り返ってみると、

関連資格取得により予備知識をつけたこと
・スピテキ、問題集アプリ、過去問アプリを何度も繰り返したこと

が功を奏したと思います。

■2次筆記

2017年3月まで一次試験を勉強して手応えを感じていたので、2017年4~5月は二次試験の勉強に充て、過去問演習を繰り返しました。

また、2017年5月には、LECの公開模試を自宅で受験しました。自分が書いた答案のフィードバックを受けることが目的でしたので、「テキストを見てOK」、「試験時間は無制限」として、自分なりの最高の答案を書き、回答の方向性が正しいか確認しました。(真面目に受験した方、ごめんなさい・・・)

2017年8-10月(一次試験合格後)は、過去問演習や、事例Ⅳの問題演習を行いましたが、これ以外に私が実践した特徴的なことを2つご紹介します。

  • 公開模試の受験

独学だと、自分の回答が正しいのか自信がなくなる方も多いと思います。そこで、私は各予備校(TAC、LEC、TBC、MMC)が実施する公開模試を受験しました。
費用的には馬鹿になりませんが、そのおかげで

自分の得意/不得意科目がわかり、対策をとれる
PDCAを回し、解法手順を標準化できる
・自分の順位を知り、自信につなげることができる

というメリットがありました。

  • スキマ時間の活用

二次試験の勉強は、一次試験と比べてスキマ時間を使いづらいと思います。そこで、私はスキマ時間に以下のことをしました。

・ブログや2ちゃんねるチェック
独学だと、待っていても情報が入ってこないので、無料セミナー情報や二次試験解法等、スキマ時間に調べるようにしていました。

中小企業白書の事例を読む
中小企業白書には、実際の企業が事例として紹介されています。そのページだけを集めてPDF化してスマホに入れて、スキマ時間に読むようにしていました。その際、「頭の中でSWOT分析」、「自分が作問者ならどんな問題を作るか」を考えながら読むと、いい訓練になりました。
受験後に思ったことですが、J-NET21の「元気印中小企業」を読むのもいいと思いました。(H29年度試験事例Ⅰのモデル企業である「ざびえる本舗」は、このサイトで2012年9月に紹介されていました)

振り返ってみると、

早い段階で二次試験勉強に着手したこと
公開模試を多く受験したこと
スキマ時間を活用したこと

が功を奏したと思います。


■再現答案

どこかのサイトで「下書きを書いてから回答したほうがいい」と書いてあったので、完璧に下書きしてから解答用紙に記入していました。そのため、試験当日のうちに再現率ほぼ100%で再現答案をデータ化しました。

後になって考えてみると、「もう少しラフな下書きでも良かった」と反省しています。

(6)学習時・受験時のエピソード

二次試験では、計算ミスの連発や、「この論点、マーキングしたのに解答用紙に書き忘れた!」みたいなミスが多数発覚し、「絶対落ちた・・・。採点ミスで合格にならないかな。」とかふざけたことを考えていました。「もう一年だけ勉強させてくれ」と妻に頼み込んでいましたが、無事合格していました。

周りの方に話を聞くと、「落ちたと思って受かった人」はかなり多いようですので、最後まで諦める必要はないと思いました。

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

勉強方法や筆記試験解法手順は、人それぞれに合ったやり方があると思いますので、一発合格道場ブログ等を参考にしながら、自分に合ったやり方を見つけることが鍵だと思いました。

==========寄稿ここまで==========

いかがでしたか?ストレート生ながら、グウの音も出ないほどの完璧な試験対策を取られていたかいさん、非常に参考になるポイントが満載でしたね!かいさんもおっしゃっているように、ご自分にあったやり方を、ぜひ見つけられると良いですね。かいさん、どうもありがとうございました!

さて、お別れの時が近づいて参りました。この一年、道場ブログへの投稿を通じて、受験生時代の振り返りや、受験知識の再補充などを行うことができ、私自身、大変勉強させていただきました。ブログ投稿へいただくコメントや、セミナーで直接読者の皆様にお会いできる機会は何よりの励ましとなりました。読者の皆様、ありがとうございました!そして、ともに励まし合いながら一年間を楽しく過ごした仲間達に感謝です!

ブログ投稿は9代目に引き継ぎますが、これからも道場メンバーとして、受験生の皆様に役立つ情報をたまには(?)お届けしていきたいと思います。今後ともぜひご愛読くださいませ!

それでは、今日もあなたを応援しています!

ゆっこでした。

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です