【合格体験記】合格の鍵は戦略的な弱点の克服と体調・モチベーションの上手な管理! ”やすさん”

こんにちは、ロックです。
本日も合格体験記をお送りいたします。
本日紹介させて頂くやすさんは、弱点を把握した適切な学習計画と、上手な体調・モチベーション管理により見事合格を勝ち取りました。
元々のご自身の能力の高さもあるのでしょうが、体験記を拝見するとかなりリラックスされて学習されていた様子が伺えます。
勉強は楽しかったと語るやすさんの姿勢の中から学ぶものも多いのではないでしょうか。

是非自分にマッチする部分については参考にしてみてください!それでは紹介いたします!

 

*********合格体験記ココカラ*********

名前 やす 年齢56歳
(1) 診断士に挑戦した理由・きっかけ
会社員生活も終盤、将来への不安感とともに自分の経験や知識などが活用できる場がないかと思いました。我々の世代は年金受給年齢も65歳から、定年後の生活も気になります。一方、体力も知力(?)も十分現役でいける(いたい)との思いもあります。
単身赴任で比較的自由な時間もある今がチャンスと考えましたが、年齢も年齢なので定年の60歳までに合格出来れば、という気持ちでした。

(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
①保有資格:特になし 英検準一級(関係ないか?)
②知識:会社業務を通じた一般知識のみ。製造業の事務系(企画、営業が中心)です。
大学は経済学部卒(30年以上前の話)。
③得意科目:特になし
④不得意科目:経営法務、中小企業経営・政策 →いずれも、予備知識なし

(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
①学習スタイル:通信講座(u-can)+独学
②メリット:通信講座は体系化されており、一日の学習量(1コマ)が明確で習慣やペース作りに良かった。Web上の確認テストやメールでの質問も独学の人間には心強い。仕事上、会食(週2-3回)やゴルフ(月1-2回)などもあり、自分の都合に合わせて学習できることもメリット。
③デメリット:通信講座は、二次試験は添削が数回あるが十分とはいえず。過去問と参考書中心となった。

(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
学習開始 2017年5月連休明け
受験回数 1回
②一次学習時間:400時間程度。平日は帰宅後2時間程度、休日は6-8時間程度。移動時間や昼休み等のスキマ時間は通信講座のwebテストや暗記ノートの復習などに活用。
③二次学習時間:200時間程度。一次と異なりスキマ時間の活用は難しいため、帰宅後と休日に学習。

(5)合格までの学習法
①一次:通信講座一本。毎日の内容をまとめたノートを作成し暗記、あとは練習問題。
これの繰り返し。中小企業白書を直前にwebサイトで流し読み。過去問は1-2週間前に着手、3年分を一通り終えたのが試験前日。
②二次筆記:一次試験が終わるまで試験内容も知らず。通信講座の教材や本サイトで
概要をつかみ、参考書と過去問を繰り返した。参考書は「ふぞろい」「全知全能(事例4)」「意思決定会計講座」。過去問は7年分、3回程度。
事例4は苦手なため「全知全能」を反復、異なる論点対策で「意思決定」を一通り勉強しました。模試は締切が過ぎていて一度も受験せず。
③再現答案:試験後の放心状態と現実を見る恐ろしさで作成せず。ただし下書きは問題用紙に残っており何を書いたか程度はわかる。

(6)学習時・受験時のエピソード
まず、この試験の勉強は「楽しい」というのが実感でした。30年ぶりに勉強らしい勉強をして、知識が整理されたり発見があったりと、試験の結果はともかく勉強そのものが楽しかったのが年甲斐もなく続けられた理由だと思います。
一次試験までは本当に時間もなく、本音は記念受験で一部科目合格狙いでした。通信講座のみに絞り、100点を取る必要なしと割り切りギリギリ間に合った、という感じです。幸いだったのは、会社生活で得た知識(企業経営論やマーケティング、B/S、P/Lの概略など)があり、IT関係の製造業に在籍していて運営管理や経営情報関連の「理系」科目も余り違和感がなかったことです。試験終了後は、まずまずかなという感触でした。
二次試験は試験内容も知らず、勉強の仕方が全然わかりませんでした。「開眼」といえる経験もなく、過去問で自分の回答スタイルを作っていきました。情報収集が重要で、本サイト(リンク先を含め)にはお世話になりました。
爺さんの単身赴任で体調管理には気を遣いました。夏には食あたりになり食べ物に注意した一方、大好きな酒はほぼ一日も欠かさず、仕事上の会食やゴルフも減らずで、これが気分転換にもなり良かったのかもしれません(気分転換ばかりだったかもしれません)。飲み会がある日は早起き、も試みましたが2、3回で挫折、早々に諦めました。老人は集中力が続かないため、体力があるうちにその日の重要な勉強をするのも大事なことに気付きました。試験当日は事例1~3はそこそこ書けましたが事例4で盛大に計算ミスをやらかし、また来年だな、と思っていました。

(7)これから合格を目指す方へのアドバイス
一次試験は基本、暗記だと思います。ただし中小企業経営・政策は中小企業白書や一般常識的な出題への対策も必要。経済学は、30年前の淡い記憶が役に立ちましたが初学者は簡単な入門書を読んで理解するとよいかと思います。一次試験は科目数が多いため、得意科目を作るよりは不得意科目を作らないことで足切り回避がベターだと思います。
二次試験は、とにかく慣れが重要。日頃余り行わない「手書き」で「字数制限、時間制限」などの中、過去問を繰り返すことで自分のスタイルを作ることかと。また、まとまった時間や学習環境が必要であり自宅以外の勉強場所確保も重要。本番は最後に事例4で体力が必要。一日4事例を「自分模試」することをお勧めします。
最後になりますが、本サイトは独学者には大変に参考になり、また励まされました。本当にありがとうございました。長文失礼しました。

*********合格体験記ココマデ*********

いかがだったでしょうか?
合格のアドバイスも含め、ご自身の学習計画、学習方法に反映させられる部分が有りそうであれば、ぜひ今日から取り入れてみてください。

やすさん、ありがとうございました!

本日はココまでです!ロックでした。

合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

募集要項

対 象:H29年度2次試験合格者および筆記試験受験者(不合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : igdojo8@gmail.com までメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です