自己採点なんてあてにならない、最後まで駆け抜けろ!

こんにちは。ITOです。

いよいよ試験が近づいてきましたね。
空気も朝晩は寒く感じられるようにもなってきました。
ここからは体調管理を徹底しつつ、2次試験対策の腕を磨いてくださいね。

そして、BayファンのITOとしては、巨人とのCS出場枠争奪戦に勝利し喜んでいるわけですが、
じつは開幕時点での野球解説者の予想では、CS出場について、巨人が93%で圧倒的最多、
次いで広島(88%)、DeNA(57%)、阪神(38%)という状態でした。
※プロ野球解説者の2017シーズン順位予想より独自に集計(←興味がある人どうぞw)

予想なんてあてにならないし、日々進化していくんですね!
他人に自分の限界なんてわかるわけないですから!

試験も一緒で、合格確率はお守りみたいなもので、やっぱりやってみなければわからないし
最後まであきらめないで工夫し続けることこそが勝利につながるのではないか、と思いました。
(Gファンの方すいませんww)


さて、本日は、ITOが昨年受験したとき、どんな気持ち?どう考えていたか。
あきらめなかったことで合格を勝ち取れたとおもうポイントについてお話させていただこうかと思います。

事例Ⅰ:老舗印刷業者
第1問 3代目社長の事業展開について
(設問1、2)「要因」分析問題・・・与件を整理して解答。
第2問 5代目の経営改革について
(設問1)助言問題・・・想定外の2問目での助言にとまどう。書かずに設問2へ。
(設問2)組織体制・・・流動性=マトリックスか。メリットデメリット表を思い浮かべなら解答。
第3問 有能な人材を確保するための人事施策助言
・・・2つ目の助言問題。経営理念=「社員は宝」。やっぱり人事系は得意でないな、と痛感。
なかなかしっくりくる整理ができないまま、取り急ぎ「現状の施策に加え、・・・」と書き出してみる。

結果として、第3問に時間を費やしたうえ、残った第2問(設問1)へ。時間がいない中、「従来のアルバム事業の展開との違い」というヒントを頼りに解答用紙を埋める・・・。

まったく手ごたえなし。感触では40点ぎりぎりか。

気を取り直して、事例Ⅱ。(ハカセさんもたきもさんもFPで「事例Ⅰを忘れる」って言ってた!!!)
事例Ⅱ:こちらも老舗のしょうゆメーカー
パラパラっと与件をめくるとグラフが目に入る。傾向が読み取れるので、これは好材料。
第1問 これまでの製品戦略・・・与件を整理して解答。
第2問 11代目予定者(次期社長)のスタイルについて
(設問1)提案問題・・・製品戦略についてターゲット層を明確に、というヒントを頼りに与件を探す。
健康志向の女性をターゲットに設定し記載。
ただし、「外国人旅行者」「シニア」というキーワードも捨てがたく迷う。
製品としては、「だししょうゆ」に絞るべきか、こだわり製法の「しょうゆ」をどうすべきかで悩む。
(設問2)提案問題・・・プロモと販売戦略。これは自分のFPにまとめた内容を設問1と論理矛盾しないように記載すればOK。

ここまではまずは順調。

第3問 直営店のメリット、効果・・・ユーザーの声の収集、ブランドの周知、体験の場の提供・・・。
1次試験の知識をフルかつようして、キーワードを整理。
しかし、効果については記載不足か。
第4問 インターネット販売
(設問1) ブランド戦略の提案・・・販売代理店がいる場合の拡販については、過去問でみた記憶がよみがえる。新しい販路、代理店とのすみわけを意識して解答。過去問ありがとう!
外国人をここに使うことで、設問1の座り具合がよくなる。
(設問2) インターネット販売でのリピート提案
・・・これは第2問(設問2)と同様、FPにまとめていた内容を整理して埋め込む。

感触は、まぁ、50点くらい。

午前中を終えて、午後で30点リカバリする必要があるということで、かなり焦る。

カロリーメイトとウィダーinゼリーの昼食でリフレッシュ。
おにぎりも迷いましたが、万一のリスクを回避する意味でやめました。

午後、事例Ⅲ。QCD、QCDとつぶやきながら試験開始。

事例Ⅲ:カット野菜業界
パラパラっと与件をめくると、こちらも表や魚の骨が・・・。かなりリアルな課題解決(QC活動)と予想。与件を読んで、C社のひどさに驚き。つぶれちゃうじゃん、と本気で心配。

第1問 強みと弱み・・・与件を整理して解答。ただし、親会社の農業法人との関係が強みでもあり弱みでもあり、記載に悩む。

第2問 対応策の提案・・・「生産管理面」というヒントに、すぐさまQCD、4Mとメモ。限界利益の観点から切り込む。

第3問 改善計画、クレーム対応・・・魚の骨をヒントに課題整理。クレームを、技術的なものと衛生管理に分類して解答。まずまず。

第4問 新事業計画への提案・・・①ソース・乾燥野菜など高付加価値でいくか、②市場が見えているカット野菜パックか。
過去問で、「中小企業への提案」は、「高付加価値化」「身の丈にあったレベル」で提案することと認識。
今回は、C社の品質管理、利益構造を鑑み、「身の丈」を優先し、②カット野菜パックを選択。
おそらく、どちらでも、ちゃんと辻褄があっていれば点数はくれるはず!と割り切ってすすめる。

ここは、合格者の中でも意見が分かれたところです。
合格者に聞いたなんとなくの割合は、ソース:野菜パック=3:7くらいのような気がします。(感覚ですが)
どちらを選んでも、論理的で説得力があればOKだと思います。(各社の模範解答はソース一色で、かなりブルーになりましたが)

感触はまずまず。60点はいけたかな?と。ただし、30点のリカバリは難しいので、事例Ⅳで取り返さねばという気持ちで臨む。

事例Ⅳ:飲食店の事例
パラパラっと与件を見て、キャッシュフロー計算とNPV、CVPあたりをイメージしながら小さくガッツボーズ
なぜなら、前日に、キャッシュフロー計算が苦手だな、とおもって、過去問を整理しFPへまとめたところ。ナイス!

第1問 経営分析・・・こちらは毎年の傾向通り。準備していたとおり、収益性、安全性、効率性から選択。

第2問 (設問1)・・・FPを思い出しながら計算。うん、Good!
(設問2)・・・こちらも頻出問題。過去問と同じ手順でNPVを算出。

第3問 「貢献利益」というワードをCVPを整理したときに記載したことがフラッシュバック。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
神様の存在を確信!!!www

第4問 ネットサービスの管理会計をやっていたITOとしては落とすわけにはいかない問題。うん、ラッキー。

ということで、事例Ⅳはもしかすると満点に近いんじゃないか??と期待。90点いってれば合格か!

==

つたない試験の思い出話で言いたいことは、「最後まであきらめない」ということ。
午前中で30点のビハインドを過剰に意識していれば、後半の追い上げはなかったと思います。

また、点数開示の結果と見比べると、

自己採点   開示結果
事例Ⅰ: 40点    59点
事例Ⅱ: 50点    65点
事例Ⅲ: 60点    60点
事例Ⅳ: 90点    78点

ま、結構いい加減なもんで、自己採点なんてあてにならないな、と思いました。
なので、一問一問、諦めずに最後まで駆け抜ける心こそが合格に必要なんだと思います。

ここまできたら、テクニックではなく、気持ちくらいしか伝えられませんが、絶対合格するぞ!という気持ちで頑張ってください。

以上、ITOでした。
ではでは。

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