【セミナーレポート】夏の絶対合格フェスin大阪

おはようございます、8代目のたっしーです。

先日は道場夏セミナーin大阪に、多くの方のご参加を頂きありがとうございました。皆さんが抱えていた「壁」を突破するイメージは掴めたでしょうか?

2年前の大阪セミナーでも同様だったようですが、何故か大阪セミナーは驚くほどの懇親会参加率を誇っています。悩みが多いのか、人が好きなのか、お酒が好きなのか、家に帰って勉強したくないのか・・・多くの方と熱いお話が出来て、大変嬉しく思っております。

本日は「一発合格道場 夏の絶対合格フェス2017 in 大阪」のレポートをお届けします。参加された方は復習に、参加できなかった方は「壁」を乗り越える参考にして下さい。

1、オープニング

道場恒例の先代メンバー参加枠で、4代目はんたさん、6代目うみのさんが参加してくれました。
今回は「2次試験の壁を乗り越えろ」と題し、一通り情報収集が終わり、勉強を進めている今だからこそ抱く「壁」の乗り越え方を事例を、踏まえてお伝えすると共に、40分×3回という業界最長?のフリーディスカッションの時間を設け、きめ細やかにお答えできるようにしました。

どうしてもフリーディスカッションは、遠慮して聞きたいことが聞けない、こんなこと聞いていいのか・・・などが起こりがちです。また2次対策では人によってやり方が違うため、意見がぶつかることも多くなります。
そこで注意点として「深掘りする」ことを共有し、すぐ「なるほど」と納得してしまいがちなところを、腑に落ちるまで「なぜ」「どうして」を繰り返しすことで、道場メンバーを質問攻めにする、自ら理解をすることの重要性を確認しました。

2、概要説明

概要説明では、東京セミナーでもお伝えした「1次試験と2次試験の違いや」「求められている力とは?」についてお話しつつ、追加コンテンツで「得点に対する考え方」再確認しました。
2次試験では「応用能力=分析または提案能力」が求められている点と、正解が公表されていないためゴールが見えづらい点を注意点としてお伝えしつつ、次の事例の中で私なりの対応策をお伝えしました。

3、事例紹介

ここでは私の学習方法を簡単にご紹介し、2次試験では応用能力だけではなく「自分で考える力」も、同時に求められていることをお伝えしました。
2次筆記対策は、本当に「やり方はひとそれぞれ」になりますので、そのやり方を見つけるためには、自分で考え、自分の現状を分析し、自分なりの合格への道筋を示す「セルフ診断」を行いながら、壁を突破していくことが必要になると思っています。

その後は、時系列ごとに私がぶつかった「壁」を3点と、その乗り越え方をご紹介しました。具体的な事例をもとに、自分で考えることと考えてもわからないことを捨てることの重要性をお伝えしました。また2次試験ではゴールのセットや、そこへ向かうプロセスの評価や検証に難しさがあると思っていましたので、診断士の卵としてのゴールや、反省ノートでの振り返りをご紹介しました。

最後は、私の受験時代には行わなかったことですが、合格後に有効だと思うことをお話しして終了しました。

4、先代枠

春セミナーでも好評を頂いた先代枠として、6代目うみのさんに「2次試験に必要な2つの力」をテーマにお話して頂きました。多くの受験者と接してきた中から、合格と不合格とを分ける違いについて「研究力」「自己肯定力」二つの力が必要になるとのお話ですが、ポイントをまとめると・・・

研究力とは・・・
合格基準が明確ではない2次試験だからこそ、客観的事実を積み上げて一定の共通項を見出しながら、基準(ルール)と自分の能力を正しく理解して言語化すること。
自己肯定力とは・・・
本番で集中力がアップし、ポジティブな感情がもてている、ベストな状態になるために必要となる力。また、ミスするように設計されている試験に対し、心を揺らされたりミスをした際に立て直せる力となる。
これは単純な精神論の話では無く、研究力を発揮しルールを理解した上で努力を積み重ねることで、合理的に獲得できるもの。

私も参加者の一人として聞き入ってしまいましたが、試験会場に持っていけるものは、「自分のアタマとココロと手のみ」という言葉が印象的でした。言われてみれば当たり前ですし、昔から言われている「心・技・体」という言葉と同じだと思いますが、この3つをバランスよく鍛え、そして連動させていく事が重要なんだと、再認識させて頂きました。

5、フリーディスカッション

ここからは業界最長を自負する、40分×3回(計2時間)のフリーディスカッションの時間で、事前にたくさんのお悩みを頂いていましたので、道場メンバーがお答えするところからスタートしました。
その後は、フリーでご質問を頂きましたが、冒頭で注意事項として共有した「深堀する」ことを早速実践して頂き、学習方法はもちろんのこと、回答方法やミスの防ぎ方などの細かいところまでご質問を頂き、おかげで2時間があっという間に終了してしまいました。

ここで頂いたご質問は、参加できなかった方も同様に感じていることだと思います。抜粋だけご紹介しようと思いましたが、多くご質問を頂いたものに関しては、次回以降で記事にしていきたいと思います。

6、懇親会

場所を移動してお待ちかねの懇親会。診断士になってからの活動や実務での話など、気になっているけど普段は聞けない踏み込んだ質問まで、多くのことをお話させて頂きました。

セミナーで、自分自身を診断する「セルフ診断」を行う重要性をお話したので、春セミナーの「ヒーローインタビュー」と同じように、今回もどなたかにお願いしようと思っていたのですが、タイミングを逸してしまいました・・・
そこで、2次試験風に問題を作ってみましたので、参加された方もできなかった方も、一度セルフ診断を行ってみて下さい。

診断士試験の受験における、1次試験、及び2次試験での自分の合格、または不合格要因について、100字以内で述べよ。

受験時代のフレームを使って、回答を作るとしたら・・・

「合格要因は、一発合格道場の記事を精読し、①過去の受験者の体験から不合格になり易い要素を自身から排除すること、②自分に合うやり方を選択しカスタマイズすることの2点により、合格の可能性を高めたためである。」(100字)

でしょうか。道場推しな点は、ご容赦ください。

皆さんはどのように診断されましたか?
100字にこだわる必要はないですし、2次試験同様に正解はありません。
隙間時間にお試し下さい。

たっしー

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【セミナーレポート】夏の絶対合格フェスin大阪”へ5件のコメント

  1. たいまつ より:

    夏セミナーをしてくださりありがとうございました。
    春セミナーと同様、参加してからやる気が一層出てきました。
    春セミナーでいただいたアドバイスのおかげで、夏セミナーのたっしーさん、うみのさんのお話はよく理解できたと感じました。あとはやるだけ、ですね。はんたさんのお話はお二人や春セミナーの方とも違った形のお話に感じ、合格の多様性を感じることができました。
    セミナーで「壁」も低く感じることができたし、心の準備も後押ししていただいたのでアタマと手を準備して4人の社長に会いに行きたいと思います。

    1. たっしー より:

      たいまつ様
      夏セミナーに(春セミも)参加頂きありがとうございました。またお役に立てたようで大変うれしく思っています。
      多様性のある合格方法はこの試験の特徴ですね。たいまつさんなりの合格方法を見つけて、自信をもって歩んでいって下さい。
      ヒーローインタビューか合格体験記で、その道のりを伺えることを楽しみにしています!

  2. はんた より:

     zenzen様,大阪セミナーに参加いただきありがとうございました。遅くまでおつきあいいただき,重ねて御礼申し上げます。翌日以降の体調,学習スケジュールに悪影響が出ていたら申し訳ありません。
     zenzen様には,はんたの狙いをしっかり理解していただき,こんなに嬉しいことはありません。このご感想を聞かせていただいただけでも,大阪に出張って良かったと感じました。この調子で,4事例の社長の思いに寄り添っていけば,おのずと良い結果が付いてきますよ。合格体験記が送られてくるのを楽しみにして待っていますね。
     また,晴れやかな心でお会いしましょう。

  3. zenzen より:

    たっしーさん、うみのさん、はんたさん、
    夏セミナーの開催ありがとうございました。

    たっしーさん、8代目唯一の関西班として春に続き負担が大きかったのではと思いますが、本当にお疲れ様でした。
    うみのさん、とてもうみのさんらしいアプローチのプレゼンで聞き入りました。
    はんたさん、お土産を色々頂いた上に男気を見せていただき、恐縮しきりです。合格体験記を送ることでお返しとさせて頂ければ本望です。

    次は秋の事例Ⅴか、冬の口述セミナーか、いずれにせよ笑って参加したいと思いますので、また宜しくお願いします。

    1. たっしー より:

      zenzenさん

      夏セミナーに参加頂きありがとうございます。
      皆さんの喜んだ顔が見れましたので、開催してよかったと思っています。

      もう十分に道場イズムが注入されていると思いますので、本番ベストな状態に持っていき、普段通り回答できればいい結果になると信じています。
      次回も笑顔でお会いできることを楽しみにしながら、合格体験記もお待ちしています!

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