【直前期】残り一ヶ月を切った!さて何をする?

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是非ご予定ください。(詳細は後日)
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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

そろそろ受験票がお手元に届き、「いよいよ試験」と気分が高揚されている方もいらっしゃることと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

TOMは東京協会のマスターコースと千葉協会の新人会員研究の課題に向き合いつつ、本業と家庭の両立ならぬ三立に挑戦しています。そんなこともあり、5月にスタートした「応用情報技術者試験」の勉強が完全に疎かになり、ヤバいと感じる日々です。


さて、本日は試験まで一ヶ月を切り、直前期に入ったということで、「直前期の過ごし方」についてお話しします。

「限られた時間を有効に活用しつつ、この時期何をなすべきか・・・」

こんな悩みを持たれている方が多いのではないでしょうか?

自分が診断士の一次試験に初めて挑戦したのは勉強を開始した2014年度ですが、一次試験に初めて合格したのは2015年度です。2014年度は勉強を開始したのが4月末ということで、まだ腕試し的な気持ちが強く、「意地でも合格したい」という気持ちは皆無でした。

2015年度は診断士試験の勉強を再開した時期は2014年度と同じで遅かったものの、科目合格があったこともあり、試験が近づくにつれ、「一次試験は合格したい」という気持ちが強くなり、自然と取り組み方も変わってきました。

そこで合格した2015年度に私が実際に行った直前期の過ごし方のポイントをお伝えします。以下の通りです。
(因みに2016年度も一次試験に挑みました。合格しましたが、気持ちが弛んでいたので2015年度に絞ります。)

  • 生活スタイルを朝型に切り替える
  • 新しいモノには手を拡げず、これまで使ったテキストや問題集で自分の弱点を振り返る
  • 暗記科目に集中する

【生活スタイルを朝型に切り替える】

多くの受験生が社会人と予想されるので問題ないと思いますが、ここは基本なのであえて触れます。科目合格と科目免除がない限り、多くの方の最初の試験は初日・二日目共に10時開始だと思います。10時から途中の休憩を挟みつつ60分、90分の試験を受け続けます。模試を受験された方は想像がつくと思いますが、予想以上に頭を使います。加えて、最初の科目の出来不出来はその後のメンタルを左右します。つまり、最初にコケると後に響きます。10時頃から頭がフル回転できるようにするにはどうしたら良いか、ご自分のこれまでの生活リズムを振り返り、生活スタイルを見直しましょう。因みに私は勉強時間を確保する目的もありましたが、7月以降はなるべく5時頃に起きるようにしていました。

【新しいモノには手を拡げず、これまで使ったテキストや問題集で自分の弱点を振り返る】

診断士の一次試験の合格基準を思い出しましょう。この試験の合格基準は「総得点の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。」とあります。合格定員は記載されてません。また、一次試験は解答が開示されるので、合格・不合格が明確です。つまり、絶対評価となります。一方で二次試験は解答が開示されないため、合格・不合格は不明確です。いつも、「得点調整がされる」など、まことしやかに都市伝説が生まれることから、相対評価と言われています。つまり、ここから言えることは、一次試験で戦う相手は周囲に座る人ではなく、あくまで「自分」ということです。となれば、二日間を乗り越えられる自分(知力+体力+精神力)を作るしかありません。使い古したテキストや問題集を見返し、自分の理解が足りないところや間違えたところをもう一度チェックしましょう知識の再確認と共にこれまで皆さんが取り組んだ時間も思い出され、自信に繋がるはずです。

【暗記科目に集中する】

弱点の確認まで終わり、まだ時間があれば、残りはいわゆる暗記科目(法務、情報、中小)に集中しましょう。診断士となった今、実務的にはこれら3科目はかなり重要だと再認識させられています。(情報と中小は特にです。)しかし、試験対策と割り切れば、当日二日間だけ乗り越えられれば、基本的に以後対策不要な科目です。一夜漬けでも何でもいいので、アタマに残し、当日ワンマークでも取れれば勝ちにつながります。皆さん、それぞれ暗記ツールをお持ちと思いますが、3科目については「これが最後」と心に決めて最終確認です。


40代以上の方なら、かつて日本を沸かせた大型クイズ番組でこんなフレーズがあったのをご存知かもしれません。

「知力・体力・時の運」

間も無く梅雨も明け、夏本番となり、暑い日々が続くことが予想されます。8月の第1週は体調に万全を期す為、無理はお勧めできませんが、7月はまだ無理が利きます。体力を120%使って、知力のピークを作り、試験当日の運を手繰りよせ、一次試験を突破しましょう。

以上、TOMでした。

 

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【直前期】残り一ヶ月を切った!さて何をする?”へ6件のコメント

  1. あい より:

    「知力、体力、時の運」と聞いて、懐かしさにほっとしつつも、良い塩梅で気が引き締まりました。

    試験中に不安や緊張を覚えたら、オープニングと自由の女神を浮かべて頑張れそうです。
    試験終了後に勝ち抜けジングルが流れるようやる気が出てきました。
    ありがとうございます。

    1. TOM より:

      あいさま コメント有難うございます。一次試験はスピードも求められるので、自分もそうでしたが、何度か不安になる場面があるかと思います。そんな時は深呼吸をして心を落ち着かせてから、マークを選んでください。あの番組でもよくありましたが、「焦って早押し」は危険です。二次試験に進む「勝ち抜けジングル」が鳴り響くことを祈ってます。

  2. あわあわ より:

    ウルトラクイズ懐かしいですね。あの機内400問ペーパークイズのBGMは試験の雰囲気にぴったりですね。

    1. TOM より:

      あわあわさま コメント有難うございます。機内400問ペーパークイズのシーンを思い出しましたが、BGMまでは思い出せず、YouTubeで調べてしまいました。なるほど確かに試験中の緊迫したシーンに合いますね。でも、このBGMが流れていると思うと焦ってしまいますので、あわあわさまにはチェックポイントを通過した時に流れるBGMを贈りたいと思います。勉強中に気分が落ち込んだら是非YouTubeでチェックしてみて下さい。気分が高揚しますよ。

  3. はち より:

    我が家にも昨日受験票がきまして、
    いよいよという気持ちになってきました

    とりあえず、やりきります

    1. TOM より:

      はちさま コメント有難うございます。ちょっと今日のブログは煽ってしまったかもしれませんが、高まる気持ちをコントロールして、体調を整えながら、残り3週間強、走りきってくださいね。応援してますよ!

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