ー雑草魂流ー 模試の結果の活かし方

こんにちは、雑草魂のルナです!

前回のブログの最後に「次回も情報の暗記かも?」と書きましたが、予定を変更して、模試とその結果についての考察を書こうと思います。

業界最大の一次模試も終わり、いよいよラストスパートの時期に入ってきましたが、一次受験予定の皆様は、週末の模試を受けられましたか?

模試の前にがっつり勉強して、「よしやった♪」で臨めた人も、「思うように進まなかった…」と意気消沈しながら受けられた人も、それぞれおいでのことと思います。

そして結果も「良かった」「良くなかった」に分かれるはずです。

さて、この模試を合格に向けて最大限活かすには、どのルートをとることができたら一番理想的だったでしょうか?

 

「そりゃー一番上のルートだろう」と思ったあなた、素直な方とお見受けしますが、設問文の読み込みがちょっと甘いようですね。それだと二次で苦労されると思います(笑)。

私の質問にはそう、「この模試を合格に向けて最大限活かすには」という制約条件が付いています。「誰が合格に一番近いか」でも「これまで上手に学習したか」でもないのですね…。

なので答えは、どのルートもすべて同じように活用することができる、です!

大事なのは「これまで」ではなくて「ここから」だからです。私は昨年のT社一次模試、確かC判定だったはずですが、今こうして合格しています。(ちなみに、私の場合は④だったかな…笑)

では、それぞれの結果をもとに「雑草魂流・結果をどう活かすか」を確認していきましょう♪ 世間一般的に「模試の結果を活用する」といえば学習面のお話ですが、雑草魂流ですからもちろん違う視点ですよ~!

 

①だった人

お疲れさまでした! 素晴らしいですね♪ この調子で当日も臨んでください。以上!………とは申せません。なぜなら、ここで油断して当日うまくいかなかった人はたくさんいるからです。「油断」というのは少し言葉が違うかもしれないですね。ある種の安心からくる守勢に入ってしまう、ということでしょうか。

あなたは当日現地で、チャレンジ精神をもって試験に臨むことができますか? 自分に常に問いかけてください。
守勢に入ると人はそこはかとない不安を感じるようになります。これは当日実力を発揮することを妨げる要素になります。ぜひ、「攻め」の姿勢を崩さずに今後も突き進んでください。そのために何ができるかを日常生活で意識しましょう。

また、模試までの学習がスムーズにいったというのは大きな自信になっていると思いますが、反面、本番直前に思うようにいかないことが起きたときの予行演習にはなりえなかった、ということでもあります。試験直前に思わぬことが起きたとしても、当日実力を発揮できるだけのメンタルトレーニングをぜひしておいてくださいね。

 

②だった人

多分ご本人的には一番しんどいパターンだろうと思います。だって、「やることはやった!」と思って臨んでいるのに、結果が伴わなかったわけですから。このパターンで大事なのは、「なぜ自分の期待と結果にギャップがあったか」を冷静に分析できるかどうかだと思います。理由にもいろいろパターンがあると思います。
自分は「足りるだけの勉強をした」と思っていたけれど実際は足りていないこともあるかもしれないですし、勉強は足りているのに今回の模試との相性が悪かったのかもしれません。
また、一番よくあるパターンは模試自体の難化です。だいたい、この時期の模試は試験本番よりも少し難しめに作ってあると思います。そこに対応するための細かい知識を蓄積する方向に行っても、まったく同じ問題が出ることはあまり考えられませんから、得点できたところ、できなかったところをよく見極めて、過去問では問われないほどの細かいところで間違えているのであれば、それに関してはスルーする冷静さも必要になります。

「結果が良かった」「結果が悪かった」だけに囚われて、その原因分析を冷静に行えていないのに落ち込んでも全く意味はありません。あるいはがむしゃらに詰め込んだ勉強をするのも間違っています。むしろテンションが下がるだけで本番には悪影響ですので注意してくださいね。

③だった人

ラッキーですね♪ そういう人、そういうバターン、雑草流的には大好きです! でも、ラッキーにもやっぱり理由はあると思います。なぜその結果がでたのか、分析できていますか?

〇山かけが当たった⇒「山かけ」といっても実は人は合理的判断をしていることが多いです。実は根拠のある山かけではありませんでしたか? それは本番でも使えそうですか?

〇当日調子が良くて頭が冴えて、答えが次々わいてきた!⇒どうして調子が良かったか確認できていますか? 試験当日にも同じ状況を再現できるでしょうか?

〇問題と相性が良かっただけかも…。⇒過去問をトライするとどうですか? 予備校模試と相性が良くても、過去問と悪いことが続いているのであれば勉強するポイントを見直す必要があるかもしれません。

〇とにかく運がいいんです!⇒今後もその幸運が続くよう、日ごろの行いを良くしておきましょう♪ そうすれば当日も「こんなに日ごろの行いが良い私、今日も運がいいはず♪」と能天気に思えるはずです。能天気でもいいんです、自信をもって試験に臨めればそれが一番ですから!

④だった人

ある意味、ここが一番納得の結果かもしれないですね。そして本番に向けてのあとひと月、これまで「思うように勉強ができなかった」ことを活かして、「できた」に変えるための材料もしっかりそろっている状況だと思います。するべきことが一番明確なパターンとも言えるでしょう。直前にするべきことがしっかりわかっている、それは大きな強みです。自信をもって進んでください!

一番よくないのは「あきらめること」です。「ああ、これでは今年の合格はおぼつかないな。科目合格でもいいかな…」なんて弱気になってはいけません。最後まであきらめない人に勝利の女神は微笑むのです。

私が去年どうだったか?って、それはもちろん、「自分は受かる」と思って残り一か月勉強しましたよ(^-^)

 

まとめ

模試の結果はあくまでも模試の結果でしかありません。途中経過の目安の一つではありますが、その結果で一喜一憂するようなものではないのです。

大事なのは、どんな姿勢で模試に臨んだか、そしてその結果がどうであったか、そこに因果関係があるのかないのか、試験当日にはどうすればより良い結果を残すことができるのか、多面的に分析することです。

一般的に予備校では「学習面」からのみのアドバイスになると思いますが、本番当日に一番必要になるのはむしろ精神力です。

ここから先は、足りないところの学習も重ねると同時に、本番当日実力を100%発揮するための精神力も身につけなければなりません。

 

もし今落ち込んでいる人がいらしたら、それはチャンスです!

試験当日は様々な不安感やプレッシャーが押し寄せてくるはずです。それをはねのけて、力を出さなければならない、そのトレーニングを今できるということですよね♪

どうしたら自分の気持ちを切り替えられるのか、何があっても前向きにチャレンジ精神をもって取り組むことができるのか。

これは試験当日だけでなく、診断士として活動するうえでも絶対に必要な資質となります。試験一か月前、一週間前、一日前と、緊張感が高まってくることもある種の人生修行だと思えば楽しくなりませんか?(笑)。

皆様にはぜひ、それを乗り越えて、社会で大活躍する診断士になっていただきたいと思います。

私もまだまだ修行中ですが、一緒にがんばりましょうね♪

 

今日の雑草魂:「模試の結果は多面的に分析して合格のために100%活用する!」

ルナは皆さんの頑張りをいつでも応援しています!!!

 

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