事例Ⅳでミスをしないコツ
本日は、「事例Ⅳでミスをしないコツ」。
1点の差が合否を分けることもある2次試験。
事例Ⅰ~Ⅲと異なり、
“答えはひとつ”の事例Ⅳ。
ミスをなくし、手堅く点数につなげたいですよね
さて、
事例Ⅳで解答を導くまでの作業は、
主にこの2つに分かれます。
解法、思考プロセス
計算
この2つのポイントそれぞれで、
「ミス防止策」を打っておく。
運営管理にもある通り、
・いかにミスを防ぐか
・ミスが発生したとき、いかに早く気付くか
・そして、いかに早くリカバリーするか
を意識してくださいね
■前提
まずは、「解法」や「計算」以前の前提としての、
ミス防止策。
<試験前>
・電卓の設定がおかしくないか、簡単な計算を試しておく
<試験開始後>
・単位(○百万円、○千円etc)、四捨五入法などに
目印を付け(例:○で囲む)、目立たせておく
・解答欄に、先に単位を書いておく
■解法、思考プロセス
<本試験までの復習>
・わからないポイントをそのままにしない
・ミスポイントを記録して、「自分の傾向」を知る
⇒この2つ、
当たり前のようですが、すごく大事です。
「わからないポイント」について
問題を解いていて、
「ん?これ何かよくわからないな」と
一瞬頭によぎって、
結果“なんとなく”答えが合って、
「ああ大丈夫」と思い込んでしまうはNGです。
本試験で問われるのは「本質」。
「曖昧さ」は命取りになりかねません。
今の段階で「ん?」と思う点があれば、
必ず見直しておいてくださいね
「ミスポイントについて」
ミスノートやファイナルペーパー作成で、
自身のミスポイントを記録していると思います。
そのミスポイントをしっかり見直しておく。
だいたい、
自分がひっかかるポイント、
ミスするポイントというのは
傾向があります。
そのポイントを
「ものすごく意識して試験に挑む」と、
ミスの確率が格段に減りますよ
<試験開始後>
・わかりにくい文章を読み飛ばさない
→曖昧で不親切な与件文。
出題者の意図がつかみにくい一文は、
「なんとなく」でスルーせず、丁寧に解釈していく。
■計算
計算ミスを防ぐには、
「うっかり」と「思い込み」をなくすこと。
・過程の式を解答用紙、あるいは問題部分に書いておく
→計算式を試験用紙のあっちこっちに記載してしまうと、
見直しや検算に時間を取られます。
「見直しや検算のしやすさ」の効率化も考えて、
解答をすすめていくと、
結果的にミス防止につながります。
・何パターンかのと解答方法で見直す
→いくつかの計算式で計算できるものは、何パターンかで検算。
仮に、間違った解法式で「正しい」と思い込んだまま計算すると、
計算間違いに繋がります。
(「解法式なんて、間違うわけないじゃん!」と思った方。
本試験で、頭が真っ白になって、公式を忘れてしまった、という話も
あるのです・・・)
時間的余裕があれば、何パターンかで試してみるのも効果的。
あとは、
当日をシミュレーション、
イメージ化をしておいてください。
どんなことが起こりそうか?
自分がミスをするとしたら、どんな点か?
そのミスを防ぐには、どうやって対策しておくか?
ミス防止には、地味で地道な対策が必要。
その対策を怠らないことが、
事例Ⅳ攻略の近道です。
あとは、焦らず、いつも通りに、
あたりまえのことをあたりまえに、
本試験に挑んでくださいね!
まるでした。