頭のイイ人は教えてくれない話by元吉本芸人☆診断士(登録予定)なお
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はじめに。3月16日の福島県沖の地震で被害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。仙台の私の家もかなりの揺れで、テレビが倒れたりとても怖い思いをしました。被害にあわれた方は一日も早く元の生活に戻って、そして勉強に集中できますよう13代目を代表してお祈りいたします。
そして我々にできることといえば、このブログやセミナーなどで皆様に等身大の情報をお届けすることです。おかげさまで春セミナーについては満員御礼。応募を締め切らせていただきました。たくさんの申し込みありがとうございました。
とは言え17:30~の懇親会にはまだ空きがあります。参加ご希望の方はこちらよりお申込み下さい!
*『セミナーのキャンセル』『申し込み完了メールが届いていない』などのお問い合わせや不具合がございましたら『shindanshi.dojyo13@gmail.com』までご連絡いただけますよう、よろしくお願いします。
さて、本題に入る前にもうひとつだけご報告です。前回の投稿で「元吉本芸人☆診断士のなお」と自己紹介されていただきましたが、まだ診断士として登録できておりませんので、診断士(登録予定)となりますね。大変失礼いたしました。
元吉本芸人☆診断士(登録予定)の『なお』です。
本日の内容:
2次試験における1次知識とは
いよいよ本題です!ここからはリズム良くブログを進めていきましょう。今回は「2次試験において使える・機能する1次知識」について。自分なりの考えを失敗談を基に、「頭のいい人達はあまりアドバイスしてくれない??方向性」でお話しをさせていただいきたいと思います。
是非とも参考にしていただきたい方は
・2次が本命の多年度生で、なかなかコツが掴めず四苦八苦している方
・1次と並行して2次にも触れ始めたあなた
→私めの失敗談
1次試験に合格した2020年の夏のこと。初の2次試験に向けてデキのイイ勉強仲間らと、予備校での講義や勉強会に参加するうちに、「サチノヒ」や「ダナドコ」、「与件Check術」を使いこなす仲間に引っ張られてテクニック論に走ってしまったのです。本来、最初に取り組むべくは1次知識のギアチェンジと精度向上だったのに。自分も「テクニックの前提となる1次知識が身についている」と思い込んでしまったのです。
この時の「刷り込み」が払拭できずに1年近く苦心しました。予備校の講義も「レイヤー」やら「多数派が選ぶ要素を落とさない」やらと、得点につなげる為のテクニック論が中心で、自分では・・・何が悪いのか全く分からず!得点が伸びないループにどんどんハマっていったのです。結果的に今回の内容に辿り着いてなんとか2021年に合格することができました。(2020年は受験を見送ったのでインチキ一発合格なんですな。)
→こんな多年度生は要注意?
・2次試験は記述試験で知識系の試験ではないという思い込み
・「読み」や「書き」「80分の使い方」などテクニックを磨くべきだという思い込み
・もっと広範囲の1次に合格したという過信
・求められる1次知識の質や使い方の違いを知らなかったこと
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→1次勉強中の皆様へ・知識のギアチェンジが必要
1次と2次での知識の違い。「企業経営理論」や「運営管理」
1次においては、色んなことを正しく知っていることが重要。何しろ4択の中に答えが書いてあるんだから、それらを見て〇×判定ができればいいのです。≪以下の選択肢より経営ビジョンを選びなさい≫
一方で2次においては自分でプラス要因(正解選択肢)・マイナス要因(NG選択肢)を作り出して解答する必要があるのですよ。≪A 社長の祖父は、どのような経営ビジョンを描いていたと考えられるか。100 字以内で答えよ≫
2次試験の勝負どころ
2次試験で合否が決まる大事な局面とは、与件文の大枠把握が終わった段階で「いかに解答のイメージ」ができているかだと思っています。まぁ大体どんな事を書けばいいのかが思い浮かんでいるか!?ということ。
自分には「閃き☆彡ひらめき」
(=優れた考え方が瞬間的に思い浮かぶこと)ってな言葉がしっくりときています。大枠把握後に固まってしまって「ヤバい。何書こうか。どこに対応付けするんだろう」とパニクってしまうのか、「アレ?これとこれはどっち書くのが正解!?」と思えるかの違いです。
結論。。
つまりは上手くいかないのは「サチノヒ」や「マーカーを使いこなした与件Check術」じゃない!って話です。フレームワークって何か専門的でカッコイイし、勉強やってる感があるからねぇ。でも大丈夫ですよ!こんなレベルの高い勉強続けてる我々なら、フレームワークなんかのテクニックは何回かやれば覚えられますから。
それよりも「もっと手前の地力がない」から戦えなかったんですよ。自分の場合は。
1次知識の地盤がゆるいからサチノヒが機能しないの。「サチノヒマッシーン」にメリデメの選択肢を自分で10個作り出した上ではめ込むのか、2個しかない状態で当てはめるのかってことです。
では求められる状態とは?
1次知識について、中心的な論点でメリット・デメリットの選択肢を3~5個ぐらい自分で作り出せること。う~ん。そうですねぇ。例えば多角化戦略についてはこんな感じでOKです。
□メリット(表側の要素)
・依存脱却や既存事業のリスク分散(無関連多角化)
・範囲の経済や既存事業とのシナジー(関連多角化)
・事業拡大に伴い収益向上の期待
・経営資源の有効活用(組織スラック)
■デメリット(裏)
・経営資源や自社の強みの分散
・新規投資のリスク ・新規事業ではノウハウなく損失の可能性もある
おススメの学習方法は?
1次試験と同じで!とにかく「アウトプット型」の学習をおススメします!
①過去問で「広く!」経営学の知識が必要になりそうな単語や文書をピックアップ
R3・事例Ⅰなら
家族経営/下請/社内、社外の職人/小ロット/新規参入が容易…
➁拾った単語や要素を使って、自分で「こんなことを聞かれたら困るな」という設問を考えて答えてみます。不正解はないルールにして何を答えても全部正解です!分からなければそこで初めて辞書代わりにテキストで知識を補充します。
家族経営の反対は?
小ロットのメリデメは?
新規参入が難しい場合とは?
■これが上手く機能してくれば、逆に記述から何の論点なのかも分かるようになってきます。
③声を出して説明するのがGood!でした。時間もかからないし、書いてたらキリがありませんからね。よほど気になったらメモにしても良いと思いますが、皆さん1次に受かってるんだから答えを見ればだいたい知ってるんですよ。重要なのは「自分で瞬発レベルに解答要素を作り出せるか」!
→その上で「サチノヒマッシーン」に放り込んでみたらいいのです(^^♪
おわりに
つまずいてるのはソコじゃないかもよ。テクニックに走る前にもう一度「基本のキ!」を固めてみませんか。というご提案でした。
それでは。お疲れちゃーん。明日は「にに」の出番です。
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