【診断士2年目】複業を実践して気づいたこと

【診断士2年目】複業を実践するために

にのみ
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こんにちは!
まずは合格体験記の案内から!
道場メンバーを希望される方は1月中に、そうでない方も今後受験される方のため、自身の努力を振り返るためにもぜひご投稿くださいね!
どしどしお待ちしてます!!!


合格・不合格問わず受験体験記募集!

一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。あなたの貴重な経験が多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

公開先はこちらです

募集要項

  • 対 象:2021年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
    ※年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
  • 原稿量:自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
  • ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
  • ファイル題名:合格体験記(ハンドルネーム).docx (例:合格体験記(道場くん).docx)
  • 特典:「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
  • 期限:2022年2月5日(土)
  • 応募方法:Googleフォームにて募集(1月17日(月)より募集開始)
  • 問い合わせ:shindanshi.dojyo12@gmail.com

※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※ご提出いただいた原稿の著作権は、当「一発合格道場」に帰すものとします。

にのみ
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もうすぐ2022年も1月が終わろうとしていますね!
正月ボケもあると思いますが、自分の目標に向かって順調に進んでいますでしょうか?
定期的な現在の自身の位置確認をしておくといいと思いますよ!

そして本日は、先代投稿ということで、11代目の池ちゃんが来てくれました!!
1年目から精力的に多くの活動をなされてきた池ちゃんから、私を含めた新人診断士にとって非常に有益なブログ記事を投稿頂いたので、ぜひご覧ください!

おはようございます。
11代目のいけちゃんです。
大変ご無沙汰しております!
「お前なんて知らねーよ」という方、はじめまして!
2020年~2021年頭くらいまで一発合格道場で執筆していた企業内診断士です。
(合格体験記はこちら、執筆当時の記事はこちら

久しぶりに一発合格道場読者の皆様とお話したくなり、投稿しました。
今日は試験に関する情報はお伝えしまませんが、
ちょっとだけ合格後の未来をイメージいただくための体験談と情報をお知らせしたいと思います。

診断士一年目を過ごして

診断士一年目の活動については、「診断士一年目の活動「書く」」というタイトルで昨年記事にまとめました。
そこでも書いたとおり、当初1年間の活動として「受験生支援」に関わりました。
この一発合格道場はもちろんのこと、タキプロねくすと勉強会での事務局活動、「全知識」「全ノウハウ」の執筆、まとめシートの校正など、様々な形で「恩送り」に携われたことは幸いでした。
受験生支援は「学び直し」になったことはもちろん、合格同期・先輩診断士・受験生とのネットワークづくりに役立ちました。
また、それが二年目以降の活動・仕事につながったという意味で、良い時間の使い方になったと思っています。

一年目の後半からは、そのご縁を通じて「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」(通称「もの補助」)の他、「事業再構築補助金」などの事業計画策定のお手伝いをすることになりました。

「複業」と「インプット」を実践した診断士二年目

二年目は、一年目の時に増して、補助金に絡む事業計画書の策定のお手伝いに注力して、板金工場や建設業者、介護サービス事業者など様々な業種の事業者をお手伝いしました。
資金面で慎重に検討した結果、申請自体を取りやめる事業者もいましたし、私からのアドバイスがきっかけで事業計画を一から見直された事業者もいらっしゃいました。

採択後の実行支援・・・までやれたら理想なのですが、今のところごニーズはありません。
ご支援した事業者は、自らの経営資源や外部環境を踏まえて身の丈にあった事業計画を計画した賜物だからこそなのですが、
将来は実行支援の機会も得られたらと個人的には思っています。
事業計画の策定という取組みを通じて、様々な業種の事業運営上の勘所について知ることができ、この取組みを続けていくことが将来につながる予感がしています。

補助金なしでもその事業計画をやり抜く覚悟と根拠をお持ちの事業者、
事業計画を第三者と真剣に練ることができるから補助金申請するのだという事業者、
との出会いの中から、経営者の信念やこだわりに触れて「この人たちを応援したい!」という気持ちが内からこみ上げました。
事業者から直接いただいたお礼のお言葉も含めて、かけがえのない体験となりました。

また、二年目以降は「取材の学校」を運営するプロデューサー・ハウスさんから様々なお仕事をいただきました。
月刊 『企業診断』の記事を何本か執筆した他、とある企業の教材制作や書籍の出版プロジェクト(現在進行中)など、
診断士合格前には想像もつかなかったようなお仕事に触れています。

複業を実践する中で気づいたのは、インプットなくしてアウトプットなし、ということです。
現時点の能力や経験だけで仕事をしようとすると、私の場合明らかに不足を感じましたし、限界がありました。
アウトプットのためにインプットをする、その繰り返しなのです。
自分の得意領域を極めていくもよし、対応可能な領域を広げていくもよし。
誰に価値を提供しようとしているか次第ですが、自分のケイパビリティを拡大していくことが提供できる価値につながる実感があります。

インプットの方法はいくらでもありますが、中小企業診断士になると、継続学習の機会が豊富なところが素晴らしいと感じます。
各協会に所属すると様々なテーマの研究会やプロコン塾(マスターコース)があり、活発に活動しています。
(一例)東京都中小企業診断士協会 研究会一覧(東京協会の場合、各支部の直下にも研究会があります)、東京協会中央支部 マスターコース一覧

私の場合、診断士二年目からはインプットの質自体を上げる必要性を感じて、マスターコースの入塾を検討しました。
一年目の時も検討したのですが、「焦らなくてもいつでも入れるだろう」と考え、時間的な余裕がないことを理由に見送ったのでした。
せっかくだったら口コミを重視しようと、合格同期でいち早くマスターコースに参加された方の意見を参考にしながら、入塾するマスターコースを探しました。

様々なマスターコースの入塾を検討した結果、体系的・理論的にコンサルティングを学び、卒業後も活動を関与できる点に魅力を感じて「経営革新のコンサルティング・アプローチ」に参加しています。
講義・演習の二部形式となっている点が特徴的で、講義は毎回100ページを超えるような分厚いテキストが事前配布されます。
演習は毎回メンバーをシャッフルしてグループを作り、次回の課題発表に向けて毎月3~4回オンラインで打ち合わせしながら進めていきます。
演習は様々なテーマでモデル企業にコンサルティングを行うという仕立てになっています。
自分自身の作業スキルが向上することはもちろん、他の受講生のやり方や成果物から自分では思いつかなかったような気づきを得られています。
でも、「楽しすぎる飲み会」に一番魅かれたというのは内緒です・・・(笑)

気づき●現時点のインプットだけで仕事をすると幅が狭まって「もったいない」
●アウトプットに追われるだけでは、顧客の期待に応えられない

組織内診断士の限界と可能性

いずれかの企業に勤務しながら活動する中小企業診断士のことを「企業内診断士」「組織内診断士」と呼称したりします。
「企業内弁護士」(インハウスローヤー)の診断士版みたいなものでしょうか。
勤務先での仕事に従事しながらの活動なので、
「時間をどのくらい費やせるのか」
「報酬を受け取れるのか」
「どんな仕事なら受けられるのか」
など、個人事業主/経営者として活動されている「独立診断士」の方と比較すると、様々な制約があります。

そうした中、道場の先輩、10代目ちこまるに「複業の秘訣」をインタビューする機会を得ました。
ちこまるは、勤務先でのワーク・ライフバランス・コンサルタントとしての仕事はもちろん、
育児・診断士活動・自治体での委員会活動・インプットの両立を実践しています。
インタビューの詳しい内容は月刊 『企業診断』2021年6月号をご覧いただくとして、
(Webサイト中に「品切れ中」とありますが大型書店だとバックナンバーとして置いているところもあるようです)

特に以下の話については、大きな影響を受けました。

気づき多様な専門分野を持つ診断士がチームを組むことで、相乗効果を生むことができる
●働きすぎることは生産性を下げる。責任を持ってやれる仕事を選び、期待以上の成果を出す

仕事を任せてくれる人の期待に応えるために、あらん限りの時間を投入する。
それが責任を持って仕事をすることだと考え、時には深夜まで頑張っていました。
専業の方と比べて投入できる活動時間は限られる、という当たり前の事実に目を背けて、
健康を損ねかねない、持続不可能な働き方になっていなかったか、猛省することになりました。

「生産性」や「相乗効果」を意識する。
診断士試験を通じて散々学んだ大事な考え方だったはずのに、自分自身のこととなると、全く実践できていなかったのです。

一方で、全ての中小企業診断士の中で組織内診断士は7~8割を占めます。
所属されている組織の一線で活躍している方々ばかりです。

「将来の独立を見据えて四方に種をまいている方」
「必ずしも退職・独立は考えずに勤務先でこそ力を発揮したいと考える方」
「自己啓発のために資格を取得した方」

属性も考え方も将来の目標も様々ですよね。

そうした組織内診断士が協働していけば大いなる可能性があると考えた有志の方々で、
2021年11月4日(中小企業診断士の日)に「組織内中小企業診断士協会」という団体が立ち上がっています。
(一発合格道場初代のJCも発起人の一人です)

協会設立までの経緯や想いについては、土屋俊博さんのnoteもご一読ください。
具体的な活動はこれからで、私もまだあまり参加できていませんが、組織内診断士が巻き起こしていく化学反応にワクワクします。
気になる方は登録されてみてはいかがでしょうか。

チームで仕事をする効果:+、×、÷

企業の教材制作に関するお仕事の依頼を受けた際、案件全体のコーディネートを担当しました。
講師担当の仲間にコンテンツ制作に集中してもらうため、企業との交渉や各種調整を担いました。
独立診断士もいれば、私と同じく企業内診断士の立場の方もいて、勤務先の仕事が繁忙期にあたると稼働が難しくなります。
チームで仕事をするからこそ、稼働が難しい時期は別のタスクを回したり、お互いに助け合えました

書籍の出版プロジェクトでも同様の経験をしました。
チームメンバーは全員中小企業診断士ですが、弁護士・税理士・司法書士・社会保険労務士もいて、各々が専門的な視点から執筆しています。
法律が絡むテーマなので「誤謬が許されない」というだけでなく、書籍である以上、あらゆる知識レベルの読者を想定してわかりやすい表現を目指す必要があります。

「こんな風に構成したら、もっとわかりやすいのではないか」
「この表現は誤った認識を生むかもしれないから、こう直そう」

などと建設的な議論が飛び交います。
タスクを分担すると、どうしてもメンバーごとに進捗状況にバラつきが生じることとなり、コミュニケーションのために時間を割くことになります。
ただ、メンバーがお互いの得意分野を持ち寄っているからこそ、コンテンツがブラッシュアップでき、その効果はコミュニケーションコストを上回ることは間違いありません。

出版までにはまだ時間がかかりそうですが、このプロジェクトもまた、得意分野を持ち寄ってカバーできる領域を増やせた実体験となりました。

気づき●チームで仕事をするとタスクを分散できて、繁忙期に仲間のリソースを活用させてもらうことができる(「÷」)
●お互いの得意分野を持ち寄ってカバーできる領域を増やすこともできるし(「+」)、化学反応で思わぬ成果を得ることもできる(「×」)

こうした経験を経て、組織内診断士が自ら案件を獲得していくためには自分ひとりのリソースだけで勝負するのではなく、チームを組もうと考えました。
横のネットワークを形にしたいと思ったからです。

そこで、「企業で培った力を、複業を通じて広く社会に還元したい」という理念の下、
志を同じくする同世代のメンバーで集まり、「複業人材集団BRMz」を立ち上げました。
複業スキルを高め経験を積み、それを自社に還元することで、若手複業人材のプレゼンス向上の実現を目指します。

顧客企業からの依頼に基づき、BRMzのベストメンバーでプロジェクトを組み、ご支援させていただく仕掛けを予定しています。
立ち上げてまだ間もないのですが、早くも様々な業種の企業や地方自治体、官公庁と交渉を持ち、具体的な案件も始動しています。
自分ひとりで行動しているだけでは獲得できなかった話ばかりで、チームを組む効果や意義を実感しています。

近く、同世代(20~30代)の組織内診断士を対象としたコミュニティ事業を立ち上げます。
アウトプットの機会をしっかりモノにしていくため、メンバー間で知識やスキルを共有していくコンテンツを企画していきます。
「若手(20~30代)」+「複業(実践を予定されている方を含む)」というワードにピンときたら、ぜひご連絡ください!
若手複業人材コミュニティ「BRMz」のご紹介

一発合格道場を離れたらブログを執筆する機会はほとんどないと思っていたのですが、
BRMzのWebサイト上で月1回、経営者や人材採用担当者の方に向けて記事も投稿しています。
アウトプットの機会があるからこそ、あらためて勉強し直す必要も出てきて、良い循環につながっていると感じます。

まとめ

二年目の活動の中で、「メイン(本業)」と「サブ(副業)」の仕事という関わり方から、「チームで複数の仕事をする体制(複業)」の構築に踏み出しました。
依然として、平日の夜間や週末での稼働が中心にはなりますが、「片手間」とか「趣味」ではない「本気」の仕事をしていきます。
そのための様々なチャレンジを通じて新しい視界も見えてきました。

「一発合格道場」というプラットフォームを通じてご縁が出来た皆様とは、必ず診断士としてご一緒出来ると信じています。
Twitter(@apple_cinamone)でも好き勝手に呟いていますので、よろしければ絡んでくださいませ。

それではまた、どこかで。

にのみ
にのみ

本日は先代の池ちゃんからの投稿でした!
2年目ということで、自身が注力される点をはっきり意識されながら、その中で得たもの、改善点等々多くの気づきがあったようですね!
読者だけではなく、私も多くのことが池ちゃんの記事から感じました!共感された方は、ぜひロールモデルとして参考にしてみてくださいね!
そして、合格体験記もどしどしお待ちしてますよ〜!!!

🚀🚀🚀🚀🚀🚀🚀🚀ロケットスタートセミナーのお知らせ🚀🚀🚀🚀🚀🚀🚀🚀

はかせ

ヒ〜ハー!

ゆるわだ

はかせ〜、どうしちゃったの?

そんなにゆるゆるしてなくて?

はかせ

ヒ〜ハー!!

ゆるゆるなんてしておられんぞっ!

ついに、ついにこの時が、ロケットスタートセミナーの時期が来たんじゃ!

ゆるわだ

ねぇねぇ、ゆるゆるしようよ〜

はかせ

(ワシの話聞いとる…?)

説明しよう!

ロケットスタートセミナーとは、中小企業診断士1年目に誰よりも素早くロケットスタートするためのセミナーじゃ!

日本人初の宇宙旅行をした前澤友作氏もびっくりじゃぞい!

開催日時は次の通りじゃ!

ゆるわだ

大変だ!

僕もしっかり固めておかないと!

🚀開催日 2月20日(日)
  15:00~17:20 セミナー
  17:30~18:30 懇親会
🚀場所 zoom
🚀募集期間 2月2日(水)12:00 ~ 2月15日(月)18:00
🚀参加要件 2021年度 合格者

<詳細、申し込みはこちらから>

はかせ

無限の彼方へ、さあ行くぞ!

ゆるわだ

1年目から、バズりたいイヤーに!

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