新旧QC7つ道具について

みなさん、こんにちは。ITOです。
先日、診断士登録証が送られてきました。どこぞの診察券みたいですが
れっきとした経産大臣の印影つきです。
そして、さっそく企業様の診断を開始しました!実務はやはり気が引き締まります。
今回はとあるIT系の研究開発特化型企業様。そういえば2次試験の過去問であったような・・・。2次試験の事例も重要な企業事例と捉え、足りない経験は知識でカバー。そのうち経験が知識を上回るだろうことを期待しつつ、トライしています。


さて本題。
みなさん、QC(Quality Control)活動ってやったことありますか?
私は、就職した会社で入社2か月目にやりました。
その会社では「ひとりQC活動」と呼ばれており、まー、いわゆる形だけってやつです、ハイ。

そのQCの7つ道具について、少しまとめていきますと、Ozさんの過去記事にもありますとおり、旧の方は数字を中心に扱うのに対して、新の方は言語を中心に扱う傾向があります。
おさらいしましょう。

QC7つ道具
①パレート図   出現頻度と比率を把握する
②層別グラフ   いくつかの層(かたまり)に分割する
③チェックシート 定量把握。簡単に記録できる
④ヒストグラム  データ分布を把握
⑤散布図     2つの特性、相関、異常値等を把握する
⑥管理図     測定データを時系列に。管理境界線との関連。
(心電図みたいなもの)
⑦特性要因図   結果と原因を階層別に整理(魚の骨)

よく出題されるのは、パレート図。実際にもABC分析などをするときに
よく使われますね。
あとは、特性要因図。こちらは昨年2次試験で、生産現場のブレストをまとめる、
といったときに使われていました。

さて、ここまでは実際に会社でもよく使います。それは数字に表していることで課題の見える化や改善提案の説得力として有効だからだと思います。

さて、問題は新QC7つ道具。これ、ぱっと言えますか?
スラスラ言えたアナタ、さすがです。
自分は、なかなか頭に入らず苦労しました。

新QC7つ道具
(1)親和図法      似たワードをグルーピング
(2)連関図法      解決すべき問題の原因究明のために、要因を記載していく
(3)系統図法      目的と手段を多段階に展開する
(4)アローダイヤグラム クリティカルパスを見つける
(5)マトリックス図法  行列形式で相互関連性を整理する
(6)マトリックスデータ解析法 唯一数値データを扱う。データを2軸で整理する
(7)PDPC法     過程計画決定図。計画外の対応策も検討する

この中では、それぞれの手法の特徴など知識を問う問題と、アローダイヤグラムでクリティカルパスを計算させる問題が出やすいです。

QC活動は、運営管理ではとても重要な事項と思います。
なぜなら、運営管理といえばQCD。その「Q」だから。

初代ハカセさんのファイナルペーパーをみると・・・冒頭に

 あなたは突然「C 社工場長」に就任した。
 慣れないことなので、「QCD」「QCD」とつぶやきながら歩いている。
 慣れないことなので、「全体最適」「全体最適」とつぶやきながら歩く。
   ・・・

すなわち、1丁目1番地なんですね(古いっ(汗)

なお、覚え方ですが、ちょうど7代目フェイマオさんが企業診断5月号の一発合格コロ合わせ道場に寄稿されているのでぜひご覧ください!
(ちなみに私はこの雑誌、合格してから知ったのですが、受験生時代に知っていれば・・・と思うほど良記事がそろってます。道場の先代たちもたくさん寄稿されています。あっ、回し者ではアリマセンYo!)

最後におまけ
ISOシリーズ、覚えにくいですよね。
ちょっと捻ってかんがえてみました。ご参考になれば幸いです。

ISO9000 → 品質の「品」=9画
ISO14000 → 環境の「境」=14画
ISO2200 → ににんがし(九九)→食品(「し」ょくひん)

以上、ITOでした。
ではでは。

>* ))))>< 道場春セミナーin大阪のお知らせ >* ))))><

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年5月27日(土) 14:00〜17:00
□ 会場:クレオ大阪西 研修室
□ 定員:20名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!


★詳細はこちらから★
※定員に達し次第締め切りとさせていただきますので
お早目のお申し込みをお願い申し上げます

>* ))))>< >* ))))> < >* ))))>< >* ))))>< >* ))))><

皆様からの応援が我々のモチベーション!!
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします。↑

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です